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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

晴れ一瞬で曇り、のち怒り!?

2015年04月17日 20時05分39秒 | バス運転士
朝7時台の某住宅地発A駅経由B駅行き… まだ4月だからなのか、空模様が怪しかったからなのか、私に会いたかったからなのか…(ないない!) 車内は老若男女不問の乗客で満員だった。「まぁ、それも途中のA駅までのこと…」と思っていたのだが、意外と乗客が減らず… おまけに終点のB駅まで全停停車だった。


8時過ぎに「何とか発車時刻には間に合いそうだ」と思いながらB駅に到着… すると、そこに大勢の学生さんが待っていたのである。私は「あ、この時間だったかぁ~!」と喜び… 否、驚きながら約30人の乗車扱い… すると、なんと“100%レディー! 100%ヤング! 混じりっ気なし!”であった。


予定よりも少し遅れてB駅を発車… 約2分後には一つ目のバス停に到着… すると、早くも“異物”が… 否、否、否、3人の男性が乗ってきてしまったのだ。そして、通路に立っているヤングレディーに混入… 私は「あぁ~ この野郎ぉ~ 運転を代われぇ~ 私が乗客になるぅ~」と思った(ウソ)。


それから約1時間後、再びA駅に向かっていた時のこと… あるバス停から“まだまだ「お爺さん、お婆さん」と呼ぶには失礼になりそうなお爺さんとお婆さん”が乗ってきた。二人は夫婦ではなく、顔見知りという感じで…


ずっと会話をしていたようだが、ある交差点で信号待ちをしている時に、聞こうとも思っていなかった会話の内容が耳に入ってきてしまった。「よくアチコチ行かれるんですか?」と聞かれたお爺さんは「えぇ、よく旅行に行きますね」と答え…


私が「へぇ~ どこかの温泉にでも行っているのかな?」と思っていたら… お爺さんは自慢気に「この前もポルトガルを回って来ましてねぇ…」と喋り始めたのだった… しかしまぁ、その“回って”という表現がイヤラシイ… ん? 確かフリーパスでの乗車だったような… このぉ~! 私が生活を切り詰めて払っている市民税を返せぇ~! なんちゃって…