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劇団四季のミュージカルを中心に主観たっぷりで綴っております

北京旅行記 2日目 その2

2007-12-18 | 北京旅行記
一旦故宮を出て昼食を済ませた後また故宮に戻り珍宝館などを見学。
宝飾品などが展示されていましたが、いいものは全部蒋介石が
台湾に持って行ってしまったんですって。
うろうろと歩き、身体も芯から冷え切ってしまった頃、ガイドさんが
「お茶を飲んで休憩できるところがありますんで・・・」
やったーーーっ!!暖かいところに行けるんだーーー。
と案内された部屋へ入ると・・・
ん??掛軸や絵がいっぱい飾ってあるよ・・・
休憩所にいるのは日本人だけだよ・・・
これは、、これは、、ツアーにつき物の・・・

ツレテコラレタ ━━━ヽ(´・ω・`)ノ ━━━!!

思ったとおりでした。
奥の方に先生といわれる人がいて、休憩所のお姉さん曰く
「今日はたまたま先生がいらっしゃってます」
「特別に今日は今からここで書いて頂きます!」
などと言ってささっと書いてもらった後
「これ、日本だったら○万円します・・・」はじまったよ(ーー;)
ま、しょうがないっすね。
高級なツアーで無い限りこういうお店には必ず連れてこられますから。
ここ以外にも、シルク屋さん、お茶屋さん、翡翠屋さんと連れて行かれましたが
私たちのガイドさんは一切買い物を進めることはありませんでした。
ガイドさんによっては結構買え買えと言う人もいるみたいなんで・・
買えば買うほどマージンも入るでしょうし。
それでもシルク屋さんとお茶屋さんではしっかり買い物してしまいましたが。。
どこに行っても日本人はお金を落としてくれるいいお客さんですよね(笑)。

お茶を飲んで身体を温めた後、故宮を後にして景山公園に向かいました。
景山公園の万春亭から見る故宮は・・・

天気が良ければなぁ・・・
見晴らしが悪いです。



スモッグのため、イマイチな景色を眺めた後シルクのお店に行きました。
ここでおばはチャイナドレスを作りました~♪
夕方に行って生地を選び採寸したら翌日の朝には仮縫いしたものをホテルに
持ってきてくれました。
一度着てみて細かい部分を調節して、同日の夜にはホテルに完成品を
持ってきてくれました。
ツアー客向けのお店だったので、やや割高でしたが出来上がりはやはり
素晴らしかったです。シルクもかなり上質なようです。
私も作ろうか迷ったけど、今ちょっと太ってるのでやめました(^_^;)
仮縫いと完成品を持ってきたおじさんは「あなたも作りなさい!」と
何度も言っていましたが・・・
「来年来るのでそのとき作ります~」と言っときました。
ただし、別の店でね(笑)

シルク店からホテルに戻ったらもう夕食です。
この日の夕食は北京ダックです!
この日はホテルで食べたのですが、本当は専門店で行きたいところが
あったんですよね~。次の楽しみに取っときましょう。。











この日は、夕食後に京劇を見に行きました。
どこだったか忘れましたがホテルの中にある劇場でした。
お客さんは殆どが観光客です。
前日に見に行った雑技と同じような劇場を想像していましたが
行ってみると前方の席にはテーブルがあり、お菓子やみかん、お茶など。。
私たちはいちばん前の席だったのですが、役者さんの表情がよーく見えました。
京劇は表情が凄いんですよー。特に目!
ガイドさんに聞いたのですが、京劇の役者さんは暗闇に蝋燭を灯して見るとか
卓球のボールを目で追ったりして目を鍛えるんですって。
(後ろの方に座っている人にも目の表情がしっかり伝わるように、という事らしいです)
見る前にその話を聞いたんですが、京劇を見て納得。。
皆とにかく目力が凄いんですよ~。
ここももちろん写真OK。








最後のカーテンコールです


テーブルの上にはお菓子やみかんが

京劇動画

京劇の動画をアップしてみました。
この劇は暗闇の中という設定です。
少しだけですが雰囲気は伝わるかな?


京劇鑑賞後、ホテルに戻り2日目は終了です。
3日目は待ちに待った万里の長城です!!

