『書斎の競馬』元編集長のひとりごと

馬・車券歴40年以上50年未満。いつの間にかいい歳になった。

当てる予想と儲ける予想の狭間で苦悶

2006-09-23 01:52:39 | 競馬
WEB予想を始めて3ヵ月経った。先々週まですべて公開していたので、ご覧いただいた方はどんな手筋の予想で、どの程度当たるかは、だいたいおわかりいただけたことと思う。きちんとカウントしたわけではないが、1日12レース予想して当たりは平均すると3~4レースくらい、打率2割7~8分という感じ。7レース当たりというような日もあったが、ようやくひとつという危うい日も、タコはまだない。

的中率を上げつつ、配当率をアップできればいちばんいいのだけれど、これは二律背反。当てようとすれば、人気サイドの取っても嬉しくないような買い目が予想の中に入ってくる。
穴予想だけだとどうしても的中率が落ちるため資金回転が悪くなる。
だから不本意ながら人気サイドの予想も入れる。
当てるよりも儲けに徹した予想をしたいと思うが、なかなかそれが出来ないでいる。
自分の予想スタンスとして馬連、または馬単で1~5点の範囲ということを決めているので、人気サイド(だいたい馬単で10~20倍)を入れると、穴予想がそれだけ書けないから損をしたような気になる。
自分で馬券を買うときは、自分の予想の中から低配当は外して点数を絞る。
強弱はつけない。
疑い深い性格なので、競馬で固いレースがあるなどと思わないから、当たりそうもない穴馬券は平気で買えるのだが、馬連1番人気などは怖くて買えない。

穴馬券を組み立てたとき、中心馬が間違っていなくとも相手をこぼして悔しい思いをすることはよくある。
穴馬を見つけると手広く買いたくなるんだが、穴馬が100%連対するなんてことはないから、こない時のことを考えると絞り込んだほうが被害は少ない。
人気のない中心馬の相手としては通常1~3番人気馬、またはAJ能力値1~3位馬とする。
1~3番人気いづれかが連対する確率は85%。
AJ値の1~3位馬のいづれかが連対する確率は78%くらい。
能力値のよいところは直前のオッズの動きに左右されないし、かならずしも人気馬とは限らない。、
小倉の最終週に2万なんぼかの配当を当てたときは、7番人気の穴馬を見つけて能力値1位の馬を相手にしたら、なんとその馬が8番人気だか9番人気だった。
こんなのがときどきあるから馬券の帳尻はあっている。
先週は最悪だった。
ヒットらしきは土曜のしょっぱなの2歳特別が3000円弱、これが3点予想。続けて1000円台があったが、ほかは狙った穴馬が出遅れたりという不運もあってまるで当たらず。
2場開催で合計8レースだったので取れた金を散らしただけのような1日だった。
日曜はフサイチジャンクとアドマイヤキッスはアタマと思っていただけに難しい。
1番人気馬からの買いだから相手がミレニアムウィングやフサイチパンドラでは参加しないほうがよい。
セントライトはミレニアムは自信をもって切れたが、相手馬不明瞭な競馬でフサイチが飛ぶというアクシデントレース、結果論だがフサイチ以外の中心が見つかったよき初めて参加できるレースだった。
ローズSはアドマイヤ、ニシノフジムスメ、シェルズレイに気があり、福永フサイチパンドラにちょっと疑いがあった。
結果馬単5000円ちょいでうまくいったのだが、フサイチを切り切れなかったのが悔い。
それでも配当からすれば平均の倍で2安打に等しく、いくらかしまいこめたのですが、3日目が札幌でいきなり手の出ない配当が当たった。エルムS中心に前後レースをパラっと買ったくらいなので、3日間遊ばせていただいたという結果だった。
結局3日24レース中当たりは4つで苦しい戦いだった。

サイトがスタートしたので全レース予想は公開できなくなったが、会員さんが増えるまで1日1レース予想を公開いたします。
自信の鞍はそうないけれど日曜は神戸新聞杯、明日はベルセウスSをある程度オッズがつかめる午前11時ころに公開します。

ご参考になれば幸いです。