されど鹿児島

日々の生活の中で見聞したことをメモと画像で綴るブログ

甲子園の切符は鹿工高校

2006年07月22日 | その他
 昨21日行われた今年の甲子園行きの切符を手にしたのは県立鹿児島工業高校だした。
 今年の大会は、甲子園常連校の樟南、鹿実、そして最近台頭の神村学園が早々と破れ、シード校8校のうち準決勝に残ったのは第3シードの今大会優勝した鹿児島工業だけだった。ということは県内高校の都市部と地方の差がなくなったということを意味し、野球留学のいない公立の高校が力をつけ頑張っていることになり喜ばしいことである。
 鹿児島工業高校の健闘を祈る。



優勝が決定し喜ぶナイン



ジャストミート



ナイススイング



ダイビングキャッチ




知覧の水からくり

2006年07月14日 | 伝統
 知覧といえば全国的には太平洋戦争末期の特攻隊出撃基地して知られているが伝統的なものとしては知覧提灯のほか農村文化の伝承としての豊玉姫神社の水車からくりがある。その起源については不明であるが、水路の歴史から見て安永9年から明治維新前までになるのではないかといわれている。
 田植えの忙しい時期に精密なカラクリの製作に励んだ人たちの心には、カラクリ人形の美しさ面白さへの率直な感動と芸術への関心があったに違いないと思っている。


水からくり館の全景


矢を放つと


扇が落ちる仕組みになっている


動力の水車


水車小屋の装置は思っていたよりシンプルだが、舞台では複雑な動きをする


上演は1回あたり3~4分 無人でも故障しない限りひとりでに繰り返し上演され、近郷の皆さんが立ち代り気ままに楽しんでいる。

飯倉神社の田の神舞い

2006年07月12日 | 伝統
7月10日の午後2時、和銅6年(奈良時代)の創建といわれる川辺町の飯倉神社で、県内で一番遅いお田植え祭り。飯倉神社周辺の三地区(実や松崎、宮小路、松崎)が毎年交代で田植えに参加して棒踊りを奉納する。本祭りから神田までのご神幸、お田植えが済むと再び神社に帰り、社殿で田の神舞いを舞う。(南日本新聞生活情報誌てぃーたいむから抜粋)


早乙女が神田に早苗を運ぶ


鍬を持ち、種の入ったワラットを背負った田の神が入場し


~秋の田の穂を照らす稲妻の光の間に神ぞ生ずるで始まり・・・・・


・・・・稲の長さ一尺八寸 実の回り一寸八分ばかりころころ 稲の穂がぶらぶら~と豊作を祈って終わる。