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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

オーバーランの季節!?

2011年11月10日 15時01分49秒 | バス運転士
ようやく朝晩は肌寒くなり、人の服装も黒っぽい物が多くなった。また、いつの間にか日没も早くなり、午後5時半ともなれば真っ暗で… それだけバス停通過時に神経を使う時間が長くなってしまった。こんな時、電車のようにすべて止まれば楽なのだが… そんな時間はない。


昨日の夕方、某駅を出て2つ目のバス停を「通過します」と言いながら“車内バス停表示送りボタン”を押そうと思った瞬間! 光り輝くバス停(中に蛍光灯が入っているタイプ)の陰(バスから見てバス停の裏側)に立っていたお爺さんを発見した。


驚いた私は“なるべく早く止まるように&なるべくショックがないように”ブレーキを踏んだが、10mくらいオーバーしただろうか… 私が「すいませぇ~ん」と言うと、なぜかお爺さんも「すいません」と言いながら乗ってきた。


その帰り、某駅へ向かって走っていた。私は「今度はしっかりと確認しなければ!」と思って、先程とは別の光り輝くバス停をジィ~~~ッと見て、バス停の裏側まで見ながら(ちゃんと前も見ろよ!)「通過します」と言ってボタンを押した。


コンピューター音声が「次は…」と喋り始め、私が視線を前へ向けようとした瞬間! バス停の10mくらい先で手を上げているお爺さんを発見した。バス停を注視するあまり、その先から来ていた人影に気付かなかったのである。今度は20mくらいオーバーしただろうか…


あぁ… バスが遅れているのに、いちいち止まっていられないし… あまり減速ばかりしていると、イライラ後続車が無謀な追い越しをしてくるだろうし… 何か良い対策はないものか…


そうだ! バス停に乗客がいたら、バス停の色(光)が変わるなんてどうだろう? しかし、それでは2人目のお爺さんのように“まだバス停に向かっている場合”に対応できない。ならば… 「バスに乗りたい」と思っている人自身が光るしかないな。ハハハ…