気取らずにワインとカメラを勉強しよう♪

★ワインとカメラのだらだらした備忘録

ラ・ロマネ

2012-10-27 05:51:47 | 日記
世界一有名かつ高価なワイン、ロマネ・コンティが存在する村、ヴォーヌ・ロマネ。
そのヴォーヌ・ロマネに本拠地を構え、ロマネ・コンティと方を並べるグラン・クリュ「ラ・ロマネ」
を所有するのがこのリジェ・ベレールです。

ラ・ロマネの畑を所有するリジェ・ベレール家はナポレオンにも軍人として仕えてきた由緒ある貴族。
優良な特級畑や一級畑を多数所有しているものの、
それまでブドウの栽培・ワインの醸造・瓶詰は全てルロワ、アルベール・ビショー、
ブシャール・ペール・エ・フィスなどのネゴシアンに任せてきました。

しかし、7代目当主のルイ・ミッシェル・リジェ・ベレール氏は軍人になる道を選ばず、
自身がヴィニュロン(ブドウ農家)となり、ワイン生産者という道を歩み始めたのです。

ルイ・ミッシェル・リジェ・ベレール氏は、ピノ・ノワールの神様と呼ばれるアンリ・ジャイエや
ジャン・イヴ・ビゾーから指導を受け、2002年からはグラン・クリュのラ・ロマネをリリースしました。

リジェ・ベレールのブドウ造りは、非常に丁寧で綿密。
昔ながらの方法である馬を使って畑を耕作し、除草剤を使わず有機農法でブドウを栽培しています。
造られるワインは自然とブドウの旨みを感じるナチュラルな味わい。
スミレやバラの香りに、熟した黒系果実のアロマ。ほのかに土のニュアンスを感じます。
畑によってしっかりとキャラクターが異なるのも特徴。
香りに溶け込むスパイスやミネラル感、酸味の度合いは大きく変わります。

ラ・ロマネは0.85haというフランス最小のアペラシオン。
東はロマネ・コンティ、北はリシュブールと特級畑が隣接しています。
そして、このラ・ロマネはリジェ・ベレールのモノポール(単独所有)となっています。

ブルゴーニュの中でも、ヴォーヌ・ロマネ村のこの付近は
長い歴史の中で特に細かく畑が区分されています。そして、リジェ・ベレール家では
かつて、ロマネ・コンティとラ・ロマネは同じブドウ畑であったと言い伝えられています。

15万だよ~。




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グランド・セレクション・ブリュット

2012-10-26 05:50:06 | 日記
セレブ、そして美食家たちをもてなし続けてきた特別なシャンパーニュです。
中身は偉大なシャンパンメゾン「ドゥーツ」にタイユヴァンが特注したもの。
ドゥーツのワインは日本では中々手に入らないため大変稀少です。

1946年、凱旋門に近いパリ8区にオープンしたタイユヴァンは、
重厚さと優雅さを兼ね備えたレストラン。
その料理、サービス、そしてワインのセレクションが評価されています。

1973年に2代目のジャン・クロード・ヴリナ氏が後継となり、
同じ年にミシュラン3つ星を獲得、33年間その座を守り続けました。
彼亡き後、3代目である故ヴリナ氏は、フランスのレストランでは初めて、
ワインの商を通さず、造り手から直接ワインを買い付けることにした人物。

タイユヴァンに自らのワインがセレクトされることは造り手にとって最高の名誉、
と言われるようになったのも、故ヴリナ氏の並々ならぬパッションと
地道な努力の積み重ねによるものだったのです。

柑橘類、ハーブ、ブリオッシュ、アーモンドなどが複雑に香る
重厚なシャンパーニュです。





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ムルソー

2012-10-25 05:48:32 | 日記
世界のシャルドネの頂点に君臨する
ブルゴーニュの秀逸名産地のひとつムルソー。

「コート・ドール渓谷」の東向き斜面に立地しています。

もともと赤ワインの産地として知られていたものの、
19世紀の半ばころには、白ワインの銘醸地として
その名声を世界に轟かせるようになっていました。

熟成を経るとミネラル、バター、スパイスの風味を持った豪勢な味わいになり
その美しい輝きは“金のひと雫”とも例えられます。

ムルソー人気の秘訣は、なんと言っても
飲み手をふんわりと包み込んでくれる柔らかな味わい。
スッキリと爽やかなシャブリとは違い、
ボリューム満点のたっぷりとした飲み応えは格別です。

舌触りは驚くほどトロリとしており、飲み込んだ後には
ハチミツやバターの風味がいつまでも口の中を漂います。





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カイケン・ウルトラ・カベルネ・ソーヴィニヨン

2012-10-24 05:46:30 | 日記
チリとアルゼンチンを行き来するカイケン
(パタゴニア固有の野生の雁の意)のように、
モンテス社はアンデス山脈を越えた
アルゼンチンでワイン造りを始めました。

モンテス社の知識と経験を生かし、土壌に恵まれたメンドーサで造られる
カイケンのワインはアンデス山脈を挟むチリとアルゼンチンの
2つの要素が見事に融合したワインです。

15kgの容器を使い、ブドウの収穫は全て手摘みで行います。
さらに最高品質のブドウは、醸造の前に手で選果をすることによって得られます。

醸造に関しては、80%はフレンチオーク樽で12か月の熟成が行われます。

こちらのカベルネ・ソーヴィニヨンの樹齢はなんと50年以上!

濃いルビーレッド。赤い果実やヒマラヤスギのニュアンスがあり、
エレガントで素晴らしい複雑味のある香り。
アグレロの畑の樹齢の高いブドウによる、
タンニンの滑らかさとカベルネの凝縮感が見事な味わいです。

まえものっけた事あったかな?




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グイダルベルト

2012-10-23 05:44:44 | 日記
イタリアワインファン達が注目する、サッシカイアを手掛ける
テヌータ・サン・グイドの新たな展開を担うのがこちらグイダルベルト。

サッシカイアの隣の畑から獲れるブドウを使って造られます。
「早く飲めるサッシカイア」というコンセプトに基づいているとあって、
明るく開放的な雰囲気をまとっており今からでも十分に
ポテンシャルを発揮してくれます。

ピュアな赤果実、スパイスやバラなどの香りを感じ、
シルキーで洗練されたタンニンが非常に印象的です。
渋味、苦味、酸味、全てがバランスよく、上品な味わいに仕上がっています。

「若くして飲める楽しいワイン」「早く飲めるサッシカイア」というコンセプトの通り、
引き締まった良質な酸、ふくよかな旨味がたっぷり詰まったワインです。

2009年ヴィンテージのグイダルベルトは、ワインアドヴォケイト誌では、
過去最高評価の92+点を獲得!
フラッグシップワインのサッシカイアと豪華に飲み比べてみるのもお勧めです。

飲み頃:2012~2019年



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