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小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

映画「麻雀放浪記」

2008年01月31日 | 映画
本物のろくでなし、あんたに惚れた。

 負けた奴は、裸になる―
 それがキマリだ。
 あいつは俺の最後の持ち物なんだ。
 惚れているから…売り飛ばす。

 安全な行き方って奴は
 僕も捨てちまった。
 でも、あの人を女郎に売るなんて
 あこぎすぎるぜ。 」              
                      (角川映画HPより)

あらすじ
青春編 - チンチロ部落での「ドサ健」との出会いをきっかけに賭博の世界に足を踏み入れた「坊や哲」は「ママ」や「出目徳」らによって麻雀に深くのめりこんでいく。そして、「ドサ健」、「出目徳」、「女衒の達」らとの果てしない青天井麻雀は意外な結末を迎える。1969年1月~6月まで週刊大衆に連載。

映画 麻雀放浪記
原作小説の第一巻「青春編」が1984年に和田誠監督作品として映画化されている。戦後の混乱期の雰囲気を描いたモノクロームの映像、雀卓を舐めるように旋回するカメラワーク、そして実力派俳優達が演じるばくち打ち達、これらが相俟って、麻雀を知らなくても楽しめる第一級の娯楽作品に仕上がっている。桜井章一の雀技指導により、「つばめ返し」等のイカサマ技を見られるのも魅力。

製作:東映、角川春樹事務所
監督:和田誠
キャスト
坊や哲:真田広之
ドサ健:鹿賀丈史
上州虎:名古屋章
出目徳:高品格
八代ゆき(オックスクラブのママ):加賀まりこ
まゆみ:大竹しのぶ
この映画のシナリオは、『シナリオ麻雀放浪記』として刊行されている。また、和田誠自身による撮影記が『新人監督日記』として刊行されている。
                           (wikipedia)


 BS2で昼やっていた「麻雀放浪記」の録画を観た。はじめ、学生服を着た坊やが、あまりにもういういしくて真田広之だと解らなかった。設定は戦後なので駐留のアメリカ人がたくさん出てくる。金も持たない坊やが麻雀打ってアメリカ人に殴られるは、クラブのママ加賀まりこ (とても魅力的)と真田広之がアメリカ兵の鹿内孝の強盗に会うは、導入もおもしろい。

 見せ場は、何度も囲む畳の上の雀卓だが、ドサ健:鹿賀丈史と出目徳:高品格のかけひきがいいねー。ドサ健に惚れ抜いているまゆみ:大竹しのぶが、なんともかわいい。初演だったか青春の門に出ていた時のようなイメージが、残っている。演出家の服部清治や明石家さんまは、これに惚れたんだ。ところが、ドラマは、大竹の持っている家の権利証を鹿賀丈史がとりあげて麻雀の支払に消えてしまったあげく、今度は大竹に女郎になれという。小父さんにはとんと博才がないが、それだけにひやひやして引き込まれていく。


  

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4 コメント

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Unknown (puri)
2008-01-31 14:48:38
こんにちは。

この作品観ましたよ(TV放映ですが)。内容の記憶がちょっと曖昧なんですが、大竹しのぶさんと真田広之さんはしっかり覚えています。

素敵でしたね・・。
真田広之さんは本当にいい役者さんになられましたね!
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セクシー (小父さん)
2008-01-31 15:22:00
むかし、真田広之のことを葉月里緒奈が夢中になって「誰でも好きになりますよ」ってせりふを覚えている。最近映画をよく観るようになって「promise」「亡国のイージス」「ラストサムライ」をのぞくとカッコいい、芝居がうまい、小父さんから見てもセクシーだ。

そういうイメージがあるのでこの「麻雀放浪記」で真田?って解らなかった。だから真田の役歴を見る上でも興味深かった。

返信する
見てみたい~ (えいみ)
2008-01-31 19:46:10
面白そうです^^加賀まりこは・・今の姿を思い浮かべると麻雀打ってるイメージだけど・・・昔の映像とか見るとホント可愛いですよね~♪見たい!
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加賀まりこ (小父さん)
2008-01-31 21:17:47
加賀まりこは、外人クラブのママでパトロンがいて、真田広之にタバコや麻雀の積み込みなんか教えて、グルになり若い真田を仕込んでいく役、うーん、だけど女盛りなのか一番売れてた頃じゃないかな。
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