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劇団四季のミュージカルを中心に主観たっぷりで綴っております

エビータ 1/30

2005-01-30 | 観劇記録
前日に引き続いてエビータ。
前日は1階席前方でしたが今度は3階バルコニー。
初めてのバルコニー席だったのですが、気に入った!体勢は崩せるし前のめりになっても
怒られないし、いちばんの驚きは思ったより舞台が近い。
オペラグラスを用意してたけど使いませんでしたよ。
ただ、さすがに3階だけあって高いんですね、見下ろす感じです。
で、今回上から見ることができてよかったなーと思いました。
こんなに照明が面白かったとは!1階で見たときには気付きませんでした。
舞台装置の変化も楽しめたし、私の好きなエヴァが男を乗り換えるシーンでは
あの小さな部屋の中も見ることができました。
最後、井上さんがあの部屋に戻ってから、部屋の中にあるカーテンの中に
シャっと隠れるんですね。あんな小さな部屋にもちゃんとそういうものが
仕込まれてるなんて!
1階前方に比べると舞台からは遠いので、迫力には欠けるかもしれないけど
ダンスが全体的に見ることできるしセットの移り変わりも面白いし
バルコニーはお勧めです!
ただ、奥の壁(?)の上に立たれると下半身しか見えませんが。その程度なので
4,200円はかなりお買い得だと思いました。

舞台のほうは昨日に引き続きいいものを見せて頂きました。
近くに住んでたら間違いなく通ったのに!
東京は遠いです(T_T)

ちょっとだけツボだったのは山口嘉三さん@プロデューサー。
CDを聞いてどういう登場するのかと思ったら、期待通りチャック全開で
ご丁寧にシャツもはみ出しておりました(爆)。

キャストは1/29と同じ

エビータ 1/29

2005-01-29 | 観劇記録
初エビータです。
私としてはオペラ座の怪人との抱き合わせ、オマケのつもりでいたんですが
終わってみればこちらがメインとなりました。
私は初めての舞台を観るときはなるべくCD等で予習をするようにしています。
それぞれあるでしょうけど、私の場合はCDを何度か聞いてある程度のメロディーを
頭に入れておいたほうが舞台を楽しめるので。
もちろん今回もCDで予習してからの観劇になったのですが、これが大正解でした。
初めてCD聞いた時にもびっくりしたんですが、エビータの曲って慣れないうちは
聞いてるととても疲れます。音楽追いかけるのが大変で・・・
でも不思議と聞いているうちに心地よくなって耳から離れなくなるんですよね。
やっぱり凄いです彼の音楽は>ビバALW!(笑)
ということで、音楽が違和感なく耳に入り舞台に集中することができました。

キャストごとの感想は

井上さん(エビータ)
とにかく素晴らしかったです!!歌・演技とも大満足でした。
キュートに悪女を演じていらっしゃいました。
冒頭の野心剥き出しのちょっと下品な田舎娘からもう目が釘付けでした。
足開いて水色のパンツ見えてましたし(笑)。
本当にどのシーンも印象に残っているのですが、中でも特に気に入ったのが
チャリティ・コンサートのシーン。
エヴァがペロンに歌いかけるところの井上さん、歌・表情とも見とれてしまいました。
もっとこのシーンが続いて欲しい、もっとこのまま歌を聞いていたい!と。。
女性の私もうっとりとしてしまうほど美しい表情・歌声にため息ものでした。
前後しますが、エヴァが男を乗り換えてはさようならのシーンも好きです。
あーーでも他にも好きなところは沢山ありますねー。
エビータを見て、すっかり井上さんのファンになってしまいました。
クリスティーヌでも是非見てみたいです。

芝さん(チェ)
これまた素晴らしかった!!芝さんサイコーです!
芝さんは福岡でユダ、東京でユダ・タガーを見てきたのですが
今回のチェが断然お気に入りです!
東京のジーザスの時はかなりお疲れのようで声があまり出てなかったんです
かすれてかすれて・・・それはそれでユダ的にはOKだったのかもしれませんが
ちょっと見てる方としては痛々しく感じてしまって。
でも今回のチェは声の方は絶好調だったんじゃないでしょうか。
聞いてて気持ちいいんですよ。あの冷めた演技も◎で魅力倍増。
衣装がこれまた似合ってるんだ~ちょっとだけがチラついてしまいました(笑)。
芝さんのシーンもどれも好きなんですが「空を行く」が印象に残ってますね。
あと、最後のエヴァが死んでゆくところで倒れかかったエヴァに手をそえて
床に寝かせてあげるとこは、ちょっときちゃいました・・・涙。

