鹿島《少将》の航海日誌

改めてブログ作り直しました。
ヤマト関係を中心に、興味あるもの等をお届け。

戦乱の月軌道会戦ー宇宙戦艦ヤマト2202ー二次創作

2019-01-24 23:11:15 | 宇宙戦艦ヤマト:二次創作

ー戦乱の月軌道会戦ー
宇宙戦艦ヤマト2202外伝

第一話


ー地球圏・月軌道沖ー


《地球・ガミラス連合艦隊旗艦(改)アンドロメダ級:大蛇=オロチ》
※現在、1/1000で製作中(^^)

艦隊司令:土方宙将はヤマトで得た情報を基に、白色彗星・ガトランティス帝国軍:本隊の侵攻ルートを探るべく、情報収集艦:霧島を火星のアステロイドリング=環(わ)軌道上に派遣、潜伏させた。

既に廃艦が決定していた戦闘艦キリシマであるが、地球の存亡が掛かった大事な一戦であり、資源・資材に余裕が無くなりつつある事から、改修と量産型波動エンジンへ換装のみで、時間断層を利用すれば、僅か一日も有れば完成する事から、苦肉の策的にキリシマが選ばれたのである。



「現時点を持って私は宇宙戦艦ヤマトの艦長職を退き、地球・ガミラス連合艦隊艦隊司令の任に就く。」
「よってこれより、宇宙戦艦ヤマトの指揮権を戦術長:古代に委ねる。」
「尚、艦隊司令特権で、本作戦にあたり、古代一慰を二階級特進させ、二等宙佐の権限を与える。」
「全ヤマトのクルーは古代の指揮下に入れ。以上だ。」

更に土方は宇宙戦艦ヤマトを火星圏まで後退させ、機動部隊から改・ドレッド・ノート級:正規空母:蒼龍、飛龍の二隻と合流させ、月軌道上に地球・ガミラス連合艦隊集結完了までの陽動撹乱を任務とするの特務を命じた。


◆◆◆◆


《第一特務戦隊:旗艦:宇宙戦艦ヤマト》イメージモデル

《第一特務戦隊:正規空母蒼龍・飛龍》イメージモデル


ー火星圏アステロイドリング宙域ー


「全艦及び蒼龍、飛龍へ通達!これより敵の本隊を誘き寄せる!」
ヤマト第一艦橋で指揮をとる古代 進の命令が下された。

同時に蒼龍、飛龍に搭載される各コスモタイガーⅡ雷撃隊:計92機のフル爆装が、ところ狭しと慌ただしく行われた。
ハードポイント5ヵ所に合計15基の空対艦ミサイル・亜空間魚雷が装着され、1.2000発の12.7mmバルカン砲弾がセットされた。

蒼龍コスモタイガーⅡ雷撃隊:隊長を務めるのは、ヤマト航空隊:隊長:加藤 三朗が務める。

飛龍コスモタイガーⅡ雷撃隊:隊長を務めるのは、同じくヤマト航空隊:篠原 宏樹が務める。

そして、宇宙戦艦ヤマト航空隊は直掩機として、山本 玲が隊長を務める事と成った。

「コスモレーダーに感!!」

「14時の方向に艦影300!!」
森 雪の報告からして、恐らく前衛艦隊と判断したヤマト指揮官:古代は、ヤマト航空隊及び蒼龍戦闘機隊に発艦命令を下した。
ヤマト航空隊には直俺機として、ヤマト、蒼龍、飛龍の護衛に就かせた。
蒼龍コスモタイガーⅡ雷撃機隊を第一波攻撃隊とし、敵前衛ガトランティス艦隊:機動部隊を叩くべく攻撃目標を定めた。

間髪入れずに古代は第二波戦闘機隊として、飛龍コスモタイガーⅡ雷撃隊の発艦体制に入らせた。

蒼龍・飛龍行甲板は慌ただしく動く。
二番機、三番機と飛び立つ。
四十五機が発艦完了。
最後に加藤機が発艦、合計四十六機の蒼龍・コスモタイガーⅡ雷撃隊の発艦が完了した。

「隊長機:加藤より、第一波戦闘機隊各機へ。」

「弾幕を恐れるな!!」

「恐れれば必ず墜ちる!!」

「ラジャー!!」

血気盛んな声がインカムを通し、加藤に届く。


第二話へ
つづく。


使用している画像はイメージです。
参考までにPS.版宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち及び一部、ネット上に出回っている画像を使用しています。

この物語りは、「ps版さらば宇宙戦艦ヤマト」をベースに私設定を混ぜた「宇宙戦艦ヤマト2202」外伝です。