マツリダゴッホが昨年に続き登場する。昨年は天皇賞・春(11着)以来、アメリカJCCの勝ちぶりなどから1番人気となりサイレントプライドと人気を分けたが、人気両馬ともに飛んで馬連約2万円、3連単約33万円の大穴となった。今年も1番人気、これを買うかどうか。
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騎乗した芦毛のナタゴラは父ディバインライト(SS産駒)で英国2000ギニーを勝ったフランス産馬。昨年のカルティエ賞最優秀2歳牝馬に選ばれ今年フランスのダービーにあたるジョッキークラブ賞に挑戦して3着と好走した欧州のトップクラスの牝馬です。
欧州紙の報道によれば主戦のルメールが他馬に乗るため豊が指名されたという。トレーナーとの関係はよくわからないが、オーナーは日本人ではないし、豊がこれまで乗りたくても乗れなかったような馬が回ってきたということは画期的です。
何とかチームキャプテンで少しは認知されたせいなんですかね。
武豊の海外G1は従来7勝、そのうち6頭までは日本人オーナーの遠征馬で昨年のアドマイヤムーンを除いてはたいしたG1ではなかった。残る1頭がインペリアルビューティという馬で、武豊を主戦に据えたことのあるハモンド厩舎の所属馬。勝ったのはアベイ・ド・ロンシャン賞(1000メートル)でしたか。
そのころまでの豊の評価は低かった。日本じゃ「世界の」と漫才師みたいな巻頭句をつけますが、相手にされていたとはいいがたい。
凱旋門賞で日本人の買ったホワイトマズル(1番人気)の騎乗はチャップルハイアム調教師を激怒させ、マスコミの集中砲火を受けました。ハモンド厩舎に在籍したころもトップ10に入っていたかどうか。
社台をお払い箱になったディバインライトの産駒が欧州G1というのもびっくりしましたが、G1ホースを豊がまかされたのも驚きました。ちなみにディバインライトには豊は2度騎乗してひとつ勝っている。ディバインライトは現在トルコで種牡馬として最高位に君臨している模様。
ま、ともに日本の競馬界にとってはいいことでしょう。
勝ったタマユズが1番人気でナタゴラは3番人気だったというから好走したといえるのでしょうが、レイシングポストの
「Yutaka Take and Natagora had Tamayuz in their sights but they could do nothing when Tamayuz kicked away.」
という記述はどんな風に解せばいいのでしょうか。
そういえば岡部さんがタイキシャトルで勝ったのがこのレースでした。 . . . 本文を読む
夏競馬の時期になるとBLOGの更新も疎かになる。勝ち負けはともかく春のG1/WEEKをやりすごしたという安堵感と暑気で怠惰になっていくのは毎年のことだが、書き込み意欲がそがれるようなことが多かった。
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