下村さん(ペロン)
ちょっと情けないペロンを余裕で演じてあったようです。
下村さんも素晴らしいですねー。
ペロンって思った以上に出番少ないというか存在感薄いというか
下村さんの存在感ではなくて、「エビータ」という舞台の中での
存在ですね。それでも下村さんは印象に残ってます。

ため息が出るほど贅沢なキャストですよね。
しかも中身が伴っているというか、しっかり満足させて頂きました。
オペラ座の怪人で、ちょっと落ち込んでいたので今回はエビータを
見ることができて本当によかったと思ってます。

ではその他のキャストなど

渋谷さんのマガルディ・・・S&D2の時から密かに思っていたんですが
渋谷さんって歌は上手いんですよね?でもいつも声が出てない印象。
いつもかすれてる。そういう声質なんでしょうか?まぁ、いいや。
イケてないタンゴシンガー、うんその通りでよかったんじゃないでしょうか(爆)。
というのは冗談ですが、あのいやらしさがよかったと思います。
見るからにおばかなタンゴシンガーでしたもん(笑)。
あ、私別に渋谷さんが嫌いとかけなしてるわけじゃないですよ!
ミストレスの久居さん・・・あのシーンは今までもあんな感じだったんでしょうか?
無感情でさらーっと歌って消えてゆく。。
四季の役者さんにはあまり詳しくない私ですが、アンサンブルの中には
気になるあの方が!青山さん!カッコイイですね~~~。素敵でした。
女性では藤田さん。どこにいてもすぐに分かる藤田さん(笑)。
普通の洋服を着てる姿がものすごく不自然な藤田さん(笑)。
私、好きです藤田さん(笑)。

エビータ  井上智恵
チェ  芝清道
ペロン  下村尊則
マガルディ  渋谷智也
ミストレス  久居史子


オペラ座の怪人 1/29

2005-01-29 | オペラ座の怪人
先週行ったばかりなのにまた行ってしまいました。
こんなにハイペースでいいんでしょうか・・・怖いなぁ(笑)。
さて、一週間ぶりの「オペラ座の怪人」ですが・・・今回は簡潔に。

高井さん、声が濁ってました(泣)。ブレスもよく聞こえたし調子悪いのかなー。
でも2幕の終わりは叫びまくりで「おねがいだ~~~!!」は凄かった。
あ~~ん!そんなに叫んじゃ喉によくないから!って心配してしまう程でした。
激しい高井さんは好きだけど(矛盾してるなぁ:笑)あんまり無理はして欲しくないな。
福岡での事を思い出してしまいました・・・あの時は本当に見てて辛かったです。
で、舞台の方ですが・・・前回と感想は変わらずです、はい。
高井さん、本当にクリスティーヌのこと好きなのぉ~?と突っ込みたくなりました(笑)。
いや、でもやっぱり高井さんのファントムは切ないです。哀愁たっぷりです。
でも何かが違うんです・・・何だろう?自分でもよく分かりません。
福岡の時と変わってるところもあるから、違和感を感じるのかもしれません。
高井さん演技もちょっと変わってました。照明の感じも変わってたし
歌のテンポも変わってたような気がします(高井さんだけでなく全体的に)。
ちょっとセカセカした印象かな。
正直言って何に一番違和感を感じているかは分かってるんです・・・自分でも。
だけど今回は触れないでおきます。というか避けて通りたい部分です(笑)。

で、今回の満足度35%(下がってるしー!爆)
観劇後、妙にしんみりと悲しくなってしまったのでした。

キャストは1/21~1/23と同じ

オペラ座の怪人 1/21~1/23

2005-01-23 | オペラ座の怪人
約10ヶ月ぶりに劇団四季の「オペラ座の怪人」を観てきました。
キャストは予想通りアルプの3人。
ちょっと苦手な佐渡さん、心配しつつもアルプでは3人の雰囲気よかったし~と
期待いっぱいで劇場に向かいました。

まずは劇場とセットから
初めての「海」の印象は・・・狭い!舞台が狭いんですね。
シティ劇場を見慣れているからかものすごーく狭く感じました。
そしてシャンデリアの大きいこと!
大きくしたのは知っていたけど、舞台が狭い分すっごく大きく感じましたね。

