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劇団四季のミュージカルを中心に主観たっぷりで綴っております

オペラ座の怪人 3/6(日)

2005-03-06 | オペラ座の怪人
後ろ髪を引かれながらも福岡に帰ってきました。
今週末東京に行って、「オペラ座の怪人」を見れて本当によかったです。
土曜日も日曜日もそれはそれは素晴らしい舞台で・・・
これだからやめられなくなるんですよね^_^;
かなり疲れてるので眠りたいところなのですが、記憶の新しいうちにと思い
今頑張っています(笑)。
昨日と同じようにするとまた長くなりそうなので、今回は簡潔にいきます。

高井さん、私は昨日より今日の方がよかったと思います。
開幕してからずっと出ていらっしゃるので、さすがに歌の方が疲れてる?
と思うこともありましたが、表情がね~もうよかったんですよ!

怪人の隠れ家
クリスティーヌをボートから降ろして帽子とマントを外した時点で高井さんもう笑ってます。
すっごい嬉しそうなんですけど・・・クリスティーヌに嫉妬しちゃいますよ(笑)。
言い方悪いけど、いやらしい笑顔というか色っぽい笑みっていうんですかね~。
「The Music of the Night」も終始笑ってたと言っていいくらい笑みが見られました。
このシーンでここまで嬉しそうに歌う高井さんは初めてかも。
沼尾さんに負けないくらい私もうっとりしてしまいました。
実は昨日も思っていたことなんですが、クリスティーヌにマスクを取られてからの
「待て!何をするこいつめ~~~地獄へ行け、呪われろ」の部分
テープになってますね。昨日は確信が持てなかったのですが今日見てやっぱり・・・
テープですね、間違いないと思います。高井さんの動きも不自然ですし生声との
聞こえ方も全然違います。いつからテープになったんでしょう?
1月に言ったときはまだ生だったと思うのですが・・・
長期続投を考えて叫んだり喉に負担のかかるところは・・・という事でしょうか。

屋上にて
沼尾さんもお疲れかなぁ?ちょっと不安定になるところがあったように思います。
でも表情・演技でそれ程気にはなりませんでした。
「私を導いて」と言った後の笑顔がとっても可愛いです。
ここでもやっぱり村田さんを思い出しましたねー。
エンジェル像の高井さん、今日は昨日より「ぞ~~~」が伸びてましたが
伸びるときはもっと伸びてますね。

墓場にて
沼尾さん・・・今日は本当によかったです。久々にこのシーンでウルウルきました。
高井さんの声とも程よく混ざり合って鳥肌立っちゃいました。
ラウル来るな!邪魔だってば~~!って思いましたから(^_^;)

The Point of No Return
昨日も言いましたが、やっぱりここかなりテンポ速いですよね。
役者にオーケストラが合わせる。のであれば、あのテンポが高井さんと沼尾さんの
ペースなんでしょうか?私にはちょっと馴染めない速さです。
しつこいようですが、ここはじっくりじっくり聞きたいんですね。
それにテンポが速くなったことで、高井さんの動作もちょっと変わってるんです。
クリスティーヌが椅子に座った後ろから「・・・行く手には未知の愛の喜び」と
歌うんですが、以前はクリスティーヌを両手でふわっとそのまま抱きしめて
しまうの~~?というような動きをしてたのに、それが大幅にカット!
これはかなりショックです。高井さんすぐに横に座ってしまいます。
でも座ってから「もはや戻れない」って歌う時、首を横に振るのは好きです。
そして顔を出してからの「どんな時でも・・・」高井さんの歌と表情。
今日はここがいちばんきましたね。
今にも泣き出しそうな顔、弱々しく消えそうな声で・・・涙なしでは見れません。
同時に母性本能をくすぐられる、そんな表情・歌声でした。
あ~~~ん、もう高井さん素敵すぎ!

怪人の隠れ家
「血に呪われた運命~~~私をこうした」ここでも高井さん笑みがみられます。
もちろんThe Music of the Nightとは違う笑み。
でもそれが哀れで悲しくて。
ここから先の高井さん今日は昨日に増して激しかったです。
「情けなどもたない!」も昨日より怖かったし、ラウルに縄をかけてからがもう・・・
歌の(というか叫び)テンポも速い速い。
沼尾さんの「悲しみの涙いま憎しみに変わる」の歌い方好きです。
憎しみに変わると言いつつも、心の底から憎んでないような・・・ここからまた涙涙。
高井さんの「もうだめだ取り返しはつかぬ」の表情がまた悲しくて。