北京旅行記 番外編

2007-12-16 | 北京旅行記
今回は観光とはちょっと違う部分を・・・番外編です。

日本人はやっぱり若く見られる?
イタリアでは必ず実年齢より数歳若く見られていましたが
日本と同じアジア、中国では歳相応に見られると思っていました。
しかし実際は違っていました。
私、日本では実際の年齢より若く見られることは殆どあまりありません。
歳相応ってことですね。
イタリアで若く見られるのは何となく分かるんですが、
中国でも若く見られるとは思わなかったのでびっくりしました。
まずはマッサージ屋さんで10歳ほど若く見られました(笑)
笑って否定し、7歳サバ呼んで○○歳です~♪と言っときました(爆)
次はホテルのドアマン。
「学生さんですか~?」って。20代前半に見えたんでしょうね。
実際の年齢を言うとそりゃーもうびっくり仰天してました。
そんなに驚くか~ってくらい。
実年齢を聞いた後、「違う!!」と否定までしてくれましたから(笑)。

中国人のマナー
オリンピックを控え、マナー向上に努めているという話はよく聞きますが、
私、今回北京に行って驚いたのが
カァーーーーーーッ、、( ゜д゜)、ペッ
と痰を吐く人の多いこと多いこと多いこと(くどい?)。
しかもカァーーーーーッの音がでかくてびっくりですわ。
これは年配の男性に多く見られましたね~。
あと、歩きタバコをしてる人も多かったです。
万里の長城ではタバコ禁止の看板の横でプカプカしてる人もいましたよ(苦笑)

若い中国人男性は大変です・・・
これはガイドさんに聞いた話なんですが、北京の男性は結婚すると決めたら
先にマンションを購入するそうです。
というかマンション持ってないと結婚できないそうです。
マンションを持っていて、安定した仕事をして、家事ができるのは当然。
そうでないと中国人女性は結婚してくれないんだって。
「中国の男性は大変ですよ・・」とガイドさんが言っていました。
そういうガイドさんも結婚の予定があるようで、マンションを購入したと
言っていました。まだ若いのに頑張るなぁ。

中国人、韓国人、日本人の見分け方
これはオプショナルツアーで胡同めぐりをしたときに案内してくれた
ガイドさんに聞いてみました。
あまり日本語が上手な方ではなかったのでよく聞き取れなかった部分も
あるのですが・・・
仕事上、いろんな国の人を見てきているので見分けはつくと言っていました。
まず韓国人の服装。
韓国人のはいているジーンズ(ブーツカット)は裾の広がりがとても大きいそう。
これ分かるなぁ。実は私がイタリアに行ったときも同じこと思っていたんですよ~。
大きな(ごつい?)スニーカーや靴を履いているのも韓国人の特徴だとか。
あと、韓国人は歩き方に特徴があるんですって。
腰をくねくねっとして歩くそうで真似までしてくれました(笑)
日本人は髪の毛が茶色い、女性は綺麗にお化粧をしていると言ってました。
中国人の女性はあまりお化粧してないんですって。
顔の造りよりも服装や雰囲気で分かるみたいですね。

北京旅行記 2日目 その1

2007-12-15 | 北京旅行記
2日目の旅行記の前に・・・
今回宿泊したのはホテルニューオータニ(長富宮飯店)。
日本人スタッフが常駐していて中国人スタッフも日本語を話すと
聞いていましたが・・・
本当に中国語も英語も全く不要でした。
ホテルに到着したときもあちこちから「いらっしゃいませ~」やら
「お疲れさまでした~」の言葉が。
ホテルのドアマンも凄く日本語が上手でびっくりしました。
普通に会話できましたもん。
言葉が心配でも安心して泊まれるホテルだな~と思いました。
ただ、五つ星ホテルの割には・・・という印象も。
まぁでもスタッフは親切だったし言葉の心配もなかったしよかったですよ。

・・・・・・・・・・・・

さて、2日目はホテルを9時に出発してまずは天安門広場へ。

写真を見ても分かると思いますが、とにかく広い!!
天安門はまだまだずーーーーっと先の方です。
観光客もいっぱいいましたよ。
北京には地方から旅行に来ている中国人観光客も結構多いそうで
確かにどこの観光地にいってもいちばんよく見かけたのは
中国人らしき団体さんだったような。。

天安門広場には国旗が掲揚されていますが、この国旗は警備兵によって
日の出に掲揚され、日没に奉納されるそうです。
うーん。。ぜひともその儀式見たかったです。
どうせなら日の出の掲揚時に見てみたい。ものすごい早朝だろうけど。
警備兵は天安門をくぐって午門までの間にある寮のようなところで
生活しているそうです。
実際、洗濯物が干してあったりしましたし、バスケット等を楽しんでいる
人も結構いました。
この国旗掲揚の儀式を行う警備兵は身長が揃えられ、イケメンが多い
とガイドさんが言っていました(笑)。



この日の天気は曇り・・・と思いきやそうではない様子。
どうやらこのグレーな空の原因はスモッグのようです。
↓この写真、朝の10時過ぎですよ。
太陽を見ても全く眩しくない。なんかちょっと異様な感じ。



さぁ、天安門に近づいてきました。
近くで見るとやっぱり凄いです!



