昨日記事投稿した、2日前黄金町エリアマネジメントセンターにあった【京都精華大ロシア「日本文化祭」ビデオ報告会】と同日開催された、オープニングパーティーに参加しました。
◎(会場案内チラシから)
-本企画は、アジアの複数の地域から集まった芸術家が、黄金町での約1ヶ月の滞在を通して、それぞれの日常的な背景を紹介する設定を行い、新たに制作した作品をその背景に結びつけて発表するという試みです。
(2会場それぞれ展示された作品テーマは、「黄金町バザールまちづくりニュース Vol,42」から引用)
●SiteA Gallery
1)ジヒョン・ムン(韓国・ブサン)
-部屋の壁を飛び越えて、より大きな世界の時間が流れ込む様子。
2)チェンタ・ユー(台湾・台北)
-色々な場所に旅をして、色々な人と交流を図ること。そのために色々な役柄を演じます。
●八番館
3)チェンタ・ユー
4)井出賢嗣(日本・東京)
-変化していくものを捉えて出すこと。
5)ペーパームーン・パペット・シアター(インドネシア・ジョグジャカルタ)
-歴史。
(案内チラシ解説要約)
周りを見渡ししてください。
あちらこちらに目を向けてください。
思いがけないところに彼らは住んでいるから。
この場所に住む精霊と出会う場所/これまでにあったことのない生き物と通じ合える場所/小さなことが起こす大きな変化を発見できる場所。
それは、この場所にあるすべての命があなたの手の小さな力添えで動き出すから。
~私見~
【アジア限定で黄金町に滞在しつつ、茶の間をイメージした作品を造る】という、欧米中心になりがちな国際展としては庶民的親近感ある楽しい催し物です。
去年の第4回ヨコハマトリエンナーレも、【東洋からの目線】といったモノが多かったような気がしました。西洋では、過去、何度か東洋が注目されましたが、あくまで西洋人的見方でした。21世紀になってから、アジア各国官民での情報発信や文化交流が盛んになり【リアルな東洋】が伝わるようになりました。それにつれて、途上国と見えられていた国の伝統文化への強い意識と、世界的表現文化が米国・日本サブカル文化に傾いているように見え、考えさせられます。
ですが、異文化を学び体験できる環境も整え増えつつあります。それでも、市民レベルまで広まっていなく個人になると格差が極度にあります。地域など小規模になると、なかなか情報発信が進んでいないようにも感じます。
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