最後の「I Love You」と沼尾さんの表情で完全にノックアウトです。
今日は久々に泣きました。

昨日のソワレと今日と本当に素晴らしかったです。
昨日のカーテンコールはいつもより1回多くて最後は皆さん手を振って
捌けられていきました。幕が下りても客席からは向こうの人影が見えるんですね。
高井さんは幕が下りてしまっても最後まで手を振って捌けられていました。
そんな高井さんが私は好きです。
今日はいつものカーテンコールで終わりだったのですが、石丸さんと目を合わせた後
もう一度客席の方を向いて頭をさげて戻って行かれました。

最後に以前と変わったなーと思ったことやその他諸々

今回の東京公演は、以前の観劇記録でも触れましたが照明がちょっと変わってます。
特に私が気付いたのがミラーのシーンとThe Music of the Nightの最後
「夜の調べのなかに」、それぞれ高井さんへの照明が変わりましたね。
どちらも以前は薄暗いスポットがあたっていたのですが今回は明るい照明が
ピカーンと当たってます。これはあまり好きではないですね~。
特にThe Music of the Nightの方は仮面の方だけに明るい照明があたっているので
高井さんの表情がまったく見えません。
薄暗い照明の方がミステリアスでいいと思うのですが・・・
照明ではないのですが、ミラーのシーンで高井さんの立ち位置変わった?
最初に姿を現した時あんなに横目でクリス見てなかったです福岡では。
セットの位置の関係もあるのかもしれませんが・・・ていうか私細かすぎですね(笑)。
ドン・ファンの勝利、何故あんなに皆さん小さい声で歌われるのでしょう?
音も小さいし声も小さいしちょっと迫力ないかなー。
あともう一つ高井さんの演技、ラウルの縄を切る前にクリスティーヌの方を
見なくなりましたね。何故だろう?

今回の東京でちょっと嬉しかったのが内海さんが見れたこと!
でもできればラウルで見たかったな~。いつ登場でしょうか。
内海さんは歌がとても上手なんですよね。
私は内海さんラウルの最後の演技が好きなんですよー、いつもはここは
ファントムとクリスティーヌばかり見てるのですが、内海さんの時はちゃんと見てます。
内海さん泣いてるんですよ・・・思わずもらい泣きしてしまいます(;_;)

ちょっと気になったのが関さん。あの枠ってバレエやってたりしてちゃんと
踊れる人がやる枠ですよね?関さん踊れてないし・・・
ハンニバルでも動きにキレがないです。素人が見てもわかりますよ!
今日に至ってはバレエのシーンでジャンプする時に「ハッ」とか声だしちゃってるし
本人は出すつもりじゃないんだろうけど・・・笑っちゃったじゃないですか(笑)。
しかもジャンプした後の着地でドンってなってるし。
細かいよ~私は(笑)。
あとはメグの松元さん・・・できれば次見るときは、いや次だけじゃなくて
もう松元さんのメグは見たくないです。
いくら脇役と言えどもあんな歌えない人ってありですか?だからと言って
特別踊りが綺麗でもないし。表情も乏しくて私には物足りません。

最後の最後で不満を言ってしまいましたが、それを差し引いても有り余るほどの
素晴らしい舞台をこの二日間で見ることができました。
高井さんもそうですが何と言っても沼尾さんの変化が私には衝撃的でした。
まだ気になるところも無いことはないですが、沼尾さんクリスティーヌ
好きになりそうです。これからも頑張ってもらいたいですね。


全然簡潔じゃないし(爆)。
最後まで読んでくださった方ありがとうございます(^_^;)

また思い出したことがあればちょっとずつ書いていきたいと思います。

3/6(日)

キャストは3/5と同じ

オペラ座の怪人 3/5(土)ソワレ

2005-03-06 | オペラ座の怪人
1月末以来のオペラ座の怪人でした。
前回の観劇が私にとってはあまり満足できるものではなかったので今回こそは…

先ほども言いましたが、書きたいことがいっぱいあって何から始めたらいいのか
分からないので、とりあえず舞台の進行に合わせて感想をつけていきたいと思います。
が、特に印象に残ったところだけにしておきますね。長くなりそうなので…
今回は高井さんと沼尾さんの感想を主に抜き出してみました。

