横濱kabitanの、あれこれ話

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「宇宙パトロールホッパ~宇宙っ子ジュン」DVD鑑賞//第三稿

2007年01月19日 04時40分22秒 | 宇宙パトロールホッパ~宇宙っ子ジュン
【本編の前に】
 前回のコラムイラストの、放送時間が間違えました。
 17:00~17:30→19:00~19:30.

3)#21「太陽の子 ライマン」
 太陽を目指して宇宙を旅する、ライマン。
 どころが、度の途上でエネルギーが切れてしまいホッパ星の砂漠地帯に。エネルギー源である、太陽光も取れない夜だった為に何とか街までたどり着いて街の光を捕食し始める、しかし、よったある家で不審者としてパトロール隊に通報されてしまう。ジュンらのパトロール艇に、犯罪者として迫られるがパトロール艇の≪捕獲ビーム≫さえ捕食してしまいジュンさえも太刀打ちできない。しまいには、眼力光線でパトロール艇をふっとばし逃走。
 ホッパ政府は、ダルトン隊の失態に業を煮やし街の光を全て消してライマンに対抗したが運悪く(?)遊園星が通常運営していた。
 そこで、ブーらが乗ったモノレールが暴走。
 ダルトン隊が現場に急行したが、ジュンさえも手を出せられない有様。丁度、旅立とうとするライマンが偶然にそれに気付き、子供達を救出したが蓄えたエネルギーを切らしてしまう。
 子供達の証言で、ライマンは実は善人だと知るダルトン隊長。それなのに、何故、犯罪者のように逃げるのかといぶかるとジュンが、先の騒動を起こした自分は罪人だと思い込んでいるからそうした行動してしまうと言い、ライマンの後を追う。
 しかし、おりしの砂嵐にライマンを見つけられずライマンは砂漠にある大出力発電所まできた。ジュンの静止する声も、ライマンは「悪い宇宙人に騙されて、仲間がころされたんだ。もう、だまされないぞ」とジュンを眼力光線でふっとばし押しいると発電所を爆発させてしまう。
 ジュンは、瀕死のライマンを日の出が良く見える丘に連れて行く。ライマンは、誰も信じずにいた自分に悔い日の出にてらされながら息を引き取る。
          ~感想~
 このエピソードは、実は、ライマンの墓に子供達と花をそいに来たジュンがライマンをならず者と思っている子供達に自分が見たライマンの本当の姿を話聞かせるという、≪番外編≫的モノ。
 実際、「今から一年前にあった・・」と話を切り出していますからジュンがホッパ星に来てから数年経っているという設定だと思います。
 話でのライマンは、ジュンと同じ事情で宇宙平和を目指す点ではジュンと共通していますが、ライマンは余りに厳しい状況で自分しか信じられなくなり夢破れてしまったという点では悲惨。
 それだから、夢半ばで倒れたライマンを観てジュンは彼の意志を受け継こうと思ったでしょう。 
 エピソード全体が、ハードボイルドで劇画風サブタイトルロゴと描写という、異作。
 後、ジュンが全く超パワーが発揮できなかった展開でジュンは万能でないというのも示した意欲作にも見えました。


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3 コメント

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残念ながら・・・ (KAZU)
2007-02-10 10:02:12
このエピソードは記憶にないですね。

随分ハードボイルドな展開。
割とパロディ、ギャグ頻発の作品という印象が強いのですが、こういうエピソードもあったんですね。最後のシーンを聞かされると「似合わない」という感じがします。
イラストのルビーちゃんかわいい!
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やっと... (KUNI)
2009-06-20 22:53:59
ありがとうございました。
やっと思い出すことができました。
なつかしアニメのTV番組があるたびに
思い出していたのが、宇宙パトロールホッパの
ライマンです。断片的に太陽に向かうライマン、砂嵐の映像、そしてライマン、ライマンのフレーズ。でもストーリーがどうしても思い出せないでいました。
 まだ3歳か4歳、それとも再放送でみたのか分かりませんが子供ながらにすごく悲しいエピソードだったので記憶に残っていたのですね。
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コメントありがとうございます (横濱kabitan)
2009-06-21 05:53:54
(オフラインして書いています)
 本当にコメントどうも有り難うございます!!
 このDVDを,杉並アニメミュージアムで鑑賞後姉から誕生日プレゼントとしてもらい,姉と共に一度見直し後々特典映像で制作にかかわった原徹氏が当時の話をしていましたがやはりライマンの巻にはかなり思いがあったそうで,ファンからもよく出るエピソードだったそうです。
 私も,この話はとても感傷的になりライマンが好きになりました。他の3話も含めて,シリーズ半ばまでしか紹介されていないのは本当に寂しいですね。本当に,全部みたいですね。そういえば,東映さん動画配信しながら安価でDVD発売しているそうですが・・・最近,チェックしていないので発売情況がさっぱり(笑)。近々,サイトに行ってチェックします(コラコラ)。

 ですが,私は1972年生まれてすっかりモノクロ作品の再放送がない時期でしたので何かの拍子で余り知られていない作品で「ホッパ」のような琴線に触れる作品を見つける度に「あ~~~全部見たいけど見れない」と寂しい思いで一杯です。井上英沖先生が「流星少年パピィ」と同時期に描かれたマンガ版いまだに復刻されていないような(制作にかかわった,原氏ともりやすじ先生共作のもそうですね)。
 今後も,「ホッパ」の復刻物が沢山出てくるよう,地味時にこうしたところでブッシュしていきたいですね。
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