横濱kabitanの、あれこれ話

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ひょっこりひょうたん島ライブ in 横浜ライブラリー

2008年08月22日 05時28分58秒 | NHK人形劇
:原稿ナシで書いていますので筆足らずでしたらすいません:

 二つの【予約事前申込制・ひょうたん島関連イベント】が二つとも当選したので、昨日はライブ(人形劇)を見に行けました。
 観客席で、近々同じイベントを行う予定がある地方から下見に来ていらっしゃっていた方と偶然、席が隣り合ったので色々お話しし観覧中すっかり仲良くなりました。その日、荷物が多くなるのを嫌って手製の名刺を持っていくのを忘れてしまいその方とはおしい別れ方をしてしまいました(私と同性の方です)。

 内容は、前半はキャラ説明やオリジナル放送時の時代背景から人形演劇についてひとみ座の座長さん(?)が細かく話してください、トラヒゲと海賊4人組・キッド坊や&魔女4人組(リカとマジョリカ島に魔女団体本部を置く魔女3人組)・カバチョ・博士ら子供達とサンデー先生・ダンディーがそれぞれのエピソードを交えながら持ち歌を歌う、文字通りの【歌謡ショー(笑)】。
 復刻版しか見ていない私としては、動いていて歌う魔女リカはこれが始めてだったのでとても新鮮でした。「夜を待とうよ」をライブで聞くと、思いっきりムード歌謡だったので思わず笑ってしまいました。
 後半は、ライブオリジナルエピソード「泣いたトラヒゲ」。
 単なるトラヒゲが、卵をかえして育てた鶏に卵産ませて商売にしようとしたけど全部雄鶏で計画が失敗したトラヒゲは切れて全部焼き鳥にしようとするのを、カバチョが先回りして鶏を全部逃がしてしまいトラヒゲ丸損という、お話。こうしたちょっとした小話も「ひょうたん島」らしい風刺が効いた笑える内容ですが、後半、育てた鶏が全部雄鶏と知ったトラヒゲが、突然、包丁研ぎ始める所はかなり怖いしその可哀想な雄鶏を逃がす際カバチョが怪盗ゾロのなりで「夜を待とうよ」を歌いながら最後逃げようとする雄鶏をお得意の≪フランス語まがい≫で口説く(?)のでその口説かれた(?)雄鶏、カバチョに抱きついては離れずカバチョも一々抱くものだから会場大爆笑!!

 すっかり、観客が一体化してしまう人形劇はこれだけな気がします。

 終了後、ロビーで人形達と触れ合う時間があり私もデジカメを持ってこなかったので仕方なく海賊のヤッホー(自分で≪マイナーキャラ宣伝≫していました・・本当にマイナーでした(笑)とダンディーとカバチョに拍手させてもらいましたが、ついでにひとみ座の人に
①海外公演の経験有無
②人形操作について
③雑談
をしました。
 ①は、ひとみ座としての公演はあるそうですが「ひょうたん島」では無いとの事。
 ②は、「プリンプリン物語」ではやはり人形が大型化して操作がかなり難しかったとの事と、(ひょうたん島の各キャラの)人形の下にある操作用棒3本中真ん中の役割は、体を上下するのもあるが実はお辞儀(またはそれに準する動作)の際の支え棒という事が解る。
 やはり、【手入れ式】「くるみのき」から(その中、竹田人形座の「宇宙船シリカ」と「銀河少年隊」は基本的【糸釣り式】で時たま【棒支え式】も活用していました)【棒支え式】にしたの事で人形操作や表現に飛躍的な進化をもたらせたという話も。
 ③は、勿論、カバチョに米国大統領になって欲しいというギャグ話。
 本当は、「米国で公演うったらいいのに」という話から「いったらカバチョだけ帰ってこなさそう」となり「米国人に、『是非、米国大統領に』とねだられたりして」と発展した結果、そんな話になってしまいました(笑)。

 ここまで、キャアキャアと年齢もマチマチで知らない大人同士が人形を介して雑談したりふざけあったりと子供に戻ってしまうのが、「ひょうたん島」の魅力だと今回実感しました。
 でも、NHK人形劇は全体(「ネコジャラシ市」はやはり「ひょうたん島」の二番煎じで茶を濁すという評価は合っているような気がしますが)出来がよく世代関係なく楽しめる内容ですから、今度は、地元からなかなか関東エリアに来れない竹田人形座のSF3部作も企画展でやって欲しいですね(保存されている人形はあくまで保存のみで操作は出来ないそうです)。
 


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