ハンニバル
笑いこらえるのに必死でした。…ピアンジ(爆)。
オペラ座の怪人でこんなに笑うの堪えたのは初めてです。
何がおかしかったって?見て頂ければ分かると思います(笑)。
たまたま私のツボにはまっただけかもしれませんが私以外にもツボにはまる人
結構いるんじゃないでしょうか?
岩本さんのカルロッタも初めてでしたが声はきれいだし演技も自然で台詞も
聞き取りやすくてとてもよかったと思います。
松元さんのメグも初めてでしたが、見た瞬間に何か不自然なものを感じたんですね。
で、ずっと見てて思ったんですが腕が短いのかなー、見た目のバランスがあまりよく
なかったような気がします。あと声も低くて普通の声。舞台用にちゃんと通るように
声出してくれませんかね…動作もあまり綺麗じゃないんですよね。
荒井さんのメグがひとつひとつの動きが綺麗で声も演技も可愛かったから
余計に松元さんの雑さが目立ちました。
そして約一年ぶりの沼尾さん。かなり演技変わってたように思います。
ここではまず「それが…言えないんです」の部分。…の間がすごく長くて
言えないんです、と言った後にオロオロ。おっ!って思いましたね。

Think of Me
歌う前に楽譜を覗き込む沼尾さん、不安げな表情。
スポットが当たって音楽が始まるとちょっと表情が変わるんですが、
歌いだしがあまり不安そうじゃないんですね。
でもそれはファントムに教えてもらった通りに歌えば大丈夫だから!
という表情に私は見えました。
歌の方ですが高音は本当に澄んだ美しい声で聞き惚れてしまうのですが
それ以外がちょっと…きっと元々の声質がそういう感じなんでしょうね。
台詞もそうですから。でも福岡の時に比べたら台詞も可愛くなっていましたよ。
かなり意識して演じていらっしゃるんじゃないでしょうか。
話はそれましたが、この歌の最後の部分、佐渡さんって口がカクカクして
ちょと気になってしまったのですが、沼尾さんは大丈夫です(笑)。
歌の途中でも笑顔がよく見られ表情豊かになられたな~と思いました。

ミラー
高井さん、1月に見たときと変わってました。目線が!
最初にファントムの姿が鏡越しに現れるところ、1月に行ったときは照明が
当たった高井さん…目線がクリスティーヌじゃなかったんですよ。多分指揮者?
4回見て4回ともそうだったので、しょうがないのかな~と思っていたのですが
今日は以前のように最初からクリスティーヌをじっと見つめてます。
1月に見たときにかなり不自然に感じたので元に戻ってよかった~~~。

The Phantom of the Opera~The Music of the Night
ここでも高井さん1月と違うところが!クリスティーヌを船から降ろして
マントを外した後、自分の身体から頭へと撫でるところありますよね、
今日は高井さん笑ってました、笑うと表現していいのかな…
福岡の時もそうでしたが、ここで高井さんのあの‘笑み’が出るともうゾクゾクで(壊)。
今日久しぶりにあの‘笑み’を見ることができて嬉しかったです、かなり。
それにしても今日の高井さんは色っぽくてドキドキしっ放しでしたよ(笑)。
Music of the Nightも笑みが見られて…嬉しそうに歌ってるなー高井さん、って
私まで嬉しくなってしまいました。
沼尾さんも目をキラキラさせて嬉しそうな表情。いい感じです。
あ、そうそう!前回見たときは高井さんの声軽くなった?と感じたのですが
今日は違ってたんですよ!ずーーんと身体に響いてくる心地よい歌声。
あー、これだこれだこの感覚!ってこれまた嬉しくなってしまいました。
あと…ちょっと引かれそうですがあえて言わせてもらいます。
「私に触って欲しい」のシーン、高井さんはクリスティーヌの胸あたりを触って
その流れで肘あたりから腕を這って手を握るんですね。
私はその流れがすごく好きで(マニアックでごめんなさい:汗)、でも前回佐渡さんで
見たときはお腹あたりまで触って一旦手を放してたんです。
それがかなり不満だったので(笑)、今回はよしっ!って感じでした。
ここではいつも「きゃーーー(照照)」となりながらもしっかり見ています(爆)。

屋上にて
クリスティーヌは舞台中にタタタっと走ることが結構ありますよね。
沼尾さん、走る姿がちょっと綺麗じゃないです。もっと優雅にとまでは言いませんが
子供がパタパタ走ってるように見えてしまうんで、もうちょっとだけ落ち着いた感じで
というのがわがままな私の希望です。
ここでの沼尾さんも表情豊かですね。ちゃんと感情を歌と表情に乗せられているので
見てる側もとても分かりやすいんです。あ~今こういう気持ちなんだーって。
「あの声はすべてを包み…」の表情の変化もよかったですよー。村田さんを
思い出しました。「あの声…」と言った瞬間から表情が変わるんですよね。
やっぱりクリスティーヌにとってファントムは音楽の天使、ラウルといる時でも
あの声を思い出すとうっとりしちゃうんですね。
沼尾さん、福岡で見た時はラウルの助け必要ないんじゃ…と思っていたのですが
今日の沼尾さんは、ラウルが助けてあげないとね、と思えるクリスティーヌでした。
そして一幕最後の高井ファントム。最後の「ぞ~~~」はアレ?っていう位
短かったのですが、その前の「これ程の辱めを~~」が怖かった。
‘ぞ~~’が短くてもあれだけの感情を見せてもらえれば問題なしです。

