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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

得体の知れない物体

2025年04月22日 10時40分01秒 | 病院の黒子(夕勤)
たまに、手術を受けた患者さんの体内に入っていた金属製品(固定具?)が洗浄室へ持ち込まれることがあり、私も過去に何度か洗ったことがある。が、先週は初めて“細長い筒状の金属製品(長さ20~30cm)&数本のネジ”を洗うことになった。当然のことながら、似たような形状の器具類と同じように、筒の中に細長いブラシを突っ込んでゴシゴシ… 詰まっている“生々しい物体”を押し出して綺麗にする。

その後、製品に付着している水気を空気圧縮機を使って吹き飛ばし、ビニール袋に入れて手術室フロアへ返却… どうやら、医師か看護師さんが患者さんへ見せるらしい。「これが入ってましたよ」とか? 「ちゃんと取り出しましたよ」とか? 証拠の提出ということなのか? 患者さんにとっては記念になるのか? あるいは、その金属を売って手術代の足しにするのか…(アホか。純金製じゃないんだから…)

さて、そんな感じで金属製品や器具類から排出された“生々しい物体”は、流し台のゴミ受けにも溜まり、日々の後片付けで私が処理することになる。かなり慣れてきたとはいえ… 得体の知れない白っぽい物体は気持ち悪い。それは、痰のような鼻水のような卵白のような… ん? もう生卵を食べられなくなるんじゃないかって? いや大丈夫。そんなこと言い出したら、人形焼きなんて食べられないでしょ。(そういう問題なのか…???)