なすがままに

あくせく生きるのはもう沢山、何があってもゆっくり時の流れに身をまかせ、なすがままに生きよう。

「かしわめし」モード

2007-06-03 11:50:39 | 昭和
折尾関連のHPを読んでいたら急に「かしわめし」モードになった、早速買いに出かける、場所は遠賀川沿いにある東筑軒の工場の売店である。売店とは言っても事務所の一角に弁当を積み上げているだけだが、以外にお客は多い。
 かしわめしは東筑軒に似せた弁当が市内のスーパーやコンビニに並んでいるが東筑軒の味を知っているものにとっては邪道である。味付けが濃くも薄くもない、だから、隅にある奈良漬けやこんぶの佃煮の塩気が美味しく感じる。7のかしわ弁当の濃い味付けから比べると上品な味付けだと思う。値段が750円もするのに人気があるのはそんな理由からなのかもしれない。数年前北九州に久しぶりに帰って来た知人に「何が食べたい?」と尋ねたら、迷わず「東筑軒のかしわめし」と答えたので駅まで買いに行った事がある。その日の歓迎の夕食はかしわめしのみだった、出前の寿司など要らないという。知人に言わせると「食べたい時にかしわめしが食べれるのは幸せよな、こればかりはネットで注文する事もできんけの」。そんな事を思い出しながら今は亡き知人の事に想いをはせた。