小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

歴史ドラマ映画『ニコライとアレクサンドラ』(Nicholas and Alexandra 1971年 英・米) / NHK BSP  

2020年10月30日 | 映画
映画のストーリー(抜粋)
1904年、ロシア皇帝ニコライ2世(マイケル・ジェイストン)と皇后アレクサンドラ(ジャネット・サズマン)との間に皇太子アレクセイが誕生した。しかしすでにロシアでは貴族階級と労働者、農民との間には亀裂が生じていた。当時ロシアは日露戦争に足を踏み入れ、ロンドンでは亡命したレーニン(マイケル・ブライアント)、スターリン(ジェームズ・ハゼルディン)、クルップスカヤ(ヴィヴィアン・ピックルズ)、トロツキー(ブライアン・コックス)らが、労働者蜂起を企て、ロマノフ王朝打倒を目指していた。このような情勢の中、皇太子アレクセイの成長につれ、その体内に血友病が巣くっていることが明らかになり、その困惑のただ中に怪僧ラスプーチン(トム・ベイカー)が登場、不思議な力をふるって皇太子の危機を救い、このことからラスプーチンに対する皇后アレクサンドラの寵愛が始まった。

作品情報 (抜粋)
帝政ロシア最後の王朝ロマノフ家滅亡の悲劇を描いた作品。製作は「アラビアのロレンス」のサム・スピーゲル、監督は「パットン大戦車軍団」のフランクリン・J・シャフナー、脚本は「冬のライオン」のジェームズ・ゴールドマン、原作はロバート・K・マッシー ~ movie.walker    
  
  
 久々に、INTERMISSION(途中休憩)も入る大作を観た。この史実の中では第四皇女のアナスタシアの生存の伝説のテレビは何回か観たが、帝政ロシア最後の王朝ロマノフ家の全体が描かれているので、とても興味が沸いた。初めに日露戦争中だったんだろう、日本の名前が何度も出てくるし、怪僧ラスプーチンが登場して皇太子の危機を命を繋いだ話に、第1次大戦によるドイツからの宣戦布告などなど、見終った直後は何とも言えない印象だけが残った。小父さん的には、多くの忠告を受けながらのロシア皇帝ニコライ2世の無能さを感じたが、歴史と運命の中に置き去りにされたロマノフ家だったんだろう。



 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 仲邑初段が本因坊戦予選で勝... | トップ | 余録  音速の倍を超える巡... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ree)
2020-10-31 09:29:11
歴史ドラマが好きなんですが、一緒に見る人の好みと一致しないとなかなか難しいです。
ルイ16世の『ベルサイユ』なんて途中で父ちゃんが飽きちゃって最後のシーズンをまだ見ていないんですよ~。
返信する
reeさんへ (小父さん)
2020-10-31 20:07:59
>一緒に見る人の好みと一致しないとなかなか難しいです。
reeさんは一人の時間はないんですか?(笑)
我が家は二人共ずっと一人の時間です。
もっとも、家内は最近全くテレビを観ませんが・・・。

ヨーロッパ史が今とても面白いです。
この皇后アレクサンドラもヘッセン大公国 (ドイツ中部にかつて存在した国)のヘッセン大公ルートヴィヒ4世とイギリスのヴィクトリア女王の次女アリスの間の四女だし、ニコライ2世一家も英国に亡命しようとしましたが拒否されたと映画の中でありました。
返信する

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事