<JFA(日本サッカー協会)は、IFAB(国際サッカー評議会)に、運用方法の世界標準を提訴か>
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【U-23日本代表 1-1 U-23カタール代表 U-23アジア選手権・グループB第3節】
日本代表は15日、AFC U-23選手権(東京五輪アジア最終予選)グループステージ第3節でU-23カタール代表と対戦し、1-1のドローに終わった。前半間際に田中碧が一発退場となり、後半には齊藤未月のファウルでPKが与えられるなど、日本代表は“疑惑の判定”に泣かされた結果となった。この試合を大きく左右したのはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の存在である。1年前のアジアカップでは準々決勝以降の7試合で使用されたが、今大会ではアジアサッカー連盟(AFC)主管の公式大会としては初めて全試合で導入されている。
VARはロシアワールドカップなどで1年半前から導入され、UEFAチャンピオンズリーグや、欧州の主要リーグでも続々と導入されている。しかし、競技規則を制定・改定するIFAB(国際サッカー評議会)が定めているはずだが、各協会によって運用方法が異なっているという声が多く上がっている。
JFA(日本サッカー協会)も研修や育成年代の大会での試行、Jリーグでのオフラインテストを経て、JリーグのYBCルヴァンカップでは準々決勝以降の13試合とJ1参入プレーオフ決定戦に導入された。来季からはJ1全306試合を含む321試合での導入が決まっている。
JFAが説明している通り、VARの導入によって誤審がなくなるわけでもなければ、最良の判定が下されるわけでもない。あくまでも「明白な間違い」をなくすためのシステムなのだが、客観的に見ればまだ多くの疑問が残されている
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