されど鹿児島

日々の生活の中で見聞したことをメモと画像で綴るブログ

小鹿田焼

2006年01月19日 | その他
 七草の様子を撮って以来シャターを押す機会がなくブログは停止状況が続いている。デジカメをはじめて買ったh14年2月当時に撮影した小鹿田焼(おんたやき)〔大分日田市〕の壺をお蔵入りしていたCDから取り出してみた。
 小鹿田焼の窯元は一子相伝の伝統があり10軒だけで相続しており,土つくりは水車を利用した唐臼で砕き,温度はさほど高くないようだが登り窯を使って焼いている。ロクロは蹴ロクロが主で,技法は飛びかんな,刷毛目,櫛描き,指描き,流し掛などが主で実に素朴で泥臭いなんともいえない味わいを醸し出している。
 世に知らしめたのは英国の陶芸家バーナードリーチだといわれている。


  黒の光沢とまばらな地肌,流しかけの垂れ具合いが面白くて買った雲助(高さ26㎝)


  飛びかんな,指描き,櫛描きと流し掛けの壺(高さ30cm)


  刷毛目,指描き,櫛描きの技法が使われた壺(高さ22cm)