野菜が高く そして品薄でとなると 産直へ行っても棚が空き々々で
ぱらりと置かれた品物も 出来の悪い大根や ほうれん草は一束に3株
しか入ってないのに 200円近くもしますから。
白菜が欲しいと行ったけれど 棚にはなくて帰りかけたころ 軽トラで
農家さんが 白菜とキャベツを運んできました。
巻きはゆるく持っても軽くですが 奥様方は 嬉しい!と駆け寄ります。
出荷した農家さんが言うに これほど出来が悪い白菜は いつもの年なら
ニワトリの餌にするが なんぼ器量が悪うても 出してくれ言われてのぉ
ま 安うしちょくき 買うていてちょうだい。
はい買うてきました。白菜100円 ゆる巻きの小さいキャベツ2個で150円
シイタケ200円 キンカン150円 フキノトウ150円 にんにく葉が2束で
320円 〆て総額1,070円なりです。
土佐に生まれ育った者なら 寒い時期のにんにく葉は ソウルフードというか
先祖代々食べてきた郷土食で これを食べんことには 春が来ません。
みのさん司会の番組で 以前に紹介されましたが 冬場のすき焼きは どの家
でもこれがないと 奮発した肉でも いまいち味が決まらんのです。
4本しか入ってないのに 160円もするにんにく葉は いつもの年なら20本ほど
ざく切りにし 白菜とともにすき焼きに入れますが 今年はそれほどよう買わず
かといって 白菜を増やすことも出来ずです。
だいぶん春めきました。早く育てよ野菜たち じじとばばの年金暮らしは あ
ネコもじじぃでしてね 老人2人とネコ1匹で 安い野菜をお待ちしております。