墓場
すみません、飛び飛びで。いきなり墓場です(^_^;)
1月に見たときは、ここで高井さんの声がクリスティーヌの声に消されて
よく聞こえないという悲しい思いをしたのですが、今日は何とか大丈夫でした(笑)。
クリスティーヌの「天国のパパ、パパに会いたい」の言葉、私は音楽に乗せるより
この部分は台詞として言う方が好きですね。
ここでもよかったなーと思ったのが沼尾さん、ファントムの声を聞くと
嬉しそうな表情になるんです。ファントムの声に反応してしまうという部分では
かなり徹底して演じられているように感じました。
高井さんの「お前たち二人に宣戦布告だ!」かなりお怒りのよう。

The Point of No Return
生オーケストラになって全体的に歌のテンポが速くなったな~と思うのですが
ここだけはじっくり聞きたいのでゆっくりして欲しいな~。
でも役者さんはどうなんだろう?今のほうが歌いやすいのかな?
今日の高井さん、かなり囁くように歌っていました。
何と表現したらいいのか分かりません、とにかく私の心臓はバクバク(笑)。
高井さんあまり色っぽくし過ぎないで下さい。直視できませんから(ウソ:笑)!
あの色っぽさが何とも言えませんね。
黒いマントで身体が隠れてしまっているので、表現するのはあの手と歌声のみ。
でも高井さんは手と歌声だけで…言う必要ないですよね。見れば分かります。
クリスティーヌの横に座って顔を近づける→クリスティーヌも近づける→
ファントムはフっと顔を離す。ここのやりとりの沼尾さん色っぽかったです。
でもね、沼尾さんイスに座ってグラスを置くときに足広げて後ろに体重かけるから
そのままコロンと後ろにこけちゃうんじゃないかと思っちゃいましたよ(笑)。

ファントムの隠れ家
クリスティーヌのことが愛しくてしょうがないんだけど、自分のものには
ならないというのは自分で分かっているんですよね、多分。
それなのにあんなことまでしてクリスティーヌを追い込んでしまう。
見てる私もどうしようもなくて、ただただ悲しくて…
今日はいつもに増して悲しかったのですが、それは沼尾さんの表情ですね。
ファントムが「私を選ぶかこいつを選ぶか…」と詰め寄ってくる時、
クリスティーヌはラウルを両手で庇いますよね。その時の沼尾さんの表情が
とってもよかったです。怒りの表情じゃなくて哀しみの表情。
高井さん、ラウルに縄をかけてから「支度はできた~」の台詞、ものすごく身を屈めてました。
そしてクリスティーヌを引き寄せるのも乱暴に激しく。
福岡ではあまり激しくクリスティーヌを引き寄せることはなかったように思います。
どちらかというとソフトな感じで、力ずくという感じではなかったです。
あと、沼尾さんのファントムへのキスも変わってました。
まず振り向かせるときに以前は、ぶんっ!とファントムを力いっぱい
振り向かせていましたが今日は優しく扱っていました。扱うって…(笑)
一回目のキスのあとの抱擁も激しい抱擁から優しい抱擁に変わっていました。
そしてもうひとつ沼尾さんの大きな変化。
ファントムがラウルの縄を切ってラウルがばたっと倒れると、クリスティーヌは
ラウルの元へ駆け寄って行きますよね。
沼尾さんはキスした場所から一歩も動かなかったです。
ラウルが連れて行こうとするけど、もうずっとファントムを見てるんですね。
ラウルに連れられてやっと出て行く感じ。
そして最後の高井さんの「I Love You」最後の力振り絞って言葉に出したという感じ。
ベールを抱く高井さんの表情が切なくて…
ウルっときちゃいました。

いろいろとまだ思うことはあるのですが、とりあえず今日はとてもいい舞台を
見ることができて満足しています。

あぁ、だらだらと綴っていたらこんな時間に!
明日もあるのでそろそろ眠らないと…ということでキャストごとの
感想と(まだやるのか!って言わないでね:笑)日曜日の感想をまとめて
書きたいと思います。
とりあえず今日は思ったことを書き出してみました。
いつものことですが、まとまりのないダラダラ文。失礼しました。

