それさえもやはりヲタクな日々・・・

まったり生温いヲタク生活を続ける今日この頃を、ゆるゆると書き連ねる

LUPIN

2005-09-28 21:13:28 | シネマグラフ
見てきました、LUPIN。

いや~、流石フランス映画というか、ノリが違う。映像が違う。
更になんと言っても、主人公が・・・・違うorz


展開はわかりやすくて、昔の娯楽作品ぽくって好きでした。
もちろん今風ハリウッドの派手さとは違うけどね。
CGもSFXもない、ちゃんと人間らしいアクションシーンはけっこうありましたが。

あ、奇岩城は・・CGなのかな?

日本では、自称孫のルパンⅢ世のほうが有名になっちゃってますが、アルセーヌ・ルパンは推理小説の元祖シャーロック・ホームズとほぼ同じ時代に活躍した(ちょっと後だったかな?)、奇想天外な盗みの腕も鮮やかな恋多き怪盗紳士。(だったと思うけど、読んだのずいぶん昔なのでドリーム入ってるかも)

で、主人公・・・

私が幼少のみぎりに愛読した子供向けの「怪盗ルパン」シリーズも、大人になってから読んだ文庫版のルパンも、確かすらりと背が高く、紳士の優雅さの中に野生的な魅力云々・・・・な主人公だったと思うのだけど。

まず、すらりと・・・背が低いし。
女装が違和感ない大きさでした(笑)。顔は見えなかったけどね。


なんか髯面で清潔感乏しいし・・・サル顔だし。ルパンⅢ世じゃないってーの!

そのくせね~、体つき華奢だしね~。あれがフランス人の伊達男のイメージなのだろうか?

(主人公をやった俳優さんのファンの方、ごめんなさい。名前さえ知らんし・・)


奇岩城とか一連の話の中に時々出てくアルセーヌ・ルパンの若い頃の話を題材にしていて、痛快な怪盗紳士の物語ではなく、どちらかと言うと悲劇でした。

わざわざ、この頃の話を作るなんて、続編とかシリーズ化とか目論んでいるのかな~?

カルティエ御協力の王妃の首飾りがじゃらじゃらと出てきました。ルパンの鮮やかな盗みのテクを強調するために、本人が気づかないうちに女性たちに着けさせたり、取ったりするんだけど、

あんな重いもの気付かないのか? あんた! どうして気付かないんだよ!! そんなに鈍感なのか~!!!

と、思わず叫んでしまいそうな場面多数でした。



なかでも、一番存在感があったのが、超怪しい妖しいカリオストロ伯爵夫人。

けっこーお年のように感じたのだけど、いかにも権高で退廃的で超わがままで冷酷な貴族の美人のおばさんというか。あれは新大陸じゃなくて旧大陸(ヨーロッパ)の顔ですよ!

アメリカの俳優さんも出てたようなので、この人が何人か知らないけどさ(笑)

パンフ買っておけばよかったかな。

時間的には2時間超で、ちょっと長めだったかな。少々肩こりました。

う~ん、あららぎは友人たちに負けず劣らずメンクイなので、もっと背の高い超ハンサム君で続編希望。
ちょっとくらいSFXも希望。何億(何10億? 何100億?)も使ってるんだからさ。

フランス映画界、今一度の大盤振る舞いを切に切に希望します!

ヨロシク!!

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