昨日の感想がまとまりのないものになってしまったので
ちょっとまとめたいと思います(まとまるかなぁ~)
沼尾さん(李香蘭)
なかなか評判は良いようでしたが、実際に自分の目で見ないことには
それは判断できない。ということで期待しつつも過剰にならないようにと
心がけました。だって期待すし過ぎて・・・だったら落胆が大きいので。
昨日の感想を読んでいただいたら分かると思うのですが、沼尾香蘭は
大変素晴らしかったと思います。野村さんの時には感じられなかったものを
感じることができたし、あぁそうだったのか~と再認識することもできました。
まだ数える程しか演じていないのに、あそこまで演技が馴染んでいるのには驚きました。
野村さんにお稽古つけてもらっているはずなのでコピーのようになっていたら・・・
とちょっと心配していたのですがそこは大丈夫でした。
裁判のシーンの必死な台詞回しは多少似ている部分がありますが全体を通して
やはり演技が違いますね。私は正直、野村さんより沼尾さんの演技の方が自然に
受け入れる事ができました。
歌は申し分ないですし、李香蘭の年齢の設定からしてもやはり沼尾さんの香蘭の方が
私にはしっくりきます。
少し前までは福岡でベルを演じていましたが、ベルよりはこちらの方が合っているかも。
でもベルも可愛かったですけどね。
そして、やっぱりクリスティーヌ・・・見たくなりました。
濱田さん(川島芳子)
言う事ないですね。歌演技ともに最高だと思います。
濱田さんの芳子は場面によって結構表情が変わるので
端っこに立っていても時々チラチラと見ています。
やっぱり冷めた目つきをしていることが多いのですが
時折感情がこみ上げたようにちょっと泣きそうな表情だったり
可愛らしい笑顔を見せたりすることもありますね。
昨日印象に残ったのは「昭和モンタージュ」。
無邪気に遊ぶ香蘭を凄く寂しそうな目で見つめていました。
劇中はクールでカッコイイ濱田さんですが、カーテンコールの笑顔がいいですね。
名古屋公演と福岡のアイーダの開幕がダブってしまいますが、いったいどうなるの?
濱田さん以外の芳子って、ちょっと思いつかないんですけど。
絶好調で芳子を演じる濱田さんの次に出てくる人はちょっと大変かも。
五東さん(李愛蓮)
五東さんについては昨日の感想でも触れていますが
優しさの中に強さを持った愛蓮大好きです。
特に沼尾さんを相手にしているときに、その優しさや芯の強さを
感じる事ができました。
やっぱり演技がいいですね~。
自然なんだけど心に響く演技。自然だからこそ響いてくるのかなぁ。
密かに沼尾さんは五東さんにも指導してもらってるんじゃないかと思います。
福岡のBBで五東さんが一週間だけ出演された次の週の沼尾さんのベル
演技が良くなっていたんですよね~。
今思うと福岡で一緒に李香蘭のお稽古をしていたのかもしれませんが・・・
五東さんの演技には全く無理がなく役に生きるという言葉そのまんま
当てはまるような気がします。
今後ももっともっと見ていたい役者さんの一人ですね。
芝さん(杉本)
やっぱり芝さんは杉本というイメージではないのですが・・・
あまり引きずっても舞台を楽しめないので今回は考えないようにしました。
今回のソワレで、ようやく香蘭との関係を感じる事ができました。
昨日も言いましたが香蘭との別れのシーンは本当に凄かったです。
杉本に関しては今までは割りと淡々と歌われているイメージだったのですが
あんなに感情いっぱいに歌われている芝さんは初めて見ました。
というか今までも感情こもっていたのかもしれませんが、私が集中できて
いなかったので感じる事ができなかったのかもしれません。
でもやっぱり昨日の芝さん熱かったです。
沼尾さんの目に溜まった涙にグッときちゃったのかな~と思ったり。
今回やっとこの李香蘭をちゃんと見ることができたような気がします。
戦争が招く混乱や悲劇、またその残酷さは私の想像を絶するものかも
しれませんが、戦争による悲劇の一部分を今回感じる事ができたというか・・・
前回気になっていた香蘭と愛蓮の別れのシーンの端折られている歌詞
何故端折られているか分かりませんが(野村さんの負担軽減の為?)
