再就職の効果

無職の時に“加齢で足が上がらなくなったせいか、平坦な道を歩いているだけなのに躓くようになった話”を書いた記憶があるけれど…　最近、通勤中に「そう言えば、歩いているだけで躓くことがなくなったなぁ～」と気が付いた。つまり、足が上がらなくなっていた原因は加齢ではなく、某倉庫を辞めて“通勤＆作業による毎日の運動”をやらなくなったことだったのだ。それから３月に再就職が決まり、毎日のように数時間の運動（徒歩通勤＆立ち回り作業）を再開…　再び足が上がるようになったのだと思われる。

実は、足の筋力が低下していることはテニスにも表れていた。かつては、常に膝を曲げて腰を落としてボールをしっかりと打っていたのに、それをやれるだけの筋力が残っておらず…　膝を曲げずに“楽をして”打つようになっていたようだ。自分としては同じように打っているつもりなので、なぜミス（アウト、ネット）するのか分からず…　ある日、テニス仲間から指摘されて気が付いた。しかし体は正直なもので、なかなか修正できなかったのだが…　最近、自然に腰を落として打っている自分に気が付いた。これも“再就職の効果”なのだろう。

また、あるテニス仲間が「毎日、仕事の後にランニングをするようになったら、それまでの膝の痛みがなくなった」と言ったので、「逆じゃないの？」と驚くと同時に「そういうもんか！」と納得した。私は、定期的に屋外コートで長時間のテニスをやるようになってから、その後の数日間は膝に痛みを感じるようになった。そこで元コーチから「サポーターをするといい」と言われ、それなりの効果はあったけれど…　無職の時は痛みを感じていたのに、最近は痛みを忘れるほどだということを考えると、やはり“再就職の効果”が大きいに違いない。

いくらランニングの効果を聞いたところで、子供の頃から球技以外にあまり興味を持てない私は、そのテニス仲間のように「ランニングをしよう」とまでは思わないけれど、自分が苦痛に感じない程度の運動を続けた方が良いことは間違いない。そう考えると、今の職場は条件的にバッチリである。しかし、こんなジジイをいつまで雇ってくれるのか…　来年の３月に「お疲れ様でした」なんて言われたらどうしよう…　ま、明日は明日の風が吹いて桶屋が儲かり二代目は自己破産だな。（なんのこっちゃ…）