ユナイテッドシネマ金沢にて。
塚地武雅が自閉症の忠さん、加賀まりこが忠さんの母珠子を演じています。
起きる時間もトイレに行く時間も「いただきます」の時間も毎日決まっていて、日中作業所に通い箱おりの作業をしている忠さん。
作業所からグループホームの入所を勧められているものの決心がつかない珠子さん。
でも50歳の誕生日の日、ギックリ腰をやってしまった忠さんを見て珠子はこの先のことに不安を感じ、丁度グループホームに空きが出て忠さんは入所することになります。
段々と老いていき体力も落ちていく親と障害を持つ息子。この先きっと親が世話を続けることが困難な日がやってくる。地域で暮らして行くにはグループホーム入所がベストかもしれません。
でもグループホームの近隣からはホームの利用者たちがうるさいとか、子どもが小突かれた、とか苦情が…。
ホームの前に町内会の10数人が集まり拡声器を使って「移転」を訴えられたり…
忠さんたちの家のお隣に越してきた里村さん一家。はじめは忠さんを好奇の目で見たり、いきなり里村家に入ってきた忠さんに「警察呼ぶぞ」と凄んだり。
でも息子の草太くんがきっかけになって少しずつ交流が生まれる。この子が正直ないい子でよかった
忠さん家の大きな梅の木の梅を草太くんが拾い集める。それを珠子がおろし金でがしゅがしゅとおろし、絞った果汁をぐつぐつ煮るシーンがありました。何が出来るの?と思ったらこれが梅エキスというやつかぁ。
腹痛に効くそうです。酸っぱそうですが。
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