おかあちゃん(高齢者のガン)私のオッパイ(石灰化)??? とワン子

2006年8月母は肺がんと診断される。完治目的の定位放射線治療を受ける。

おかあちゃん 愛で

2017年08月21日 15時13分53秒 | 母の事(肺がん) そして絆
おかあちゃん 暑くて外に出る気になれない。

おかあちゃん 世間の人はどれくらい病気を理解しているだろうか。

乳ガンは 表から見るとあまり変わらない。
だから理解されにくい。と聞く。
私はクリニックで知り合った彼女は2人の子供を持つ若いママだった。
何故か 待合室で声を掛けられ いつも話掛けて来る人なっこい人だった。
初め彼女が 末期の患者とは知らなかった。
彼女は仕事をしていた。薬の副作用等で身体が辛かった。
仕事終りに お弁当を買って帰ると主人は「いつまで 甘えているのか。」
主人は母親に「食事も作らない」と言った。
その後は 想像して。
彼女は離婚した。末期の身体に子供を2人。
お姉ちゃんは小学生になる前。弟は5歳。
お姉ちゃんのランドセルで通う姿をママは見られない。
彼女の両親が面倒を見ていた。
お父さんが「変わってやりたい。私達は歳を取る。子供たちが心配」と。

近くにいる病気の人を どれくらい理解しているだろう。
薬の副作用 傷の跡。
傷 単にそこだけが悪いのではない。
脇に肉がなく 背中まで引っ張る。
手を上げられない。腕が腫れる。
人によって色んな事がおこる。
自分が経験がないから分からないよ。
と言われれば 何も言えない。
私は言わない。町内で入院すると見舞金が出る。
いらない。スーツケースを持って旅行に行くような格好で出掛ける。

彼女の子供達は パパが引き取った。

世界は 愛でしか救えない。
私は そう確信する。

おかあちゃん ありがとう 好き好き好き好き好きだよ 愛しているよ
これからも ズーとズーとズーとズーとズーと一緒だよ よろしくね


コメント
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