それさえもやはりヲタクな日々・・・

まったり生温いヲタク生活を続ける今日この頃を、ゆるゆると書き連ねる

「アトムがお兄ちゃんが死んじゃったよ~!? わ~ん」 

2007-01-02 23:08:31 | コミックス
遅ればせながら浦沢直樹さんの『プルートウ』第4巻を読みました


アトムがあっさりとプルートウに負けて(?)お亡くなりになったようです(??)
展開は原作とは違いますが。ウランたちを助けに行ってプルートウと闘うことになって負けてしまうんですね。
原作ではアトムは10万馬力という設定で、100万馬力のプルートーに当然の帰結として敗北します。

浦沢さんのほうでは、そういう説明は出てきていませんが。

世界最高峰のロボットであるアトムの死は全世界に報道され、今回の主人公ユーロポールのゲジヒトさんもショックを受けていました。

この『プルートウ』では少年ロボット、アトムではなくユーロポールの刑事ロボット「ゲジヒトさん」が主人公。
ゲジヒトさんの消された過去、ロボット3原則を無視して人を殺したロボット、暗殺される科学者たちと何者かに破壊されていくスーパーロボット、良く分からない原因で始まった過去の戦争等々、謎が絡み合って進行します。

この世界、ロボットたちは通信回線で繋がれており、スーパーロボットたちはお互いの異変時にはお互いがデータを送りあっています。

手塚さんの時代には思いもしなかった時代だよなあ。
いや、手塚さんの原作でも通信はし合っていたようにも思いますが・・・・・・。


しかし、よくよく考えてみると、今の時代、もしくはもうちょっと先の時代は、何かアクシデントがない限り、浦沢ワールドの通信事情より進んでいるんじゃないかなあ。

ロボットたちは甲殻機動隊ワールドの人類のようにもっと緊密に繋がっちゃうんじゃないかなあと。
でも、それって面白くないよね。
さらに言えば、その設定では全く違うタイプのストーリーになっちゃいそうです。

浦沢ワールドは手塚ワールドより地球は狭くなっているけど、我々の想像より感覚的には広いようです。

ロボットたちは完全に個として独立していて、お互いの繋がりはそれほど緊密ではなく、いつでも使える通信機を内蔵しているだけという感じです。
私のようなアナログ人間でも想定の範囲内みたいな。


原作では10万馬力のアトムはプルートーに負け、生みの親である天馬博士に改造してもらって再度闘うというストーリーだったと思います。

浦沢アトムも、他のロボットたちと違って破壊されていなかったので復活するのでしょう。
天馬博士も怪しく登場しましたし・・・・。

手塚さんのキャラクターでは間久部六郎みたいに微妙な立ち位置にいる天馬博士。
ロックは完全な悪役にもなるから、ドクターキリコに近いだろうか?

悪い人なのかなんなのか、天才なのは間違いないんだけど、彼の行動原理は正義ともヒューマニズムともかけ離れていて、アトムの前に時々現れては物語を新たな方向に展開させて去っていきます。

主にアトムにとっては良いほうに進むのですが、色々な理由でアトム世界の良心(?)、御茶の水博士を悲しませます。



さて、今回、最後のスーパーロボット、光子エネルギーで動くエプシロンが登場しました。

原作のイプシロンくんは、手塚さんの描くハンサムロボットで、とってもあなたっていい人ね!な善良ロボットくん。

「イプシロンはねえ、手塚さんの描くハンサムロボットだったんだよ」と言うと
たまちゃんのちいちゃいおにいちゃんがすかさず「浦沢のハンサムで描かれてるじゃん」。

エプシロンは浦沢さんのハンサム顔で登場しました。
でも、原作のイプシロンくんは子供を庇って抱きあげようとした両手だけを残して、プルートーに壊されちゃうんだよねえ。

お気に入りだったのに、子供心に悲しかったです。

あの当時から美形好きだったし



プルートウは目だけでなかなか全貌を現さないし。
今回は出てくるのかなあ、と思っていたのでちょっと残念でした。


ロボットは憎しみで人が殺せるか、ということがキーワードのような今回のお話。
さて、浦沢アトムはどういう結末を迎えるのか。

原作どおり悲しい結末なのかなあ。


ところで、アトムは紛うことなくロボット漫画で、原作はロボット同士の戦いが見せ場のひとつだったと思うのですが・・・・・、浦沢直樹さんはそういうのが苦手なのか、そんな場面はスルーされています。

