会話77 その6
「なに

なに

いいことって

」

「ジャ~ン

おみくじです」



目の前におみくじをひろげて自慢顔


「なんや中吉


中途半端やな~」
「え~。。。これでも
出世したのに~

」
「しゅ

しゅっせ

」
「今年のお正月は半凶だったんですよぉ~

」




「え~その方がめずらしいでぇ。。おみくじまで変わってるなぁ~。。わこは」
「それより。。。ほら。。ほら。。」
おみくじを


ユラユラ



ヒラヒラする


わこ。。。
「え~

」
「せんせい。。気が付きませんか



ヒラヒラ


」
「わ

わからん」
「もう。。。
うめです

梅の香りつきおみくじ!」
「え

どれどれ。。。」
「ねっ

」
「ほんとだぁ」


「100円と300円のおみくじがあって、はりこんで
300円にしたのですぅ~」
「はぁ。。それがいいこと

」
「しかも、友達は末吉だからわこの方が梅の香りがつよかったのです!」
「はぁ。。偶然でしょう

。。でも梅っていうより。。梅のガムってにおいやな」
「
ガム って!!そんなぁ


せんせい。。バチあたりますよぉ」
「バチって?当たると。。復縁するのかな

」
「きっと、せんせいがかまくらをくぐるとフンをふんじゃいます

」



「はいはい。。。すごいバチですね!。。で、終わりですか

」
「それから。。
抹茶アイス たべて。。
くろごまアイス たべてぇ。。
プルーン でしょ。。
ハーゲン。。。でぇ~最後に『

じゃんカラ

』行っておしまい」
「ふ~ん。。。で、何しに京都へ?」
「じゃんカラ

たのしかったぁ~

」



