横濱kabitanの、あれこれ話

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yahoo知恵袋での【温故知新】的質問を見て

2012年04月27日 03時04分44秒 | その他

:原稿なしで書いていますので、筆足らずでしたらすいません:

 ここ最近知恵袋でつたなく回答して回っていますが、そこで質問内容に気になるモノを見つけました。
 yahoo知恵袋は日本随一の利用者同士によるQ&Aサービスだけに質問も桁違いな数な上、私も選んで回答して回っている(宮沢賢治・手塚治虫(原作「火の鳥」「鉄腕アトム」ヒゲオヤジ・お茶の水)・岡倉天心・ドラえもん映画、といったキーワード検索)のでかなり偏った意見になってしまっている節は大いにありますが、そこから
【質問者がそれに関して凄く関心がある】
という感じを何度も受けました。

 答えたり見たのでは、
■文芸・マンガアニメ作品群への、物語/人物/作品同士の関連解説・作品名がわからず記憶にある場面や様子で何か知りたい・作家本人への質問・回答者なりの物語・人物解釈
■日本伝統芸能・工芸品で行われている事から歴史・形態
他にも、海外の反応・活動から「外国人にあげたり勧めたりするのにいいのはどれがいいですか?」というのもあり、見つける度ハッとします。 
 読む度に、質問者がとても知りたがっている様子が強く感じ、そして、答えたり質問を読む度に自分の勉強・理解不足が痛烈に感じてしまいます。
 でも、そこからは
【学校・書籍・報道媒体による、文芸作品・歴史・文化情報発信が足りなさ】
を感じます。
 1972年生まれの私の世代辺りまでは、こうしたのがよく目に入ってきて学校などでは先生が時間を見て朗読してくれたりビデオ鑑賞(1980年代は多くの文芸作品がアニメ化されました)させてもらいました。きっと、今の方がもっとなされていると思われます。実際、小学生から宮沢賢治などの質問がなされるのを多く見かけます。

 昨今、近代文芸や古いマンガアニメが映像・書籍で制作・復刻され若い世代がそこから作品のファンになるのが普通に見かけられるようになりました。ですから、1980年代と20世紀末にあった【古い作品と制作背景・時代背景を紹介し、良さを発見し再評価していく活動】を改めてやってみては?
 現在、私は古いマンガやモノクロ時代のTVアニメ・子供向け冒険活劇を研究していますが、本当の処、連載・本放送時に実際見ていた方々の話(作品の思い出や、その当時の風俗やTV・雑誌の普及状況といった時代背景など)を聞いたのをまとめたいと思っています。これこそ、《生きた時代資料》だと思います。今こそ、それをまとめないとまとめられなくなると思います。こうした話収集・保存・発表を全面的に動かないと、近代大衆娯楽文化維持・保存に支障きたすと思います。日本は自国の大衆娯楽研究・保存が大いに遅れていると思います。



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