3/5(土) ソワレ

オペラ座の怪人  高井治   
クリスティーヌ・ダーエ  沼尾みゆき
ラウル・シャニュイ子爵  石丸幹二
カルロッタ・ジュディチェルリ  岩本潤子
メグ・ジリー  松元美樹
マダム・ジリー  西島美子
ムッシュー・アンドレ  林和男
ムッシュー・フィルマン 青木朗
ウバルド・ピアンジ  蔵田雅之
ムッシュー・レイエ 田代隆秀
ムッシュー・ルフェーブル  深見正博
ジョセフ・ブケー  寺田真実

オペラ座の怪人@福岡 思い出話し

2005-02-20 | オペラ座の怪人
今日は天気が悪いので、お出かけをキャンセルして家にひきこもりです。

一応このブログは「劇団四季」の話をメインでやっていこうと思っているのですが、
観劇手段が遠征のみの今、ネタ不足であります(笑)。
昨年の今頃だったら毎週のように観劇記録をアップできたんだけどなぁ。
ということで、当分は四季に関しての思い出話しや劇場のことなどなど・・・
小出しで細細とやっていこうと思っています。

今日、福岡は雪が降っております。もうすぐ3月になろうかというのに・・・
2月の雪と言えば思い出すのですが、昨年の2月。
今年と同じように雪が降ったんですよねー。
忘れもしません、福岡「オペラ座の怪人」リハーサル見学!
この日も確か雪がチラついてました。
今思うとオペラ座の怪人でリハーサル見学だなんて、すごい贅沢ですよね。
未だにあれは現実だったのかな~と思ってしまうほど私にとっては夢心地なひと時でした。

私は2度見に行ったのですが、残念ながら高井さんがリハーサルに参加されているところは
見ることができませんでした。
でも、見学後に出演者の方数人が見学者の前に登場して下さり、もちろん高井さんも!
実はリハーサルの途中から高井さんが下手ブロックの席に座られたので、
私、リハーサルどころじゃなくてそっちばかりチラチラ見ておりました(^_^;)
で、リハーサルが終了後、高井さんがこちらに歩いてこられます・・・
その時の私の心臓のドキドキバクバクといったら半端じゃなかったですよ。
隣の人にこの音がが聞こえてしまうんじゃないかってくらいでしたもん。
心の中ではキャーキャー叫んでましたが、頑張って冷静に冷静に。
あんなに至近距離で高井さんを見るのは初めてでした。しかも素です!生です!(笑)。
素の高井さん、普通のおじさんなんですよね(爆)。
でも私にとっては王子様なんです(爆爆)。・・・引かないでくださいね(汗)
あまりにも素敵すぎて、恥ずかしくて(勝手に照れてました^_^;)、直視できずチラ見で精一杯(笑)。
でもやっぱり嬉しくて嬉しくて油断してると顔がにやけちゃうんですよね。
頑張ったんですけど自分でも口元が綻ぶのが分かって・・・
しょうがないから手で口おさえてました。
あの頃の私はおバカでした、はい。
今は大分落ち着いてきておりますので・・・(^_^;)
素顔でお話している高井さん、話し方、雰囲気ともに穏やかな印象。
テレビで見ていた高井さんそのまんま、という感じでした。
でもあの高井さんが、マスクを付けて舞台に立つと・・・
不思議ですよね~、凄いですよね~!あのギャップが私は好きです

この福岡のリハーサル見学は、ファンにはたまらいイベントだったと思います。
見学後に質問も受け付けてくれたりして、和やかで楽しい見学会でした。
今の東京公演からは考えられないくらいチケット余ってましたからね・・福岡。
リハーサル見学の参加人数もそう多くはなかったですね。
だからこそ質問受け付けてくれたり予定より時間を延長してくださったりということも
できたのかもしれません。本当に貴重な体験でした。

あ、そういえばクリスマス特別カーテンコールもあったっけ・・・
もちろん行きましたよ!
オペラ座メンバーの歌うホワイトクリスマスは最高でした~~~。
戻れるものならあの頃に戻りたい・・・
とにかく福岡「オペラ座の怪人」は私にとっては最高の思い出ばかりで。。
思い出は思い出、今は今、と割り切らなくてはいけないんでしょうが
ダメですね、引きずってしまいます。
特に先月東京で舞台を見てからは傷心モードから抜け出せないでいます。
早く心の切り替えをしなくては!頑張ろう!

オペラ座の怪人以外で私が参加したイベントは
Song&Dance2リハーサル見学、セミナー聴講くらいですが福岡は本当にイベントが多いです。
チケットの売れ行きがあまりよくないので・・・ということでのイベントなんだと思いますが、
チケットが売れているうえでのイベントなら素直に嬉しいんですけどね!