できれば戻して欲しいな~
あの部分は凄く好きなんで。
李香蘭は大好きな演目です。音楽も好きだしあのドラマチックな雰囲気も
他のミュージカルとは一味違っていてクセになります。
名古屋公演、もしまた沼尾香蘭で見れるのなら行こうと思います。
これはもう賭けになってしまいますが、来月の先行・・・頑張ります。
最後になりましたが野村さんの香蘭についても。
土曜日のマチネ、歌がかなり厳しかったです。
東京公演もかなりヤバかったですが輪をかけてヤバくなっていたかも。
あれはちょっとまずいのではないでしょうか?
時折、何と言っているか聞き取れないところもありました。
声が出ていないんですね。
野村さんはある部分を越えた超高音は出るようなのですが
中低音部のとくにダメな部分にくると全く出ないようですね。
台詞に音楽が乗っている部分は生だったようですが、満映撮影所や
日劇のシーンは全てテープでした。
これってどうなん??演出上已む無くというならまだしも・・・
私はテープを聴きに来てるんじゃないんだけどーと言いたくなりますね。
リサイタルのシーンは声を出して歌っていない分、所作はは美しいですし
余裕の笑顔。華もオーラもありますね。
でも私にはダメでした。全くリアリティがなく冷めた目で見てしまうのです。
確かに演技は素晴らしいかもしれませんが、多少荒削りな部分があっても
私は沼尾さんの香蘭の方が入り込めますし、沼尾さんの香蘭を見て(聴いて)
しまうとのう野村さんを見るのは辛いかな~とさえ思ってしまいます。
香蘭は沼尾さんがしっかり受け継いでくれると思うので、野村さんは安心して
任せていいと思うのですが。
名古屋でも頑張るのかなぁ・・・
ちょっとまとめたいと思います(まとまるかなぁ~)
沼尾さん(李香蘭)
なかなか評判は良いようでしたが、実際に自分の目で見ないことには
それは判断できない。ということで期待しつつも過剰にならないようにと
心がけました。だって期待すし過ぎて・・・だったら落胆が大きいので。
昨日の感想を読んでいただいたら分かると思うのですが、沼尾香蘭は
大変素晴らしかったと思います。野村さんの時には感じられなかったものを
感じることができたし、あぁそうだったのか~と再認識することもできました。
まだ数える程しか演じていないのに、あそこまで演技が馴染んでいるのには驚きました。
野村さんにお稽古つけてもらっているはずなのでコピーのようになっていたら・・・
とちょっと心配していたのですがそこは大丈夫でした。
裁判のシーンの必死な台詞回しは多少似ている部分がありますが全体を通して
やはり演技が違いますね。私は正直、野村さんより沼尾さんの演技の方が自然に
受け入れる事ができました。
歌は申し分ないですし、李香蘭の年齢の設定からしてもやはり沼尾さんの香蘭の方が
私にはしっくりきます。
少し前までは福岡でベルを演じていましたが、ベルよりはこちらの方が合っているかも。
でもベルも可愛かったですけどね。
そして、やっぱりクリスティーヌ・・・見たくなりました。
濱田さん(川島芳子)
言う事ないですね。歌演技ともに最高だと思います。
濱田さんの芳子は場面によって結構表情が変わるので
端っこに立っていても時々チラチラと見ています。
やっぱり冷めた目つきをしていることが多いのですが
時折感情がこみ上げたようにちょっと泣きそうな表情だったり
可愛らしい笑顔を見せたりすることもありますね。
昨日印象に残ったのは「昭和モンタージュ」。
無邪気に遊ぶ香蘭を凄く寂しそうな目で見つめていました。
劇中はクールでカッコイイ濱田さんですが、カーテンコールの笑顔がいいですね。
名古屋公演と福岡のアイーダの開幕がダブってしまいますが、いったいどうなるの?
