1/18 富山市のオーバードホールで「絢爛豪華 祝祭音楽劇 天保十二年のシェイクスピア」を観ました。

江戸時代、天保年間の下総の清滝村を仕切る2軒のヤクザ一家、野心家の流れ者 佐渡三代治、ヤクザ一家の後取りき じるしの王次。
作:井上ひさし
音楽:宮川彬良
演出:藤田俊太郎

江戸時代、天保年間の下総の清滝村を仕切る2軒のヤクザ一家、野心家の流れ者 佐渡三代治、ヤクザ一家の後取りき じるしの王次。
ロミオとジュリエットのような悲劇のカップルとか、娘たちに裏切られるリア王のようなヤクザの親分とか、シェイクスピアの37の戯曲を詰め込んだ絢爛豪華なミュージカルです。
井上ひさし作品の特徴なのか韻を踏んだり駄洒落だったりの言葉遊びがいっぱい出てくるのですが、咄嗟に判らない難しい言葉もあります。
でも舞台の両サイドに電光ボードがあってそこに(全てではないけど)「セリフが“文字”で表示されて助かりました♪
佐渡の三代治(浦井健治)がしゃべりっぱなしというか、ものすごい量のセリフと歌でいつ息を吸うのか?と思ったくらい。
王次(大貫勇輔)はしなやかで大胆なダンスにうっとりでした。
話は悲劇的ですが、歌って踊って“絢爛豪華”な舞台でした。