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ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ジュリアン」

2025年04月07日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2019年公開の映画の紹介です

監督は、グザヴィエ・ルグラン。
製作のフランスでロングランヒットを記録した、DVを扱ったドラマ映画です。
主演・出演は、レア・ドリュッケール、トマ・ジオリア、ドゥニ・メノーシェ。


(あらすじ)
離婚調停の場で、元夫婦ミリアムとアントワーヌ、それぞれの弁護士が出席します。
18歳の娘・ジョアンナと11歳の息子ジュリアンの親権が対象で、
調停委員はジュリアンの陳述書を読み上げます。
『あの男が来るのが怖くて遊べません。
ママの事が心配なので・・・』
その後それぞれの弁護士が状況や本人たちの意思など語り、
調停委員は後日弁護士に結果を連絡すると話しました。
各週ごとに土曜の昼から日曜6時までアントワーヌはジュリアンと生活することになり、
車の中でもジュリアンは無言を通します。
アントワーヌの実家で祖父母と過ごしますが、
父と口論になったアントワーヌはジュリアンを連れて出ていくのでした。
一方ミリアムは転居し、あるきっかけでそれを知ったアントワーヌは、
ジュリアンに場所を教えろと怒鳴ります。
嘘の場所を伝えたジュリアンは、逃げ出しました・・・

***************************************************
リアルな状況で、ミリアムとジュリアンの恐怖が伝わってきます。
ジュリアン役のトマ・ジオリアの演技は素晴らしく、
同時にアントワーヌ役は気の毒で仕方ありません。

この映画は、ヴェネツィア国際映画祭「銀獅子賞(監督賞)/グザヴィエ・ルグラン」を、
セザール賞では「作品賞」「脚本賞」「主演女優賞/レア・ドリュッケール」「編集賞」を受賞しています。
トマ君は「有望若手男優賞」のノミネートでした。

元になった短編「すべてを失う前に」は、
アカデミー賞/短編映画賞のノミネートがあるようです。




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