本日は早速約一年も前の思い出話をしてしまいました(-_-;)。
しかも私はどうやら文章を簡潔にまとめるのが苦手なようです。
いや、いいんですけどね・・・自己満足ブログですから(笑)。

映画「オペラ座の怪人」

2005-02-18 | オペラ座の怪人
昨日、映画「オペラ座の怪人」を見てきました。2度目です。
レイトショーだったので1,000円。安いなー。
舞台一回のチケット代で10回見れますね。
10倍のお金を払ってでもやっぱり私は生の舞台を何度も見に行ってしまいますが・・・
舞台を見るようになって金銭感覚ちょっとおかしくなってるかもしれません。
特に劇団四季の場合、会員でしたらチケットは全てカード提示で購入できますから
S席をぽんぽんっと買っちゃうんですよね。
後から送られてくる請求書に・・・となることはしょっちゅうです。
それに、同じ舞台を何度も見に行くのも舞台に興味ない人に話したら驚くでしょうし
理解できないでしょうね。
まぁ、そんなどうでもいい話は後回しで(^_^;)
忘れないうちに映画について・・・

結論から言うとやっぱり私は舞台版(劇団四季)のオペラ座の怪人の方が好きです。
といっても映画と舞台は別物だと思うので、どちらの方がいいというはナンセンスですね。
それに私は劇団四季のオペラ座の怪人は○○回見てますから、やっぱり馴染みのある方が
しっくりくるのかもしれません。
と言いつつもしっかり楽しんできましたー!映画も!
とまた前置きが長くなってしまいましたが、次こそ映画の感想を。

まずファントム・・・
かっこよすぎです。確かにマスクを取られると顔はただれているし髪も生えていません。
でもでも・・・やっぱりかっこよすぎでしょう(笑)。
そりゃクリスティーヌも口ぽか~~んって開けちゃうってば(笑)。
ファントムの歌声=高井さんの歌声になってしまっている私ですから
やはり歌に関してはちょっと物足りなさも感じましたが演技・ルックスでカバー!
愛するクリスティーヌを自分の物にしたい、でもそれができないもどかしさや怒りが
伝わってきて・・・切なかったです。
特に映画だと表情がアップになる分、本当によく心情が伝わってきますよね。
ファントムに涙流されちゃもう・・・涙に弱いです、私。もちろん泣きましたよ(;_:)
とにかくクリスティーヌが愛しくてしょうがない!
そんなファントムでした。

クリスティーヌ
可愛すぎー!ウエスト細!
若さに溢れたピチピチのクリスティーヌ(笑)。
本能的にファントムを求めるクリスティーヌ、と私には見えました。
ファントムの声が聞こえると表情が変わるでしょ、ついでに口もぽか~ん(笑)
初めてファントムの隠れ家に連れて来られた時のファントムを見つめる目。
クリスティーヌの意識の中にはないかもしれないけど、どう見てもあれは恋をしている目!
ラウルよりファントムを見つめている時の方がとろ~んとしていたように思います。
口をぽか~んと開けようと、時々白目をむこうと(爆)、私は嬉しかったですね。
クリスティーヌのファントムへの愛が感じられて。
やっぱりクリスティーヌにはファントムを愛してもらいたいから。
歌の方ですが、透明感があってとても綺麗な歌声でした。
表情もすごくよかったと思います。歌っていてもちゃんと気持ちは伝わってきました。

ラウル
映画でもやっぱりちょっと影が薄めというか出番の少ないラウル。
でもこの3人のなかではこのラウルの歌声が一番好きでしたー。
甘い声に甘いマスク。素敵な子爵でしたね。
印象に残っているのは、「The Point of No Return」で
ファントムとクリスティーヌを見ているラウル。
信じられない・・・という表情。目が赤くなって潤んでる。
嫉妬しているような唖然としているような。
舞台上の二人を見て、自分とクリスティーヌの間には無い何かが
ファントムとの間には感じられ、それに対するあの表情だったのでは?と
勝手に解釈しております。

舞台の方が好き!と言っておきながらも3人の演技はかなり満足のいくものでした。
一番嬉しかったのはファントムとクリスティーヌの間に愛を感じることができたこと。
だからこそ、最後の別れが切なくなるんですよね。
ファントムはひたすらクリスティーヌを愛し、その存在に怯えながらも
本能的に惹かれてしまうクリスティーヌ。私の理想です。
四季のオペラ座の怪人にも、この点については同じ物を求めてしまいます。
やっぱりこれは恋のお話ですもんね。

