

年に一度、年賀状を交換するだけの間柄になっても、いつまでも年賀状友人は大事にしたい、そう思っています。自分の年齢を考えれば、毎年他界する友人が増え、当方から出状する相手、書いてくれる相手が年々減っていくのは淋しいが致し方ないこと。
年賀状は一頁に4枚差し込めるファイルで整理していますが、毎年新しいファイルを購入することは止めました。最近は、古いファイルから古い年賀状を外して、新しく来た年賀状を差し込んで整理することにしています。というわけで、今年は平成5年(1993年)の分をファイルから外して再活用しました。否応なしに16年前の年賀状を見ることになります。父の直筆の年賀状もあり、元気だった姿を思い出しました。最近は、新年の挨拶をメールなどですます方も増えたと思うのですが、私はやはり郵便で出す年賀状がいいと思っています。
どんな年賀状からでも、差し出す方の気持ちが伝わってきます。2009年の年賀状で特に見事だったものを写真に撮りました。パソコンで絵を描いて作成した年賀状、油絵で描いた(f8)自作の絵を印刷した年賀状、書家の年賀状、画家(篠遠すみこさん)の年賀状=写真左の4枚、いずれも見事でした。写真右側は1993年のもの(書家と画家)です。
