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くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

アラン・ドロン様 その後いかがですか?

2019-08-20 | 映画・TV

脳卒中を患いパリで手術後 スイスで療養中と お盆前に報道された
アラン・ドロン氏83歳は その後順調に回復されているでしょうか。

今の若い女性ならいざ知らず 我々の年代で アラン・ドロンてだれ?
という奥様方は まずおらんでしょう。

初めてアラン・ドロンをスクリーンで観たのは 1960年に封切られた
『太陽がいっぱい』で高校生になった1967年ごろ 名画座で観ました。

 
 

第一印象は 仏にはなんと美しい男がおるのか 吸い込まれるような青いひとみと
みごとなガタイに魅せられ この1本でアラン・ドロンは一躍大スターになりました。

その後の映画も次々ヒットし   どの角度から見ても美しい彼は 世界の女性の恋人に
なり 日本のCMにも出演しました。

彼の作品は劇場でみたものは少ないですが ビデオや BSプレミアムで放送された
ものを 古希を迎えた今みると 若い頃とは また違った感情がわきます。

 

『地下室のメロディー』『シシリアン』で共演したジャン・ギャバンのいぶし銀の貫禄に
アラン・ドロンは完全に負けております (ま 相手がジャン・ギャバンでは格ちがいかも)

『冒険者たち』はアラン・ドロン作品の中でもとても好きです。銃撃戦となった古城から
カメラが引いていく最後のシーンは 挿入曲とともに忘れられません。この作品で共演した
リノ・バンチュラも好きな俳優です。

リノ・バンチュラはかつてボクサーで ヨーロッパチャンピオンまで張った彼が俳優になり
眼光鋭い刑事役が似合いました。ドロンとの共演でも 印象に残るはリノのほうです。

ジャン・P・ベルモンドとも チャールズ・ブロンソンとも共演しましたが 彼らの個性が
強すぎるのか それともドロン氏が いい男すぎて印象が薄いのか 共演者ばかり浮かび
非の打ちどころのない男前という長所は 人の心に残るという点で 印象が薄くなります。

そんなドロン氏も昨年82歳で引退宣言をし NHKの番組に出演しました。
『アラン・ドロン ラストメッセージ ~映画人生そして孤独』 という独占インタビュー
形式の番組で 年輪を重ねた稀代のモテ男は 波乱万丈の人生を語りました。

 

恵まれた子ども時代を送っておらず その美しさで自らの人生を切り開いてきた過去。
イケメンゆえの 次から次と女性に迫られた華麗な女性遍歴等を語り 再放送も含め
2度観ました。

確かに 結婚の回数は少ないものの 切れる間なしに恋人がおり その恋人との間に
数人の婚外子もいる。優秀な競走馬は 必ずいい種牡馬になります(あ 失礼しました) 

映像からは 当時82歳の人生を重ねてきた容姿 表情がうかがえ 好感が持てました。

脳卒中の病状は軽く 快方に向かっていると報道されたまま その後の経過が不明です。
しかしきっと 元の体に戻ると信じております。

来年あたり また独占インタビュー番組に出演し 前回では語りつくせなかった人生を
ファンは聞きたく待っています。まず 元気なお姿を見せてください 待っております。

 

 

   

コメント (16)
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