おかあちゃん 選択は自分で

おかあちゃん 嵐山は桜 まだだった。

おかあちゃん おかあちゃん おかあちゃん。
ううん。何でもないよ。呼んで見たかったの。
そう言うと 笑ってた。で コチョコチョってした。幸せだったね。
今も おかあちゃんを感じていたい。

あのね。少し前 おかあちゃんが 門のところに立っていた。
私ね。外に出て見に行った。私は確かに おかあちゃんを見たんだ。
こう事を 言う人 変だと思っていた。
次の日も 見たんだ。おかあちゃん 家の中を伺っていたんだね。
ヒロは どうしているかな。って。
大丈夫だよ。元気にやっているよ。
おかあちゃん 笑って。私は おかあちゃんの可愛い笑顔が大好きだよ。

おかあちゃん ごめんね。いっぱい いっぱい心配掛けた。
何も言わずに 見守ってくれた。

おかあちゃん 前に ガン患者が 余命をどう生きるか。テレビで見た。
それぞれ生きている環境で違ってくるよね。
一人の乳ガン患者の話に引きつけられた。
ガンの治療は受けない。緩和ケアを受ける。そういう方だった。
私も 前から そういう事態になったら 抗がん剤等はしないと決めていた。
しかし 大変な事だと思った。ガンは胸から出て 傷み 出血がある。
家族が 後の処理をする。とても一人では出来ない事を知った。
私の場合 一人だから そんな苦しい治療をせずに楽に生きようと思ってた。
病気に 楽はないと知った。おかあちゃん また考えるよ。余命を知った時の過ごし方を。こういう事を真剣に考えるようになったんだな。
そんな時が訪れて うろたえる事のないようにね。
入院 家 どちらにしても 誰かにお世話にならなくてはならない。
一人で生きていないってこういう事なんだな。
何もしないのは 合法的な自殺行為かな。
これからの私の課題だよ。

おかあちゃん 見守りの講習を受けた。行方不明のお年寄りがある。
一言声をかける事で 防げればね。

私は 毎日 ワガママなワン子と楽しんでいるよ。

よく寝ます


おかあちゃん ありがとう 好き好き好き好き好きだよ 愛しているよ
これからも ズーとズーとズーとズーとズーと一緒だからね よろしくね