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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

路線の感覚、私の感覚

2012年04月06日 21時38分04秒 | バス運転士

今日は“桜”経由の路線を何度か往復した。覚えたばかりのバス路線&バス停を間違えずに走るのに必死で、ほとんど余裕がないはずの私が… 満開間近の桜に気が付いたのはなぜか??? それは、“ゆっくり走るマイカーのお陰で”そこがプチ渋滞していたからである。

夕方には、あるバス停から乗ったお婆さんから「桜で有名な○○に近いバス停は…」と尋ねられたのだが、迷うことなく「☆☆停ですね。ここから二つ先になります」と答えることができた。

しかし… ☆☆停に着いた時、私は「お婆さんは、ここからどっちへ行くのか分かっているのかなぁ?」と不安になったので、お婆さんの動きに注目していた。すると、サッとバスから降りたので「良かった、分かっているんだ」と思った。

が、降りた途端キョロキョロとして、前扉の外へ急ぎ足でやってきたのである。私は左腕をまっすぐ伸ばして、バスの進行方向を指差した。すると、お婆さんはすぐに分かってくれたようで、同じようにまっすぐ前方を指差していた。

そして私はバスを発車させて、一足先に“桜で有名な○○”を通ったのだが… 思ったよりも距離があり、私のバス路線に対する“感覚”は「まだまだだなぁ~」と思った。

その後、終点から営業所まで回送で走っていたところ… 突然、右ひざに何かが当たって、「コロコロコロ…」と音がしたのである。小さなものが上から落ちてきたというような感じで… 運転席上部を見たけれど、ネジなどが外れている様子もなく…

これは一体… 何??? ない物が体に触れたような感覚、ない物の音が聞こえる感覚… とうとう私の“五感”が狂い始めたか! ん? もともと頭の中が狂ってるから問題ないってか!? ハハハ… 何も言えん…