されど鹿児島

日々の生活の中で見聞したことをメモと画像で綴るブログ

小鹿田焼

2006年01月19日 | その他
 七草の様子を撮って以来シャターを押す機会がなくブログは停止状況が続いている。デジカメをはじめて買ったh14年2月当時に撮影した小鹿田焼(おんたやき)〔大分日田市〕の壺をお蔵入りしていたCDから取り出してみた。
 小鹿田焼の窯元は一子相伝の伝統があり10軒だけで相続しており,土つくりは水車を利用した唐臼で砕き,温度はさほど高くないようだが登り窯を使って焼いている。ロクロは蹴ロクロが主で,技法は飛びかんな,刷毛目,櫛描き,指描き,流し掛などが主で実に素朴で泥臭いなんともいえない味わいを醸し出している。
 世に知らしめたのは英国の陶芸家バーナードリーチだといわれている。


  黒の光沢とまばらな地肌,流しかけの垂れ具合いが面白くて買った雲助(高さ26㎝)


  飛びかんな,指描き,櫛描きと流し掛けの壺(高さ30cm)


  刷毛目,指描き,櫛描きの技法が使われた壺(高さ22cm)

七草祝い

2006年01月09日 | 伝統
 鹿児島では数えで7歳を迎えた子供たちは正月七日の朝,晴れ着に身を包み氏神様にお参りをした後,親戚知人宅を七軒回り七草粥をもらいます。これを食べると健康な子に育つといわれ,少年期のスタートを切る行事でもあります。
 雪マークの天気予報が見事に外れ晴天になったのでスナップ撮影に出かけてきました。ホームページにも掲載しました。ここです












春牡丹

2006年01月04日 | 

 昨日仙巌園での年始会のついでに春牡丹を撮ってきた。
 仙巌園では毎年暮れから正月明けにかけて島津牡丹展が開催されており,今年も24種400本余りの春牡丹が展示されている。暮れの22日の雪の積もったときに撮ると風情のある写真になるのではと思いながらも冬の日差しの中での撮影をしてきた。







焼き海老雑煮

2006年01月03日 | 伝統
    焼き海老雑煮

 新年 明けましておめでとうございます。
 今年も島津家の焼き海老雑煮の年始会に行ってきました。
 この雑煮の特徴は,鹿児島特産のクマエビを焼いて干した焼き海老を,一昼夜水に浸してとった汁をだしにして作るところにあります。お雑煮の内容も焼き海老と餅の他には里芋と青菜のみで,あくまでもこのだし汁と味を損なうことのないようにしてあります。 いただきます。


     磯仙巌園秀成荘に迎え入れられる皆さん


     いただく前に一枚パチリ


     島津家当主のご挨拶の後,ご馳走になる。


     これは我が家のお雑煮です。