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劇団四季のミュージカルを中心に主観たっぷりで綴っております

オペラ座の怪人 12/17(土)ソワレ

2005-12-17 | オペラ座の怪人
キャストごとに。

高井さん(ファントム)
その日の高井さんのテンションが分かる(?)最初のポイント、ミラー。
今日はかなり抑えていたように思います。
特に「そのなーかーにー」がアレレってくらい迫力なかった^^;
まさか調子悪い?とちょっと焦りましたが(過敏になっているのです)
The Music of the Nightは大丈夫だったので一安心。
でもやっぱりちょっと抑え気味な感じを受けました。
ちょっと艶が足りないような声量も足りないような・・・
疲れがきているのか長期続投に備えコントロールしているのか分かりません。
マイクの音量が小さかったのかな?
墓場のシーンでも声がいつもより小さく聞こえたんですよね。
「宣戦布告だ!」もいつもよりあっさり。‘どす’の効いた怒りの叫びは聞けず。
でも1幕最後の「ぞーーーーーー」は長かったです。
今日の高井さんは冷淡なファントムだったような気がします。
熱く激しいファントムというよりは冷淡なファントム。
でも今日のThe Point of No Returnは素敵でした~。
溜めもいい感じでしたし、クリスティーヌの後ろに回りこみ
「行く手には未知の愛の喜び」と歌うところも、両手でクリスティーヌを
包み込むような仕草してました。
開幕してしばらくはすぐ横に座っていたんですよね。
オーケストラのテンポの速さに合わせてのことだったと思うのですが
最近復活してくれて嬉しいです。
ラストの隠れ家ではクリスティーヌを連れてきた時の表情に目がいくのですが
高井さんは日によって微妙にここの表情が変わってくるんですよね。
泣きそうな表情だったり完全に無表情だったり、物凄く悲しい表情だったり・・・
今日はうっすら笑みが・・・自嘲の笑みでしょうか。
「ほら、どうやらお客さんだ」の部分では、明らかに笑っていました。
ラストもそれほど激しくはなかったのですが、「お願いだーーー!」と叫んだ後の
高井ファントム、孤独で悲しかった。
さっきまで自嘲の笑みを浮かべていたのに・・・この落差がね。。
今日は冷淡なファントムでしたが明日はどんなファントムを見せてくれるのでしょう。

苫田さん(クリスティーヌ)
可もなく不可もなく。
いや、とても上手に演じていらっしゃると思うのですが。
マニュアル通りに上手く演じているように見えないことも・・・
ちょっと面白みに欠ける気がします、私にとっては。
どうしても前回見た高木さんと比べてしまうのですが、二人は本当に対照的な
演技をされるな~と改めて思いました。
苫田さん、今回は前回見たときと変わっていたところがありました。
まず、ハンニバルで新支配人の紹介があっている時、
以前は宙を見てボーっとしていましたが今回はそれがなかったです。
高木さんのように適度に周りに反応しながら足元を扱っていました。
あとはThe Phantom of the Operaの最後の「あーーーー」の前、苫田さんは物凄く
からだを動かしていたんですね。それも無くなっていました。
この2点はちょっと気になっていたので、今回変わっていて私的には嬉しかったです。
あと今日はThink of Me、あまり調子がよくなったようです。
声が数回ザラつきましたし、音程もちょっと怪しかったような?
あと、苫田さんってあんなにビブラートかけてましたっけ?
佐渡さんを思い出しました(笑)
前半はそんな感じで、ちょっと調子悪いのかな~と思っていたけど2幕はよかったですよ。
苫田さんの歌声はThe Point of No Returnがいちばんしっくりくるような気がします。
しっとりした歌声ですからね。
苫田さんはやっぱりラウルとラブラブなクリスティーヌだなぁと思いました。
北澤ラウルともお似合いです!
私、苫田さんのしっとり落ち着いた歌声は好きなんですが、台詞と演技が
ちょっと甘すぎるというか、悪く言うとぶりっとし過ぎというか。
夢見る夢子ちゃんクリスティーヌって感じ(笑)
熱演には拍手なんですけどね。今日も最後は泣いていたようです。
ラウルに引っ張られて隠れ家から出て行くときも半べそでファントムを見ていました。
分かり易い演技は見ていて面白いかもしれませんね。