では、映画を見ながら思ったこと・舞台との違いなど

舞台だと、歌声は聞こえても姿は見えないという場面がところどころあります。
例えばファントムがクリスティーヌを隠れ家に連れて行くところ。
舞台では移動がたくさんあって、ダミーの役者さんが出てきたりしますよね。
映画はもちろん舞台裏でゴソゴソする必要はありませんから、きっちり
映像として映し出してくるのですが・・・見えなくていいものもあるよなぁ~って
思いました。舞台ではあのシーンすごく神秘的でゾクゾクするのですが
映画はなんというか・・・ちょっと間抜けな感じ。

マスカレードもちょっと・・・この場面だけものすごく地味。
いや、舞踏会というだけあってにぎやかなんですけど、画面から受ける印象が・・・
まるでモノクロ映画のよう、というのは言い過ぎかもしれませんが
それ程色がない。もっと鮮やかに華やかにして欲しかったなー。
踊りもなんだか変。映画の中ではあまりこのシーンに力を入れなかったの?
と思ってしまいました。

墓場ではファントムとラウルがサーベルで争うのですが、
えーー!そんなことやっちゃうの?!とびっくりしてしまいました。
しかもファントムやられちゃうし(笑)。
でも後々よく考えると、舞台版と同じようにしてたらそれはそれで物足りないものに
なりそうですし、舞台を映像化するのも大変だなーと思いましたね。

まだまだ思うことはありますがきりがありませんので。

映画を見終わった後に思ったのは、やっぱり舞台が見たい!ですね。
舞台は生もの、同じものは二度と見れませんよね。当たり前ですが映画は何度見ても同じ。
映画ほど大画面で役者さんの表情は見えませんが、同じ空間にいてリアルに
心の動きなんかを感じることができるというのは、とっても贅沢なことですし
あの緊迫感と臨場感はたまりませんね、大好きです。
多分もう映画は見に行くことはないと思いますが、映画を見てしまったことで
舞台が見たくて見たくてしかたなくなってきました。どうしよう・・・(笑)

来月どうなるかな~。
クリスティーヌは佐渡さん以外で見たいな~(言っちゃったぁ~!爆)。

オペラ座の怪人 1/29

2005-01-29 | オペラ座の怪人
先週行ったばかりなのにまた行ってしまいました。
こんなにハイペースでいいんでしょうか・・・怖いなぁ(笑)。
さて、一週間ぶりの「オペラ座の怪人」ですが・・・今回は簡潔に。

高井さん、声が濁ってました(泣)。ブレスもよく聞こえたし調子悪いのかなー。
でも2幕の終わりは叫びまくりで「おねがいだ~~~!!」は凄かった。
あ~~ん!そんなに叫んじゃ喉によくないから!って心配してしまう程でした。
激しい高井さんは好きだけど(矛盾してるなぁ:笑)あんまり無理はして欲しくないな。
福岡での事を思い出してしまいました・・・あの時は本当に見てて辛かったです。
で、舞台の方ですが・・・前回と感想は変わらずです、はい。
高井さん、本当にクリスティーヌのこと好きなのぉ~?と突っ込みたくなりました(笑)。
いや、でもやっぱり高井さんのファントムは切ないです。哀愁たっぷりです。
でも何かが違うんです・・・何だろう?自分でもよく分かりません。
福岡の時と変わってるところもあるから、違和感を感じるのかもしれません。
高井さん演技もちょっと変わってました。照明の感じも変わってたし
歌のテンポも変わってたような気がします(高井さんだけでなく全体的に)。
ちょっとセカセカした印象かな。
正直言って何に一番違和感を感じているかは分かってるんです・・・自分でも。
だけど今回は触れないでおきます。というか避けて通りたい部分です(笑)。

で、今回の満足度35%(下がってるしー!爆)
観劇後、妙にしんみりと悲しくなってしまったのでした。

キャストは1/21~1/23と同じ

オペラ座の怪人 1/21~1/23

2005-01-23 | オペラ座の怪人
約10ヶ月ぶりに劇団四季の「オペラ座の怪人」を観てきました。
キャストは予想通りアルプの3人。
ちょっと苦手な佐渡さん、心配しつつもアルプでは3人の雰囲気よかったし~と
期待いっぱいで劇場に向かいました。

まずは劇場とセットから
初めての「海」の印象は・・・狭い!舞台が狭いんですね。
シティ劇場を見慣れているからかものすごーく狭く感じました。
そしてシャンデリアの大きいこと!
大きくしたのは知っていたけど、舞台が狭い分すっごく大きく感じましたね。

