昨日の朝、ちょうど二カ月ぶりに回ってきたコースをやったのだが… 運行カードに“前回やった時にはなかった注意書き”が貼ってあり「なんじゃこりゃ!?」と思った。
その注意書きとは… 「某駅○○時△△分発の某所行きは、終点の某所に●●時33分着予定だが、そこで36分発の××行きに乗り換える乗客がいるので、“定時運行に努めるように!”」という内容のものだった。
ちょうど某転回場で運転士仲間と一緒になったので、そこで聞いたところ… 「それは遅れます。某駅で超満員になって発車が遅れるし… その後も少しずつ遅れて… 僕がやった時は、到着が38分になっちゃいましたよ」と答えてくれた。
他にも「こんなこと書かれたら、運転士の焦りの原因にもなる」「こんなこと書かれなくても、みんな定時運行に努めている」「他の路線にも、そういう乗客はたくさんいる」「結局は、苦情に対する“ポーズ”に違いない」という話をして…
そこで「なるほど! ただのポーズなのか…」と納得したのだが、それまで私は「わざわざ“定時運行に努めるように!”と書くということは、そのために“普段は許されないこと”をやってもいいということなのか!?」と思っていたのである。
例えば… 50キロ以上で走ってもいいとか、信号無視をしてもいいとか、乗客の着席を待たずに発車してもいいとか、バス停にピッタリ張り付いていない人は乗客と考えずに通過してもいいとか、「ICカードに入金したい」と言われても「できません」と断ってもいいとか…(アホか!)
で、実際には“まだお盆休みの雰囲気”が残っており、乗客も交通量もやや少なめで… スイスイと走ることができて、到着予定時刻(サバ読みあり!)よりも5分ほど早く到着してしまった。あぁ、いつもこうだったらラクなのになぁ…