門をくぐって中に入っていきますが、のんびり写真なんか
撮ってられませんよー。
軍人さんが「立ち止まらず先に進みなさい!」(多分)と
大きな声で叫んでます。



写真を整理していて気づいたのですが・・・
故宮の写真、殆ど取ってないんですよー。何でやろ・・・
この日はめちゃくちゃ寒くてまともに喋れないくらいだったんで
多分写真撮る余裕なかったんだと思います(笑)
太和殿は残念ながら修復中。結構修復中なところが多かったですね~。
修復後にまた訪れたいです。
今回も全部見て回る事はできなかったですし。とにかく広いので。



これ、一枚の岩なんですって!重さは何と200t。
冬に水で地面を凍らせて丸太を使い滑らせながら運んだそうです。
写真では分かりにくいですが9匹の龍の彫刻です。



九龍壁。
言葉どおり、ここにも9匹の龍。
中国では龍は皇帝を表し、鳳凰は皇后を表すんだそうです。
何故9匹かというと、中国では奇数が陽数、偶数が陰数と言われ、
陽数は縁起が良いとされているようです。
で、その陽数の中でもいちばん大きい数字が‘9’ということなんですね。
階段も9段か9の倍数なんですよー。



とにかく広い。。



長い長い・・・



いやーーしかしこの日はめちゃくちゃ寒かったです。
あまりに寒くて口がかじかんでスムーズに喋れなかったくらいです。
だんだんと口数が少なくなりしまいには黙り込んでしまいました(笑)

あ、そうそうスタバは無くなってました!
やっぱり反対の声が多かったそうで、10月だったかな・・
無くなったと言っていました。
ガイドブックにはまだ‘スターバックス’と載ってるんですけどね~。
話は飛びますが、地下鉄はどのガイドブックにも3元と載っていましたが2元に
引き下げられたようです。
オリンピックも控えていますし、これからも色々と変更になるんじゃないかな。

故宮をざっと見て回った後は昼食です。
いかにもツーリスト用ってな感じのレストランで。
実際ツアー客でごった返していましたが(^_^;)








デザートはお決まりのスイカとメロンみたいなの。
どこに行ってもスイカは必ず最後に出てきました。
今回の旅の食事ではキャベツのみの炒め物が何度か出てきましたが
これがもう激ウマなんですよ。
キャベツがめちゃくちゃ甘い!
上のはオイスターソース炒めですがこれが最高でした。

食事の後は再び故宮へ・・・

北京旅行記 12/8初日

2007-12-13 | 北京旅行記
記憶が新鮮なうちに旅行記頑張ります!
まずは初日から。
午前中に関空発の飛行機に乗り、北京に到着したのは12:30頃。
初日からガンガン観光できます。
今までヨーロッパに行くことが多かったので、すごく近く感じましたね~
北海道に行くくらいの感覚ですよ。
こんなに近いならもっと早くに行けばよかったな~と。
今回は親戚のおじさんとおばさんと一緒に行って来ました。

機内食を食べて一眠りし会話本やガイドブックを見ていると本当に
あっという間に到着しました。
今回の旅では特に困ったことなどは起きなかったのですが、
到着して税関を抜けたとき、すでにニット帽を無くしていた私(ーー;)
北京でニット帽デビューするはずだったのに、私のニット帽は入国できず。
つーか、どこでなくしたんだよっーーー!

機内食↓



まぁ、ニット帽はなくしてしまいましたが無事中国に入国。
税関を抜けるといるわいるわ人の山!!
ツアーの名前やお客さんの名前を書いたプレートを持った現地ガイド、
その他にもお迎えに来たであろう人がたくさん。
税関を抜けたとき私以外に人がいなかったので、みんなの視線が私に~。
あんなに注目されたのは初めてかも(照)。
ちょっと照れつつも私たちの現地ガイドさんの目印を探しました。
あ、いたー!!
今回私たちのお世話をしてくれたのは北京在住の若い男性でした(中国人)。
勝手に中年のおじさんだろうと想像していたので、ちょっとビックリ。
しかし、このガイドさんがとても良かったのです!
今回良い旅ができたのもガイドさんのおかげだな~と思えるくらい。
若いのに(多分20代中~後半)落ち着いていて、知識も豊富。
絵に描いたような好青年でした。