怪獣、ロボット、それに戦闘場面大好きな私には少々物足りない。
もうちょっと頑張ってください浦沢さん。

「浦沢って、自分の力量を知ってるんじゃないの?」
は、たま兄小のセリフでした。




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己の文才の無さの理不尽に打ちのめされる秋の夜長・・?

2006-10-31 01:05:11 | コミックス
ハチクロの9巻がない~!!!

と嘆いていたら、今日たまちゃんのちいちゃいおにいちゃんが買ってきてくれました。

本屋にいっぱい平積みされていたそうです。

なんだ、9巻欠乏症はここいらの田舎限定の風土病だったのか・・・・・

さて、9巻。

やっぱり急転直下にストーリーが展開していました。

ハチクロ全体の物語の中では、微妙な森田兄弟すとうりいが展開されてちょっと浮いてるけど、まあ、かおるくん好きだしまあいいかー

しかしはぐちゃんが前振りなしに唐突に怪我したのはびっくりでした。
そうか、何かがあったわけではなく、ただ人生の理不尽によって怪我したのか。

かおるとしのぶの親父とその友達の理不尽と、はぐの理不尽と、9巻は理不尽ばかりの巻でした。

人生って本来理不尽なものだし、理不尽は理不尽ゆえに理不尽なのだが・・・・
この作者の描く物語が理不尽で展開していくのに、なんだが違和感がありました。

最終巻を先に読んじゃったからそんな感じがするのかな?
単に寝不足で脳みそ半分死んでるからかもしんないけど・・・・

それとも、鈍い私が気付いていないだけで最初っから理不尽だったのかもしれない。


何言ってんだか、自分でもよくわかんねーや


つくづく、絵も下手だが文章で物事を表現するのが苦手な奴です。


というわけで、挫折したんで今日はここまで。

おあとがよろしいようで・・・・・




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ハチクロの9巻を探せ!!!

2006-10-30 01:24:15 | コミックス
『はちみつとクローバー』の9巻がありません。

なぜ?

先ごろ完結した人気コミックの『はちみつとクローバー』。

しばらく本屋さんに行ってなかったので、唐突に最終巻を発見してしまいました。

「おおおおお、ハチクロが終わってるう????」

で、いそいそと10巻を購入して、るんるん読んだわけですが・・・・

???????

あれ?????

なんか、話が私の頭の中で続いてない。
私ってここまで認知症だったんかあ~???

と、ガビ~ンとショックを受けたわけですが、何のことはない、単に9巻が我が家になかっただけでした。

でね、次に本屋さんに行ったときに捜したんですが、なぜか9巻だけありませんでしたよ。

たま兄たちの話によると、今でも9巻欠乏状態は続いているらしく、1,2,3・・・・・8、10と並んでいるらしいです。

これって、ここらの田舎だけでしょうか?


10巻を読んだ感じでは、9巻は急転直下のストーリー展開だったらしく、ずっと続いてきた主要登場人物たちの関係に変化が・・・・・・

「は、はぐちゃん! どうしてそういうことになってんの?」

「森田、おまえの秘密は何なんだ?? 話は完結したのに全然分からんじゃん!」

と、謎が謎を呼んでしまいました


アニメも放映されているというのに1度も見たことなくって・・・・

CSであってるはずだからそのうち見ようっと。


作者の羽海野チカさんは同人時代からのファンです。
私が知ってるのはスラムダンクの同人。

翔陽の藤真君中心のお話で、これが読みたくてアンソロジー買って、そこだけ破りとって今もとってあります。わはは・・・・・

で、ハチクロのコミックスを見たとき嬉しくてソッコー買ってしまいました。
女性向けの雑誌って読まないので、連載されているのは知らなかったんで嬉しい衝撃でした。

ハチクロは期待に違わず心にしみるステキなお話でした。
柄に似合わずこういう一生懸命というかピュアというか、綺麗なお話が好きだったりします。


羽海野さんが描かれる次の作品が楽しみです。

ゆっくり骨休めをして、またステキなお話を描いてくれるとうれしいなあ。


ところで、9巻はいったいいつになったら読めるでしょうか?
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『雨竜のオヤジ』は真打になれるだろうか?