ではではキャスト別の感想を

高井さん(怪人)
はぁ~~~長かったです。この日が来るのをまってました!
10ヶ月ぶりの高井ファントム、随分痩せられましたね。
ちょっと痩せすぎなんじゃ?って心配してしまうくらいほっそり。
気のせいか声も軽くなったような?
劇場全体が包まれるようなふわ~~んと、でも身体にずーーんとくる・・・
福岡ではそんな感じでしたが今回はちょっと違ったなぁ。
劇場が変わったら聞こえ方も違ってくるのか、本当に高井さんの声が
変わってしまったのかは分かりません。
演技の方は・・・うーんどうでしょうか・・・高井さんまだ気持ちノッてない?
クリスティーヌに対する執着というかそういうもがあまり感じられませんでした。
それでもやっぱり高井さんのファントムは素敵ですね

佐渡さん(クリスティーヌ)
えーーっと・・・ごめんなさい。私やっぱり佐渡さん苦手です。
何が苦手かって、あの歌い方と低音の声質がちょっと・・・
好きな人はすごく好きなんでしょうけどダメな人には気になるんじゃないかな。
演技に関しても私の好みではないんですね。クリスティーヌに関しては。
最初はただ弱いだけの少女が舞台が進むにつれて、怪人とラウルの愛に
板挟みになりながらも自立した大人の女性へと成長していく。
というのを私は見たいというかこの舞台(クリスティーヌ)に求めているんです。
佐渡さんは最初から自立した大人の女性に見えました(笑)。
それはそれでアリなのかもしれませんが、私にはダメでした。
この舞台は台詞=歌なので、できれば歌にも感情や表情の変化をつけてほしかった。
クリスティーヌデビューしたてなのに要求しすぎでしょうか(^_^;)。
村田さんのクリスティーヌが大好きだったのでどうしても比較してしまいます。ゴメンナサイ。

石丸さん(ラウル)
さすが四季の看板俳優(!?)だけあってカッコイイですね。
誰もが憧れる子爵様だったと思います。
歌も思ってた以上に声量のある方だなーと、安心して見ることができました。
ただ、私としてはもうちょっとクリスティーヌ大好き!っていう感じを
見せてほしかったかなーと。(注文多くてスミマセン^_^;)
でも石丸さんは若造ラウルでもありませんし、あれくらいがちょど良かったのかも
しれませんね。

オーケストラ
オーバーチュアの迫力の無さにびっくり(@_@;)
あのオープニングで客の心をしっかり掴んでくださいよ!!
ついでに言うと「The Phantom of the Opera」も物足りなかったなー(テープなのに何故?)。
全体的に音が小さかったような気がします。
テープの方が音大きいし安心して聞けるし(苦笑)、オケピットなくして
客席もう一列増やして下さい!・・・は言いすぎですね。

その他の感想
荒井さんメグは福岡で見たときより世話焼き度UPな感じでよかったです。
クリスティーヌが大好きなんだなーっていうのがよく分かります。
荒井さんは踊りも綺麗だし歌も上手だし、大好きなメグです。
秋山さんマダムもよかったですー。福岡で何度か見ていたのですが
回数では圧倒的に西島さんが多かったんですね、それでも秋山さんのマダムは
違和感無く見ることができました。それに声よく出てますねー
「勝ち目ないんだから!」の声の大きさにはびっくりでした(笑)。
支配人2人は見てると嬉しくなってしまいますー。
いいですね~林さんと青木さん。ちょっとお芝居変わったところもありましたよ。
カルロッタの種子島さんも福岡で何度も見ましたが、私は河合さんの
カルロッタが大好きだったので・・・ワガママだけどちょっと憎めない可愛さ、が
私の求めるカルロッタ像ですね。
カルロッタも新しい方がキャスティングされているようなので楽しみです。

だらだらと長くなってしまいましたが舞台全体の満足度でいうと
40%ってとこでしょうか。低!(笑)
ここでは言えない感想もいろいろありまして(汗)、それを踏まえての満足度40%。
でも高井さんのファントムが見れたことは嬉しかったです本当に。
次にお会いするときはどんなファントムに変化しているのか楽しみです。

オペラ座の怪人  高井治   
クリスティーヌ・ダーエ  佐渡寧子
ラウル・シャニュイ子爵  石丸 幹二
カルロッタ・ジュディチェルリ  種子島美樹
メグ・ジリー  荒井香織
マダム・ジリー  秋山知子
ムッシュー・アンドレ  林和男
ムッシュー・フィルマン 青木朗
ウバルド・ピアンジ  半場俊一郎
ムッシュー・レイエ 立岡朗
ムッシュー・ルフェーブル  深見正博
ジョセフ・ブケー  寺田真実