北澤さん(ラウル)
北ちゃん怖いよー(笑)
ここ数回北澤さんで見て、冷血だの優しくないだの言っておりましたが
今日見て「あ、これが北澤さんのラウルなんだ」と思いました。
冷血度が以前よりアップしてたような・・・
笑顔が素敵だし優しそうな雰囲気もってるのに、勿体ないような気もしますが。
きっと北澤さんは冷血路線でいくのね。
別にラウルに癒しを求めるとか、みんなに優しくしろとは言わないけど
私はもうちょっと柔らかいラウルがいいかなーと。
多分、北澤さんは頑張ってあのような役作りをしてるんだ・・・と思う。
だって、時折すっごい優しい笑顔が見られるし。
支配人のオフィスで、メグと目を合わせたあと椅子に座って歌う
カルロッタの所に行くとき、すっごい優しい笑顔してたし。
あぁ、その笑顔が見たかったのよ!って思ったよ。
北澤さんすごくカッコよくて素敵なんだけど、私にとっては
ちょっと寂しさを感じるラウルでした。
高木クリスティーヌのときは、北澤さんにはちょっと受け止められないかも
と思いましたが、苫田さんだったら大丈夫かな。
苫田さんはしっかりしたクリスティーヌだから(笑)

その他で気になったのは・・・
小林さんが髪を切ってすっきりされていましたよ~。
若々しくなって素敵でした。
小林さんはかなり長く出ていますが、もしかしたらそろそろ青木さんが
登場かもしれませんね。久しぶりに青木フィルマン見たいなー。
立岡レイエはドンファンのピアノ思いっきり弾き間違えてました。
立岡さんって可愛いですよね(笑)。
アンサンブルですが、増田さんも随分長いですよね~。
増田さん、もしかしてファントムのお稽古とかしてたりするのかな。
増田さん歌は分からないけど、もしファントムやったら素敵だろうな~って思います。
久しぶりの蔵田ピアンジ。やっぱり笑える(笑)

簡単ですが今日はこんな感じで。
カーテンコールは最後のバイバイまでありました。
私が行く日はバイバイ率高いです。

クレイジー・フォー・ユー 先行予約

2005-12-17 | 劇団四季
なかなか繋がらなくて焦りましたが、どうにか希望日のチケットを
確保することができました。
先ほど見てきたらかなり売れているようなので延長は確実ですよね。
CFYは広島で2度見ただけですが、2回じゃ足りんっ。
思ったより早く東京公演が決まったので嬉しかったー。
CFYはとにかく何も考えずに楽しむことがいちばんですよね。
はじめて見たときはビックリしたもんなぁ。
余韻はあまりないけど、とにかく楽しかった~!
悩んだり考えたりするのもいいけど、たまには何も考えずに
見て聴いて楽しむのもいいもんです。
でも、前回は舞台を追うのに必死だったので、次は出演者の区別が
つけられるよう、ちょっと考えながら見たいと思ってます(笑)


では、そろそろオペラ座の怪人観劇のため出かけます・・・
また後ほど。

雪がちょっと心配だけど・・・

2005-12-17 | 劇団四季
私が東京に行こうとするときは雪やら台風やら強風やら・・・
明日は大丈夫かなぁ。
いつもは朝の便で飛ぶのですが、明日はCFYの先行なので
ちょっと遅めの便で出発です。
といってもあまり余裕はないので、ネット繋がればいいけど・・・
最悪の場合、一枚も取れずに出発になるかもしれません。
無事取れるといいのですが。

さて、明日と明後日と汐留に行ってきますが
前回の観劇から1ヶ月もたっていないので、また行くのかーって感じです。
自分でも思うくらいですから^_^;
でも今回はキャストが変わっているのでまた違った舞台を見ることが
できるかなーと楽しみにしています。
もしかしたら次の観劇まで間が開くかもしれないのでしっかり
目と耳に焼き付けておきます。

・・・

本日鹿鳴館のチケットが届きました。
いつも1週間以上経ってから届くのに今回は早かった!
相変わらず売れ行きは好調のようですね。
自由劇場は次のスケジュールがまだ発表されていないので(ですよね?)
この勢いでチケットが売れ続ければ延長の可能性ありですね。
次のスケジュールが決まっていれば別ですが、四季としては
売れている公演は少しでも長くやりたいだろうし。
で、届いたチケットを見て今日気付いたのですが
センターブロックの最前列は3席だけなんですねー。
この3席のどれかに座るとなるとちょっとドキドキしそう。