2006-10-22 00:46:53 | コミックス
まあ、唐突ですが『雨竜のオヤジ』のファンです。


『雨竜のオヤジ』とは、少年ジャンプに連載中のBLEACHに出てくる主人公一護の友人(?)にして滅却師と呼ばれる特殊技能を持った、私のお気に入りの青少年石田雨竜のオヤジです(これ、説明になってるのか?)


しばらく前に唐突に出てきて

「なんだオヤジ!息子より1000倍ハンサムじゃんか!!!!」

と、唐突にファンになりました。

で、このごろ、ウェコムンド突入のプロローグに再登場していちごちゃんのパパとオトモダチであることが判明致しました。


親子揃って因縁ありですか??

わあ~どっかの大河小説家かボーイズラブ系みた~い!とか思ったりしましたが、果たしてそんな話があるかどうかは知りません




ちなみに主役の「いちご」、その妹「かりん」「ゆず」の死神パパの名前は「一心」。

と来ると、カッコイイ系の名前「雨竜」のオヤジはやはり「みかん」「もも」「マスカット」ぐらいが適当かと徒然思ふ今日この頃。

調べて見たらオヤジの名前は『石田竜弦(りゅうけん)』、職業はいちごパパと同じ医者ということでした。(ファンなら設定ぐらい知っとけよ)

よおく考えて見ると、確かに雨竜が登場した頃に、オヤジは普通に一般人やってて、自分の師は祖父さんだ、というくだりがありましたね、うん。


でも・・・・・

インテリ眼鏡をかけ、茶髪か金髪か知らんがモノクロコミック画面で白で表現されるちょっと長めの髪を持った滅却師で一見商社のエリートサラリーマン風のハンサムオヤジが・・・・

「私こういう者ですが・・・・」

と出した名刺に

『○×商事 ▽□課長 石田蜜柑』


やっぱりいいなあ、雨竜のオヤジ

『石田マスカット』とかも捨てがたいが・・・・・『石田ドリアン』とかも・・・

いえ、ただのドリームですが。



週間ジャンプは一応ほぼ全号読んでるのですが、マンガは全部読んでるわけではなくてBLEACHはいつも斜め読みか、時にはスルー。
そういう読み方なので話は全部理解しているわけじゃないし、読んでてもすぐ忘れてしまうので、そもそも雨竜と雨竜のオヤジが職業(?)にしている滅却師が何者なのはさっぱり分かりません。


いちごちゃんや死神たちが闘っている虚(ホロー)くんたちと、同じように闘っているのは分かるんだけど・・・・・

滅却師って死神に滅ぼされてしまって、雨竜が最後の滅却師らしいし。

まあ、BLEACHってイマイチ設定が理解できてないので考えても無駄なんだろうけどね。



まあ、そんなこんなのあらゆる難関を全て凌駕して・・・・・

『雨竜のオヤジ』は超私好みにハンサムです。


もっと頻繁に出てきてくれたら、私の中のBLEACH好感度はドーンとアップするんだけど・・・・


ウェコムンドで苦戦するいちご達の状態を知ってオヤジコンビが助けに来る、っていうのはどうでしょう?

カッコイイだろうなあ

颯爽とウェコムンドに突入し、息子たちの苦境を救い、ばっさばっさと敵をなぎ倒していくオヤジコンビ。

これ、平均年齢高すぎて、やっぱり却下ですか???
ハリウッド映画じゃオヤジ年齢が主役をはってるけど、少年誌ではありえないよね~




ところで、BLEACHでは市丸ギンが一番のお気に入り。

こっちももっと出てきてくれたら楽しいのに・・・・・敵ですけど。




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うしちゃんカッコイイ♪ episodeG 第9巻

2006-05-26 01:59:53 | コミックス
岡田芽武という人が描いている聖闘士星矢EPISODE G


いつものようにたまちゃんのおにいちゃんが買ってきて貸してくれました。

ホントにこんなときだけはいい奴だよ、おまえは!!!


