ジョニー・デップの映画『妹の恋人』（Benny & Joon 1993年 米）

【解説】
　ジョニー・デップとメアリー・スチュアート・マスターソンが演じるとても変わった二人が恋に落ちるロマンティック・コメディ。『 妹の恋人 』は、兄妹そして恋人同士の愛と理解を描いた素晴らしい物語。映画『 妹の恋人 』自体は小さな作品ではあるが、多くのファンから支持され続けている。

　『 妹の恋人 』のストーリー。精神病を患う妹ジューン（メアリー・スチュアート・マスターソン）を、両親の死後ずっと見守り続けている兄ベニー（アイダン・クイン）。仕事の間妹の面倒が見られないベニーは精神科医の紹介で家政婦を雇うのだが、繊細な神経を持つジューンはことごとく彼女達を追い出してしまう。ひょんなことからそんな二人とバスター・キートンの格好をした可笑しな青年サム（ジョニー・デップ）が一緒に暮らすようになる…。

監督： ジェレマイア・チェチック　Jeremiah Chechik
原作： バリー・バーマン　Barry Berman
　　　　レスリー・マックネイル Lesley McNeil
脚本： バリー・バーマン　Barry Berman
音楽： レイチェル・ポートマン　Rachel Portman
主題歌： プロクレイマーズ　Proclaimers 　"I'm Gonna Walk (500Miles)"
　
出演： ジョニー・デップ　Johnny Depp サム
　　　　メアリー・スチュアート・マスターソン　Mary Stuart Masterson ジューン
　　　　エイダン・クイン　Aidan Quinn ベニー
　　　　ジュリアン・ムーア　Julianne Moore ルーシー
　　　　オリヴァー・プラット　Oliver Platt エリック
　　　　ＣＣＨ・パウンダー　CCH Pounder　Garvey医師
　　　　ダン・ヘダヤ　Dan Hedaya トーマス
　　　　ウィリアム・Ｈ・メイシー　William H. Macy　ランディ・バーチ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (映画の森てんこ森)



ジョニー・デップ　Johnny Depp サムとメアリー・スチュアート・マスターソン　Mary Stuart Masterson ジューン


　

　ジョニー・デップの名前につられてBS2の映画を観た。彼の“パイレーツ・オブ・カリビアン／ワールド・エンド”を観た時、こんなひょうきんな役もやるのかと思ったものだが、テレビ「英語でしゃべらナイト」でアメリカ在住の女優の清水美砂がインタビューした時、彼女がとても興奮していたのを覚えている。“スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師”の後のアカデミー賞授賞式直前には、映画評論家の渡辺祥子も「ジョニー・デップ」に取ってもらいたいと言ってきゃーきゃー浮ついていた。そんなこんなで小父さんもいつの間にかにファンになっているが、この映画でも「パイレーツ・オブ・カリビアンみたいな演技をもうやってるやん！」と思った。確かロックを歌っていて横滑りで俳優をやっているのかと思ってたけど俳優歴も長そう！

　それと映画を観ていてジョニー・デップは脇役なのかと思っていたが、クレジットはちゃんと一番前なのだ。ところが原題を調べると“Benny & Joon”でやはりデップは出て来ない。うん、益々彼に興味が湧いてきた。“ネバーランド”はよかったな。ギャング役の“パブリック・エネミーズ”も彼を観にいったのかな？（笑）。ジョニー・デップ＆アンジェリーナ・ジョリーの“ザ・ツーリスト”は見逃せないぞ！（笑）。おっと忘れてた。映画『妹の恋人』（Benny & Joon　1993年　米）もとてもよかった！！！



Benny & Joon Official Trailer #1 - Johnny Depp, Julianne Moore Movie (1993) HD