無職二十一日目 連日の夢、ブドウの話

【私はリヤカーに荷物を積んで歩いていた。そこへ、学生時代の同級生男子と後輩女子がやって来て「松井、お疲れ！」「松井さん、お疲れ様！」と言いながら、荷物の上にお菓子を置いてくれた。私は「ありがとう。それじゃあ、お返しに…」と言いながら洋菓子の入っている箱を取り出し、女子には“焼き色も形も綺麗なマフィン”を、男子には「男だから、これでいいよな」と言いながら“紙容器が破れて形崩れしているマフィン”を手渡し、みんなで笑ったのだった…

気が付けば、大型商業施設の広い通路を手ぶらで歩いていた。その道中には、駅の自動改札みたいな機械が何カ所もあり、その度にポケットからＩＣカードを取り出さなければならなかった。そして、ある自動改札を通る時に「あっ！　ポケットから出すのを忘れてた！」と改札の中で立ち止まってしまったのだが…　パカッと改札の扉が開いたので、「えっ！？　行っていいの？　なるほど、ポケットの中のＩＣカードを感知したのか！　すげぇなぁ～」と独り言を呟きながら歩き続けたのだった…

その後、某倉庫仲間の女性から「ボジョレーヌーボー飲んだ？」と声を掛けられた。私が「飲んでないよ。ワインなんて興味ないし…」と答えると、「えぇ～！？　そんなぁ～　信じられなぁ～い！」と驚かれた。そこで私が「そう言われれば、近所のスーパーで売られてたし…　権●アーケード商店街にも並べられてたね」と言うと、「権●ってどこ？」と変な顔をされたので、「あ、間違えた。権●は長野市だった。大●だったかなぁ？」と訂正した】ところで目が覚めた。やっぱり、夢に女性が出てくると、起きた時に気分がいいね。アハ…

つい先程、ＢＧＭ代わりに流していたテレビから「３０年以上も掛けて開発した高級ブドウ（日本では一房３万円くらい？）の苗木が隣国へ渡っていた」というニュースが聞こえてきた。そこで、その高級ブドウを検索したら、つい先日“粗悪なコピー商品”で世間を騒がせた超大手通販サイト（一房４万円）もヒットした。まさか…　箱を開けたら“ブドウのグミ”が入っているなんてことは…（生鮮食品で中古はないだろ！）　もしも、私が働いていた倉庫に間違って搬入されたら箱がグシャグシャ…　届く頃にはジュースになってるだろうな。ハハハ…（配達する前に漏れてるだろ！）