『書斎の競馬』元編集長のひとりごと

馬・車券歴40年以上50年未満。いつの間にかいい歳になった。

ペルセウスS

2006-09-23 09:51:35 | 競馬
昨年まではダート1800メートルのハンデ戦だったが、今年はダート1200メートルの別定戦。人気はホーマンテキーラ、ミリオンベル、エイシンボーダン、サクラビジェイ、チョウカイロイヤル、エアアドニスなどに割れて馬連の1番人気でも10倍以上、点数絞れれば妙味のあるレースである。

ダートは1戦(6着)しか経験のないホーマンテキーラの1番人気はちょっと意外な感じがするが、OP特別がいいところというメンバーだから、ここ2戦の芝重賞で好走した内容が評価されたのかもしれない。
アイビスSDは出遅れて新潟の直線競馬で内をつくという最悪の展開で4着、前走はハンディ戦でコースロスなく先行した軽量サチノスイーティを追走したが切れもせずバテもせず、そんな印象がダートOKにつながるのかもしれない。
四月ダートの京葉Sを使ったときは前走比マイナス20キロ、見た目には細くもなかったが、勝ったニシノコンフォサスとは能力も状態にもそうとうな開きがあったことはたしかだがダートでもこなすというごつい感じの体型だった。
ちなみに半兄のノンセクション(父ジェイドロバリー)はダート2戦2勝で故障。

同じレースで3着だったミリオンベルは、ダート1200メートルのスペシャリスト(4.4.1.1)だが、なぜかここ2戦は1700メートルを使って1勝した。
ズブいようなところが出てきため楽に前に行ける距離を選んだのかもしれない。
得意距離に戻して人気だが、中距離で結果を出したということが逆に気になる。

サクラビジェイはこのところ脚質に巾を増してOPで好走しているが、今回は吉永護の騎乗、府中仲良し会で親しかった吉永正人への小島太の弔いという騎乗依頼なのだろうが、吉永の勝ちパターンは思い切った逃げなのでここはハナを主張する可能性が高い。
同型馬の出方次第では残り目も十分か。

チョウカイロイヤルはコーラルSと欅Sでここで人気のミリオンベルに先着している。
ミリオンより後方の位置どりだったので、ミリオンより決め手は上位。
ダート1200メートルは4戦して(2.2.0.0)。

エアアドニスは格上挑戦。
短距離戦は得意だし前走の勝ちぶりはいいが1600万下で凡走した馬で大きくは狙えない。
AJ能力値の1位はエイシンボーダン。
前走の惨敗因は砂をかぶってくしゃくしゃにされたこと。
ダート1200メートルは(6.4.0.2)で勝星のすべて、蛯正がキチンと乗れさえすれば争覇圏内だ。
出遅れ率が高く、審議になると「加」害か「被」害のどちらかで絡むことが多いへたくそ騎手にとって、すんなりとレースの運べそうな大外枠はプラスだ。

8枠2頭中心に、チョウカイ、サクラという組み立てをするつもり。