
きのうマルコメ孫(中1)からワカサギ釣りに行こうとせがまれてきょうしのつ湖へ行って来た

しのつ湖は札幌から50kmほどの新篠津村にある石狩川の用水路的な場所だ。その南端釣り場で・・

昨夜、インターネットで“にわか情報収集”しての身支度だ。竿はある。仕掛けとエサは現地調達とした

9時半に出発し11時過ぎに着いた。この「むにゅむにゅむにゅ・・」は初めての場所だ。マルコメ孫は一度来たことがあると・・・

何とか「しのつ湖」に着いた。凍れる日だ。ラジオでは一日中氷点下の気温だと言っていた

駐車場のおじさんが目立つ服装だ


初めて来たがどうしたらいいのか?と尋ねるととても親切に教えてくれた


前方左手の管理人事務所へ受付に・・。「有料釣り小屋は使用できますか?」と聞くと「満室だわ」と


シーズンが始まったばかりだし休日だし、朝一番で並ばないとだめだよね

釣魚料と仕掛け2つと赤虫1パック分、合わせて1,900円を払って“露天釣り”となった


周りのビニールハウスは全て有料の釣り小屋だ。風除けと灯油ストーブで暖もとれるようだ

その前で露天釣りをしている人はこの「むにゅむにゅむにゅ・・」らと同じ有料釣り小屋に入れなかった人だろうか


マルコメ孫の開けた釣り穴に竿を下げた。じーっと待つも鼻水ばかりで竿先がピクリともいわない・・“ただ寒い


2~3度マルコメ孫にもアタリは来るが食いつかない。そんな中、会場に放送があり、「札幌凧の会の田中光夫さんがこれから凧を揚げます。皆さんもご存知の有名な田中さんです」と

田中さんは毎年正月に札幌の伏古公園内で連凧を揚げることでも有名な人だ。この「むにゅむにゅむにゅ・・」も知っている

するとあっと言う間にするするすると100連凧が風を受けて空高く揚がった

釣りに来ていた子供たちにも凧糸を持たせて喚声が上がった


次に大きなカイトがカメラを吊り下げて空高く揚がった

田中さんに聞くと空から釣り人を撮影するために来た・・と

人間より大きなビッグカイトだ


釣れないワカサギよりこっちに興味が湧いて・・しかしマルコメ孫はひたすら竿先を見つめて


もうひとつ見学をした。周辺の有料釣り小屋を

ビニール室内はドアを開けるとムッとする暖かさだ


この通り、この釣り小屋では親子が釣っていた。竿を5本ほどでバケツ3つに釣れたワカサギが“このとおり”

何でだべ~って思ってしまった


“釣果0”そして“寒さの限界”・・13:30に竿を上げた

靴下を重ねて履いているが冷たくて冷たくて

11:30に竿を入れて2時間。ここに来てからもずう~っと氷点下だ

我慢していたマルコメ孫も遂に「じいちゃん、止めるべ~」って

じいも二つ返事で竿を上げた。鼻水が落ちるし・・「温泉へ寄って帰るべ」となった

管理人さんに温泉情報を聞いて、釣り場からすぐ近くの温泉へ急いだ


早く温泉に入って温まりたい



マルコメ孫曰く、帰りの車内で「きょうの釣りのことは忘れてしまう。きょうのワカサギ釣りは無かったことにする」って


