気取らずにワインとカメラを勉強しよう♪

★ワインとカメラのだらだらした備忘録

ピアン・ディ・ノヴァ

2012-10-05 05:30:49 | 日記
かの有名なサルヴァトーレ・フェラガモ。
その、フェラガモ・ファミリーがトスカーナに所有する高級リゾート地、「イル・ボッロ村」。
ワイン造りのためにまるごと買い上げたという、この村から
スーパータスカンをはじめ、秀逸なワインが生産されています。

もともとイル・ボッロ村でワイン醸造が始められたのは、
メディチ・トルナクインチ家の統治下にあった18世紀ごろのこと。

その後1999年からはフェラガモ家が
ルーチェなどの醸造責任者も務めるニコロ・ダフィット氏監修のもとワイン造りを初め、
今日ではトスカーナの新しいワイナリーとして世界に認められるようになりました。

畑の総面積は45ha。メルロ、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、
サンジョヴェーゼ、プティ・ヴェルドの5種類のブドウを栽培しています。

イル・ボッロの畑は1haあたりブドウの樹4500本、樹1本からブドウ1kgという低収量にこだわっています。
そのため、ブドウの樹1本あたりから生産されるワインはわずか1本にしかなりません。
大事に育てたブドウは、人の手によって収穫されます。


この、ピアン・ディ・ノヴァはシラー75%、サンジョヴェーゼ 25%で構成され、
黒系果実の風味にスパイス香が溶け込んだフルボディのワイン。

トスカーナでシラー+サンジョヴェーゼという定番的組み合わせも、
フェラガモ・ファミリーの手にかかると見違えるように輝いて見えます。
しっかりとした骨格がありますが、口当たりは滑らか。

2009年はトスカーナのグレートヴィンテージで、
フラッグシップのイル・ボッロは、パーカーポイント94点、
最も手軽なキュヴェである、このピアン・ディ・ノヴァも91点を獲得しています!



ポチっとして下さい。

にほんブログ村 酒ブログ ワインへにほんブログ村