挨拶を済ませると早速車に乗り込み観光へ出発です。
今回私たち(3人)はツアーに参加したのですが、
ラッキーなことに最初から最後まで私たち3人だけでした。
おかげでガイドさんからは本当にいろんな話を聞くことができたし
楽に旅することができました。
大型バスでの移動じゃないので融通もききますしね。

まず最初に向かったのは天壇です。



祈年殿に近づくとこんな感じです。
修復工事が終わったばかりだそうです。
これ、釘を一本も使っていないんですよ~。



内部を見ると・・・大きな柱で支えられています。



天壇では太極拳をしていたりバトミントンのようなもので遊んでいたり
羽子板の羽のようなものを足で蹴って遊んでいたり・・・
それを眺めているだけでも楽しかったです。



写真を撮るのを忘れてしまったのですが七十二長廊では将棋やカードをする人、
楽器を弾く人、カラオケをしている人・・・
しかもそれらをしている人の周りには、それを見学する人・人・人・・・
殆どの人が地元の人ですね~。観光客はそんな風景を歩きながら
眺めるといった感じです。
ちょっとおかしかったのがカラオケをしている人。
今から歌おうとスタンバイしている人の周りにもの凄い人の山。
何十人という人がマイクをもったおじさんを取り囲んでいます。
ガイドさん曰く、ああやってみんなの前で歌って注目されるのが
みんな大好きなんですって。
カラオケしてる人は結構いましたよー。途中から見ている人も一緒に
大合唱になってたりして(笑)
あまり上手くない人の周りにはギャラリーも少ないんですよ。
しかし、通路の真ん中でやってるもんだから邪魔で邪魔で(笑)
カラオケのイントロがはじまり、だんだん世界に入って行ってるおじちゃん。
それを眺める人・人・人・・・
そんな中、おじちゃんの目の前をガイドさんと私ら3人がスタスタと横切っていく
様子はかなり笑えました。
日本じゃ絶対こんなのありえないよ(笑)
いや~でも皆楽しそうだったな~。

天壇を後にして次に向かったのが王府井。
王府井は北京でいちばんの繁華街と言われています。
デパートやらお店がいっぱい並んでいましたが、時間がなかったので
歩いて通り過ぎるだけで終わりました。残念。
次来たときはじっくり見て回りたいなぁ。

王府井散策が終わると一旦ホテルへ戻り雑技を見に行きました。

何ともレトロな劇場です。



ロビーのショップがあるゾーンには偽ブランド品がずらり。
さすが中国。っていうか中国はこうでなくちゃ(笑)
客席の感じは四季の劇場とそう変わりなかったですよー。
収容人数もあまり変わらないのでは?という感じ。
真ん中に通路があるところはシティ劇場っぽいなーと思ったり。
四季の劇場といちばんの違いは、上演中の写真OK、飲食OKなこと。
もうね、みんなフラッシュたいてガンガン写真とりまくりですよ。
おしゃべりもし放題、お菓子もバリバリ食べ放題。もう何でもアリ。



今までテレビでしか見たこと無かった雑技。
やっぱり生で見ると凄いですねー。途中、写真を撮るのも忘れて
見入ってしまいました。
ガイドさんの話によると、こういった雑技ができるのは30歳くらいまでだそうです。
こういう人達は雑技団に入るために小さい頃から訓練するようです。
でも身体が大きすぎるとダメなので、最初に病院に行って骨を見てもらい
将来、どれくらいの身体の大きさになるか調べてもらうそうです。
収入は結構良いらしく、30歳になって雑技を辞めた後は、投資をしたり
自営業を始める人が多いとか。

中国雑技を堪能した後は、いよいよ夕食です。









容赦なくどんどん運ばれてきます。
テーブルを料理でいっぱいにするのがこちら流のもてなしのようです。
しかしまー、量が多すぎるっつーの。
こんなに食べれませんっ。
ガイドさんにたくさん残してしまって申し訳ない・・と言うと
「残すのが普通ですよ~、全部食べ切る方がおかしいです(笑)」と言われました。
ちょっとホッ。
完食すると逆に「物足りなかったかな・・」と思うそうです。
残すくらいで大丈夫なんですよーと言ってました。
上の写真にもある刀削面の実演風景↓



これもテレビでしか見たことなかったので感激ですっ!
同行したおじが実際にやってみたのですが、全然ダメ。
かなり難しいようですよ。

食事の後、ホテルに戻り初日の予定は終了です。