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ドラ映画「新・のび太の鉄人兵団」観賞

2011年03月31日 06時31分19秒 | ドラえもん

:原稿ナシで書いていますので,筆足らずでしたらすいません:

 今回は,第7作目リメイク作品で新ドラ・「のび太の恐竜」「魔界大冒険」「宇宙開拓史」に続く4本目に当たります。
 監督は「新魔界大冒険」も手掛けた女性で,映画全体が藤子Fオリジナル版に忠実になぞりながら全く新しい巨大ロボの頭脳ジュドがかわいいヒヨコになって主役級になり,せめるだけのメカトピアの様子やリルルとジュドとの関わり合い・リルル&ジュドとのび太達の友情を築いていく様が細かく描かれていました。
 特に,
≪星では,歌さえも許されない貴族層から酷使され元労働層ジュドが仲間に歌を聞かせた事で貴族から壊され捨てられたのを,リルルに救われ彼女に深い思いを抱く≫
≪夕暮れの湖畔での,ジュドとのび太が互いに臆病と冷やかし合った後のび太が「君とは戦いたくない」という言葉に,ジュドが大粒の涙を流しながらのび太にバカバカと小さな腕を売りながら泣きつく≫
という,心の交流がラストの感動につながっていて良かったです。
 今回は,ドラえもんがジュドを改造せずヒヨコにして彼の自己意思を重視したのと先に書いた星での身の上に関わる
≪ジュドが巨大ロボを見つけた時,掘り出していた鉄人兵団らの「こんなのはゴミだな」という言葉に昔捨てられた記憶がよぎり,「僕はゴミじゃない!!」と逆上し暴走≫
という展開に持っていたのにはうなるものがありました。
 オリジナルでは巨大ロボの活躍が目立つ描かれ方されていましたが,リメイクではリルルとジュドの関係とのび太とジュドの友情が深く描かれ,ラスト・ジュドと共にリルルが一命を投げ打って星の未来を変える行動に感動が深まります。

PS,
 次回予告では,ドードーだけしか出てきませんがそれが出てくるオリジナルは「雲の王国」しかなかったと思います。
 それだと物凄く来る物がありますね・・・エヴァンゲリオンに通じる,「ノアの方舟」ネタであの「緑の巨人伝」ラストで緑の惑星に留学したキー坊が緑の惑星の特使として登場する作品で,このブログでも
≪リメイクして欲しいオリジナル作品≫
で「竜の騎士」と共に何度も挙げた作品です。実際は,「緑の巨人伝」みてから「雲の王国」なら元気者のリーレ姫やなごみ系の兵士頭のバルナもまだ見れるという期待で書いていました。
 「雲の王国」の最後,キー坊によって「方舟計画」が停止され集められた動植物や小人族がしばらく緑の惑星に預かる展開になるので,リーレ姫が出馬せねばならない状況に-そうなると,バルナなど懐かしい面々が・・・
 バルナ達が見たい,という願望も多いにありますが「竜の騎士」と同様に深いな内容があります。「竜の騎士」も,「鉄人兵団」とは別に迫力ある展開なので早くリメイクして欲しい作品です。



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