ではではキャスト別の感想を

高井さん(怪人)
はぁ~~~長かったです。この日が来るのをまってました!
10ヶ月ぶりの高井ファントム、随分痩せられましたね。
ちょっと痩せすぎなんじゃ?って心配してしまうくらいほっそり。
気のせいか声も軽くなったような?
劇場全体が包まれるようなふわ~~んと、でも身体にずーーんとくる・・・
福岡ではそんな感じでしたが今回はちょっと違ったなぁ。
劇場が変わったら聞こえ方も違ってくるのか、本当に高井さんの声が
変わってしまったのかは分かりません。
演技の方は・・・うーんどうでしょうか・・・高井さんまだ気持ちノッてない?
クリスティーヌに対する執着というかそういうもがあまり感じられませんでした。
それでもやっぱり高井さんのファントムは素敵ですね

佐渡さん(クリスティーヌ)
えーーっと・・・ごめんなさい。私やっぱり佐渡さん苦手です。
何が苦手かって、あの歌い方と低音の声質がちょっと・・・
好きな人はすごく好きなんでしょうけどダメな人には気になるんじゃないかな。
演技に関しても私の好みではないんですね。クリスティーヌに関しては。
最初はただ弱いだけの少女が舞台が進むにつれて、怪人とラウルの愛に
板挟みになりながらも自立した大人の女性へと成長していく。
というのを私は見たいというかこの舞台(クリスティーヌ)に求めているんです。
佐渡さんは最初から自立した大人の女性に見えました(笑)。
それはそれでアリなのかもしれませんが、私にはダメでした。
この舞台は台詞=歌なので、できれば歌にも感情や表情の変化をつけてほしかった。
クリスティーヌデビューしたてなのに要求しすぎでしょうか(^_^;)。
村田さんのクリスティーヌが大好きだったのでどうしても比較してしまいます。ゴメンナサイ。

石丸さん(ラウル)
さすが四季の看板俳優(!?)だけあってカッコイイですね。
誰もが憧れる子爵様だったと思います。
歌も思ってた以上に声量のある方だなーと、安心して見ることができました。
ただ、私としてはもうちょっとクリスティーヌ大好き!っていう感じを
見せてほしかったかなーと。(注文多くてスミマセン^_^;)
でも石丸さんは若造ラウルでもありませんし、あれくらいがちょど良かったのかも
しれませんね。

オーケストラ
オーバーチュアの迫力の無さにびっくり(@_@;)
あのオープニングで客の心をしっかり掴んでくださいよ!!
ついでに言うと「The Phantom of the Opera」も物足りなかったなー(テープなのに何故?)。
全体的に音が小さかったような気がします。
テープの方が音大きいし安心して聞けるし(苦笑)、オケピットなくして
客席もう一列増やして下さい!・・・は言いすぎですね。

その他の感想
荒井さんメグは福岡で見たときより世話焼き度UPな感じでよかったです。
クリスティーヌが大好きなんだなーっていうのがよく分かります。
荒井さんは踊りも綺麗だし歌も上手だし、大好きなメグです。
秋山さんマダムもよかったですー。福岡で何度か見ていたのですが
回数では圧倒的に西島さんが多かったんですね、それでも秋山さんのマダムは
違和感無く見ることができました。それに声よく出てますねー
「勝ち目ないんだから!」の声の大きさにはびっくりでした(笑)。
支配人2人は見てると嬉しくなってしまいますー。
いいですね~林さんと青木さん。ちょっとお芝居変わったところもありましたよ。
カルロッタの種子島さんも福岡で何度も見ましたが、私は河合さんの
カルロッタが大好きだったので・・・ワガママだけどちょっと憎めない可愛さ、が
私の求めるカルロッタ像ですね。
カルロッタも新しい方がキャスティングされているようなので楽しみです。

だらだらと長くなってしまいましたが舞台全体の満足度でいうと
40%ってとこでしょうか。低!(笑)
ここでは言えない感想もいろいろありまして(汗)、それを踏まえての満足度40%。
でも高井さんのファントムが見れたことは嬉しかったです本当に。
次にお会いするときはどんなファントムに変化しているのか楽しみです。

オペラ座の怪人  高井治   
クリスティーヌ・ダーエ  佐渡寧子
ラウル・シャニュイ子爵  石丸 幹二
カルロッタ・ジュディチェルリ  種子島美樹
メグ・ジリー  荒井香織
マダム・ジリー  秋山知子
ムッシュー・アンドレ  林和男
ムッシュー・フィルマン 青木朗
ウバルド・ピアンジ  半場俊一郎
ムッシュー・レイエ 立岡朗
ムッシュー・ルフェーブル  深見正博
ジョセフ・ブケー  寺田真実