これは、主役が青春真っ盛りのちょっとやさぐれた(?)獅子座のアイオリア、推定16歳を中心とした黄金製闘士と、大神クロノスやティターン神族との戦いの物語。

お前らみんなホントに15~16歳かよ

なのは御約束だけど、12~13歳のはずなシャイナさん、カッコよすぎ


まあ、それは置いといて


今回は巻頭カラーはうしちゃんです!!!

もう、カッコイイ

イメージ 3




これが、うしちゃん



ハートを10個並べたいほどカッコイイ


うしちゃんとはもちろん牡牛座タウラスのアルデバランのことです。


らいおんちゃんとやぎちゃんが危機一髪のときに颯爽と(ひつじちゃんにテレポートしてもらって)現れて、その豪腕で神々の攻撃を粉砕し二人(二匹?)の危機を救います。

原作者の描いたオヤジ顔のアルデバランと違いすっきりスマートでカッコイイお兄ちゃん!

いえ、オヤジ顔好きですが・・・・


岡田芽武という人の絵は原作者とは似ても似つかぬ繊細な絵柄で、背景や聖衣は似ても似つかぬほどの書き込みの多いタイプ。

たまちゃんに言わせると、「しゅぽっ」とした絵だそうです。

ほんまにベタ以外は全部トーンはりこんどるやろう、あんたはん! な感じ。

でも、いまはパソコン処理でそういうのはみんなやっちゃうのかな?

便利な世の中だぜ

でも、書き込みすぎで少々判りづらいです、岡田さん



今回はうしちゃんの活躍に始まって、クールビューティー『先生』の華麗なダイヤモンドダストで終わります。

コミックスではとてもクールな先生ですが、アニメではクールの徹せよと氷河に諭しながら、超熱血な漢を演じておられましたです。
声は納谷六朗さんだし・・・・。
近頃の人は納谷さん知らないかなあ。
遊々白書で仙水忍をやった人。あとクレヨンしんちゃんの組長こと園長先生?とか。
お兄さんは銭形警部の納谷悟朗さん。


『先生』ってもちろん水瓶座アクエリアスのカミュ。
白鳥座キグナスの氷河のお師匠さん。
アニメではクリスタルセイントというオリジナルキャラを出してしまったために、先生の先生ってことになってるけど。

イメージ 3




でね、これが美人の先生ね


戦いの舞台はギリシャの聖域。
この話の頃にはもう弟子を取ってるはずだから、氷河とアイザックはシベリアで先生の帰りを待っているのでしょう。たぶん。


先生が16歳なら氷河は10歳。
このころ星矢は9歳かな? 
マリンさんに弟子入りして2年目というところでしょうか????


ラストはまだ敵の神様と戦っている最中なので、次の巻頭カラーは舞い散る氷の結晶の中に『先生』の真っ赤な長髪が翻ってさぞかし美しいことでしょう。

ああ、ワクワク ←勝手に妄想しています。


私は敵もお話もどうでもよくって、ひたすら黄金聖闘士が見たくて読んでる邪道ファン。

このちょい不良でわざわざ黄金の髪を桜木花道みたいな真っ赤に染めてる(カミュとおそろい?)なはねっかえりのアイオリアが、一体いつ田中秀行さんの声がよく似合う、落ち着いたカッコイイ兄貴に変身するのか、興味津々です。


声優が変わったのが嫌だとか、新作は見ないとかいいながら、フィギアのせいで近頃やたらと話題が増えてしまった聖闘士星矢。


オタクなバンダイが頑張りすぎなんだよね

最初の頃のとこの頃のではまったくフィギアの出来が違うし。


どんなにフィギアが良くても新作OVAは見ないけどね・・・・


最後に主役のらいおんちゃん

イメージ 3




ところで、これって思いっきり著作権侵害???

絵が大きすぎるかなあ???


たまちゃんのおにいちゃん曰く「著作権に面積は関係ない

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