濱田さん以外の芳子って、ちょっと思いつかないんですけど。
絶好調で芳子を演じる濱田さんの次に出てくる人はちょっと大変かも。
五東さん(李愛蓮)
五東さんについては昨日の感想でも触れていますが
優しさの中に強さを持った愛蓮大好きです。
特に沼尾さんを相手にしているときに、その優しさや芯の強さを
感じる事ができました。
やっぱり演技がいいですね~。
自然なんだけど心に響く演技。自然だからこそ響いてくるのかなぁ。
密かに沼尾さんは五東さんにも指導してもらってるんじゃないかと思います。
福岡のBBで五東さんが一週間だけ出演された次の週の沼尾さんのベル
演技が良くなっていたんですよね~。
今思うと福岡で一緒に李香蘭のお稽古をしていたのかもしれませんが・・・
五東さんの演技には全く無理がなく役に生きるという言葉そのまんま
当てはまるような気がします。
今後ももっともっと見ていたい役者さんの一人ですね。
芝さん(杉本)
やっぱり芝さんは杉本というイメージではないのですが・・・
あまり引きずっても舞台を楽しめないので今回は考えないようにしました。
今回のソワレで、ようやく香蘭との関係を感じる事ができました。
昨日も言いましたが香蘭との別れのシーンは本当に凄かったです。
杉本に関しては今までは割りと淡々と歌われているイメージだったのですが
あんなに感情いっぱいに歌われている芝さんは初めて見ました。
というか今までも感情こもっていたのかもしれませんが、私が集中できて
いなかったので感じる事ができなかったのかもしれません。
でもやっぱり昨日の芝さん熱かったです。
沼尾さんの目に溜まった涙にグッときちゃったのかな~と思ったり。
今回やっとこの李香蘭をちゃんと見ることができたような気がします。
戦争が招く混乱や悲劇、またその残酷さは私の想像を絶するものかも
しれませんが、戦争による悲劇の一部分を今回感じる事ができたというか・・・
前回気になっていた香蘭と愛蓮の別れのシーンの端折られている歌詞
何故端折られているか分かりませんが(野村さんの負担軽減の為?)
できれば戻して欲しいな~
あの部分は凄く好きなんで。
李香蘭は大好きな演目です。音楽も好きだしあのドラマチックな雰囲気も
他のミュージカルとは一味違っていてクセになります。
名古屋公演、もしまた沼尾香蘭で見れるのなら行こうと思います。
これはもう賭けになってしまいますが、来月の先行・・・頑張ります。
最後になりましたが野村さんの香蘭についても。
土曜日のマチネ、歌がかなり厳しかったです。
東京公演もかなりヤバかったですが輪をかけてヤバくなっていたかも。
あれはちょっとまずいのではないでしょうか?
時折、何と言っているか聞き取れないところもありました。
声が出ていないんですね。
野村さんはある部分を越えた超高音は出るようなのですが
中低音部のとくにダメな部分にくると全く出ないようですね。
台詞に音楽が乗っている部分は生だったようですが、満映撮影所や
日劇のシーンは全てテープでした。
これってどうなん??演出上已む無くというならまだしも・・・
私はテープを聴きに来てるんじゃないんだけどーと言いたくなりますね。
リサイタルのシーンは声を出して歌っていない分、所作はは美しいですし
余裕の笑顔。華もオーラもありますね。
でも私にはダメでした。全くリアリティがなく冷めた目で見てしまうのです。
確かに演技は素晴らしいかもしれませんが、多少荒削りな部分があっても
私は沼尾さんの香蘭の方が入り込めますし、沼尾さんの香蘭を見て(聴いて)
しまうとのう野村さんを見るのは辛いかな~とさえ思ってしまいます。
香蘭は沼尾さんがしっかり受け継いでくれると思うので、野村さんは安心して
任せていいと思うのですが。
名古屋でも頑張るのかなぁ・・・