ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ハドソン川の奇跡」

2020年10月28日 | 実話をもとにした映画
2016年公開の映画の紹介です

監督は、クリント・イーストウッド。
USエアウェイズ1549便不時着水事故が元になっている、ドラマ映画です。
主演・出演は、トム・ハンクス、アーロン・エッカート、ローラ・リニー。


2009年1月。
自分が操縦する航空機が操縦不能となり、低空飛行のまま市街地に入りビルに衝突する夢を見てサリー(チェスリー・サレンバーガーの愛称)はホテルで目覚めます。
昨日の事故で体は震えが止まらないまま、サリーは副操縦士のジェフと国家運輸安全委員会の調査に出席します。
ハドソン川に不時着した「USエアウェイズ1549便」の事故で、乗客150名・客室乗務員2名・操縦士2名が搭乗、数名の怪我だけで全員無事というもので、世間からサリーは英雄と讃えられていました。
調査会では、「人的要因」について確認され、調査員の“墜落”扱いに、サリーもジェフも
「墜落ではなく着水」
と言い変えます。サリーが
「40年以上、何千回もの飛行経験から判断した」
というのに対し、担当は
「技術者は引き返せたと判断している」
というのです。
その後、他の2か所の空港に戻った場合のシュミレーションで成功したと、サリーたちは知らされます。
事故後会えないでいる妻にサリーは何回か連絡するも、失業になると家のローンが払えないという話しまでになってしまいます。
何回かの調査会の後、サリーはある事に気付き同僚に頼みごとをします。
そして、シュミレーションのリアルタイムの映像や、ボイスレコーダーを確認する公聴会をむかえるのです・・

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特撮とは思えない、事故の顛末映像が要所要所に映されます。
客室の人々、川に降りると聞いた時の管制室の驚きなど、実際の事故という事もあり見応えは十分でした。
ラストには実在のサリー機長の姿も映ります。

この映画は、日本アカデミー賞・最優秀外国作品賞を受賞しています。

あるインタビューで、実在の英雄の物語の題材を選ぶ理由について聞かれたクリント監督の第一声は
「わからないよ」(微笑)
その後、
「みんながドラマを大好きだからだ。
人々はそれがまったく信頼性がなくても興味深いストーリーだと思う。
でも僕は、そのストーリーが真実であることを好むんだ」

≪ クリント監督の実話映画 抜粋 ≫

「バード」(1989)
出演:フォレスト・ウィテカー、ダイアン・ヴェノーラ

「父親たちの星条旗」(2006)
出演:ライアン・フィリップ、ポール・ウォーカー

「硫黄島からの手紙」(2006)
出演:渡辺謙、二宮和也、伊原剛志

「チェンジリング」(2009)
出演:アンジェリーナ・ジョリー、ジョン・マルコヴィッチ

「インビクタス/負けざる者たち」(2010)
出演:モーガン・フリーマン、マット・デイモン

「J・エドガー」(2012)
出演:レオナルド・ディカプリオ、アーミー・ハマー、ナオミ・ワッツ

「ジャージー・ボーイズ」(2014)
出演:ジョン・ロイド・ヤング、ヴィンセント・ピアッツァ、クリストファー・ウォーケン

「アメリカン・スナイパー」(2015)
出演:ブラッドリー・クーパー、シエナ・ミラー

「15時17分、パリ行き」(2018)
出演:スペンサー・ストーン、アンソニー・サドラー、アレク・スカラトスは3人とも本人達

「運び屋」(2019)
出演:クリント・イーストウッド、ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーン

「リチャード・ジュエル」(2020)
出演:ポール・ウォルター・ハウザー、サム・ロックウェル、キャシー・ベイツ






クリント監督と

お立ち寄りありがとうございます
クリントはファン歴47年、実話映画は一番お気に入りのジャンルです
もう、最高っすよ!!!
コメント (4)
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