ジビエ料理を食べにきてと 実家地区から案内があり 公民館へ行きました。
市役所農林水産課の職員も来ており 田畑を荒らすイノシシなど 野生動物を
捕獲し 食べようという県や市の取り組みに 15人ほど集まりました。
ジビエとは狩猟で得た天然の野生鳥獣の 食肉を意味する言葉(フランス語)で
ヨーロッパでは貴族の伝統料理として 古くから発展してきたそうです。
ジビエ料理の先生(女性)から シカとイノシシの調理を教わりました。
まずシカ肉の ロースと外モモの冷凍肉を 室温に戻したのち 薄塩を振って
フライパンで焼きます。↓シカ肉は部位の名前と ㌘数を書いて売っています。
焼きがレアでは 寄生虫やB型C型肝炎ウィルスが怖いので 中まで十分火を
通しますが 焼き過ぎはまずくなるため加減が難しく 先生にお願いしました。
先生が持参してくれた茹でたシカ肉を手で裂き 生姜を入れ みりんと醤油が
なくなるまで炒りつけ しぐれ煮が完成です。フライパンのシカ肉も焼けました
こちらも先生ご持参の 茹でたイノシシ肉を薄く切り 柚子七味や スライス
にんにくで食べます。
もう一つ 茹でたイノシシ肉を使い 回鍋肉も作りました
↑先生が持ってきてくれた茹でたシカ肉の その茹で汁を使い 根菜入りみそ味の
シカ汁を作りました。冷蔵庫から出したシカの茹で汁は 白い脂が浮いていました
結構シカは脂があります
焼いたシカ肉でタタキと え~となに味のソースやったか。。もう1つ出来ました
中が赤いでしょ でも ちゃんと火が通っているそうで 見極めはレアでは澄んだ
ピンク 火が通ったら濁ったピンクになるそうですよ・・・⇐ ジビエの女先生より
ご飯も炊けて シカのしぐれ煮を包んだおむすびは なかなかイケます
若い頃は名のあるマタギ 歳を重ねた今は罠で獲ったシカやイノシシを ジビエ
料理の店に卸している猟師から 料理を囲み 若きころの武勇伝も聞けました。
県主催の よさこいジビエフェアを今やっており 県内40店舗の飲食店で様々な
ジビエ料理が食べられるそうです。パンフレットをもらいました。
農家が悩むイノシシ被害の 根本的な解決にはなりませんが 罠で捕獲し人間が
食べるが一番で もっと気軽に家庭でも ジビエを食べてくださいとのこと。
臭いのでは? の心配もなくあっさり味で 国産牛とほぼ同じ値段で 冷凍肉が
スーパーで買えるそうです。
仕掛けた罠の周りに無人カメラを据え 撮った映像を見せてくれましたが シカ
イノシシ うさぎ タヌキ ハクビシンらかなりの数が映っており 夜の山中は
こんなにおるのか ほぉ~!と皆から声が上がりました。
この日男性の№1は シカ肉のタタキ 女性の№1はシカ肉のしぐれ煮 いやいや
イノシシの柚子七味かな ジビエ料理は中々いけました。