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<独自>対空電子戦部隊新設へ 6年度 気球対処も視野2023/2/21 産経

2023-02-26 15:06:08 | 連絡

「せんだい宇宙館」の職員が望遠鏡を通しスマートフォンで撮影した中国の偵察気球に似た飛行物体=令和元年11月20日、鹿児島県薩摩川内市(同館提供)
<下記URL

参照
陸上自衛隊が電磁波を使って敵の航空機の能力を妨げる「対空電子戦部隊」を令和6年度にも新設することが21日、分かった。
中国の早期警戒管制機に対処する部隊で、電磁波による妨害で早期警戒管制機のレーダーを無力化し、航空自衛隊の戦闘機が撃墜しやすくなるよう支援する。
中国の偵察気球
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714回 ブリンケン王毅会談について―8分ー/2023/02/24/ 髙橋洋一 


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が新たな脅威となる中、
気球
宇宙科学用 大気球実験 の概要 ブーメラン飛翔 JAXA / ISAS / 大気球実験グループ2017/2/28 福家 英之

を墜落に導く対処も視野に入れている。
新設する部隊は車載式で高出力の対空電子戦装置という新たな装備を運用する。
三菱電機が開発し、今年3月までに陸自に納入する。
陸自は性能試験を行った上で6年度に配備し、部隊発足につなげる。
軍事作戦では通信機器やレーダーなどに電波や赤外線といった電磁波が使われる。
電子戦は相手の電磁波利用を妨害し、自国の電磁波利用を防護するものだ。
電子戦のうち電子攻撃は平素から相手が通信やレーダーで使う電磁波の周波数を把握しておき、有事に同じ周波数の電磁波を発射して混信させて妨害する。それにより
①複数の部隊が連携するための通信を遮断
②動向を把握するレーダーを無力化-の役割を果たす。
既存の陸自の電子戦部隊はネットワーク電子戦システムを運用している。
このシステムは長距離通信に使われる短波(HF)と野外通信に用いられる超短波(VHF)を妨害する。
①の通信遮断の役割で、艦艇と地上部隊を対象とする。
一方、新設する対空電子戦部隊は
②のレーダーの無力化の役割を担い、対象は航空機だ。
中国軍はKJ2000早期警戒管制機を保有している。
高度1万メートルほどを飛行し、高機能レーダーで相手の戦闘機を探知して自軍の戦闘機に伝える。
対空電子戦部隊はレーダーを電磁波で妨害し、300キロ程度とみられるKJ2000のレーダーの探知範囲を数十キロに狭める。空自戦闘機は探知されずにKJ2000の間近まで接近でき、正確に撃墜できるようになる。
中国の偵察気球は衛星通信で本国に情報を伝達している可能性がある。
対空電子戦部隊は気球の衛星通信を妨害し、機能不全に伴って自動的に降下させるプログラムを作動させるなどの方法で飛行を妨げられないか検証する。
この方法だと撃墜しないため気球を破壊せずに回収して解析できる利点もある。





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