『書斎の競馬』元編集長のひとりごと

馬・車券歴40年以上50年未満。いつの間にかいい歳になった。

ファンファーレはスタンドの騒ぎを煽るだけ

2008-11-17 07:40:32 | 競馬
 後味のいい競馬ではなかった。ゲート開いた瞬間にポルトフィーノ馬券が紙屑。カワカミとアマポーラの一点勝負になってしまった。スタンド前発走だったから、喚声で切れたのかもしれない。だいたいあのファンファーレが煩い。スタンドの騒ぎを煽るだけだ。やめたらどうか。

 騎手が乗っていたらいうことを聞いたかどうかわからないが、カラ馬で楽勝の1着は勝つ可能性もあったということ。もったいなかった。
 リトルアマポーラはカワカミなど眼中にないといった感じで中団の前、正攻法の競馬で抜け出した。騎手が違っただけで立派に主役を演じられたのだから、前任者の駄騎乗がよくわかる。弱い3歳などといわれたが勝つべき馬が勝たなかっただけ。世代間レベルなんて発想をすると取れない馬券だった。
 カワカミはマイナス10キロでいい感じの仕上がりだった。道中はアマポーラをマークするような形で流れに乗ったが離されないのが精一杯、3歳時の迫力はなかった。カラ馬に外側からプレッシャーをかけられたのも痛かった。5歳馬だがまだキャリア10戦だから良化する余地はある。