バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

車内温度管理が難しい曇天

2014年08月12日 21時26分30秒 | バス運転士
朝は雨… 7時台のA駅経由B駅行き… 「こりゃ~ 超満員で、だだ遅れだぁ~」と覚悟して臨んだ本日の一本目… しかし、思いっきり肩透かしを食らってしまった。考えてみれば、学生は夏休みだし、一部の社会人はお盆休みだし… 何度も時間調整しながらの運転となった。

本日の三本目は、再び9時頃のA駅経由B駅行き… 途中で「あれ? バス停に誰もいないけど… 本当に通過していいのか? 時間は早くないよな? こんなに乗客が少なくていいのか?」などと、何度も確認しながらの運転となった。

昼寝休憩後は、昨日に引き続き某地区巡回バスだった。が、私が乗るバスがまだ帰って来てなかったので、私は営業所前ターミナルで待つことに… しばらくするとバスが帰って来て、それまで乗っていた運転士さんと交代… その時に「このバス、よく冷えますよ」と言われた。

暑い時期は“バスの冷房が効くか効かないか”は大きな問題で、過去には“運転士が熱中症になり、途中で交代する”ということもあったくらいである。もっとも、いろんな面で鈍い私は、一応「暑い」と言っているものの、実はあまり感じていなかったりして…

さて、私は運転席や各種ミラーなどの準備をして、回送で営業所から某駅へ… その間、曇り空ということもあって「確かに、冷房がよく効くなぁ~」と思った。が、それは… 今日のように“気温は高くないけれど、湿度は高い”場合、車内温度の管理が難しいことを意味する。

だから、某地区巡回バスを走らせている時も、ずっと「寒いかな? 暑いかな? 大丈夫かな?」と車内の状態を気にしていた。すると、あるバス停で乗ったお婆さんが、着席して間もなく“薄手の長袖を羽織った”ので、私は「ゲゲッ… ちょっと寒いのかな?」と思った。

ところが、別のお婆さんが「バタバタバタバタ…」と、凄い勢いで扇子を動かし始めたので、「えっ!? やっぱり暑いのか!?」と思って判断に迷った私は“現状維持”を選択した。それにしても、そのお婆さんの扇ぎ方は尋常ではなかった… きっと南極へ行ったとしても、ペンギン相手に扇子をバタバタさせているに違いない。