それさえもやはりヲタクな日々・・・

まったり生温いヲタク生活を続ける今日この頃を、ゆるゆると書き連ねる

WBCも一試合完全燃焼:!!!???

2006-04-05 00:12:43 | アストロ球団
久しぶりに(と言っても1週間ぶりぐらい??)『アストロ球団』の公式ホームページに行ったら


読売新聞の記者で特撮ヲタクの鈴木美潮さんという方のHPのWeb日記で(読売のHP内にあります)球五と球二が、WBC優勝を記念してWBC&野球談義をやってました\(^O^)/


球五とは、今日、甲子園で優勝を果たした横浜高校野球部出身でタレントの上地雄輔さん、球二は帝京高校野球部員として甲子園に出場した同じくタレントの関泰章さん。

上地さんは松坂大輔投手の1年先輩で怪我をするまでバッテリーを組んでたとか言う人で、関さんは松坂が甲子園出場していたときに、やはり甲子園出場していたとか・・・『アストロ球団』出演者はみんな野球経験者なので、いろんな人がいるみたい。

上地さんはセンパイなんで当然としても関さんも松坂投手とお友達のようです。

王ジャパンがメキシコに勝ったとき、アメリカ行きを画策したけど、松坂投手に連絡すると球場のチケットはとれそうだけど飛行機がなかった・・・とか、なかなか爆笑な話題がいっぱい



鈴木美潮さんは読売の記者なのに、なぜかテレビ朝日のドラマ『アストロ球団』関係のイベントでいつも司会をしている、不思議な人です


この人の日記にはアストロ出演者のインタビュー記事とか、特撮ヲタク系の記事やイベント話とかいろいろ載ってます。

興味のあるかたは、ちょいと行ってみてはいかが。

というか、行ってみてください

すごくおススメです


そして、いっしょに隠れ(?)アストロファンになりましょう


ちなみに記事のURLは下記
     
     

http://www.yomiuri.co.jp/donna/do_060329.htm
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アストロ球団第7球~第9球・その4

2006-03-23 01:08:59 | アストロ球団
アストロ球団第8球~♪


ウロオボエあらすじシリーズの第8球です。


第8球は唐突に「ちょっと恥ずかしいけど(本人談)」、球三郎も真っ青!
くるくる金髪ロン毛、伊達眼帯のバロン森で始まります。

宮廷音楽家でも着そうな金モールに真っ赤な上下にロングブーツ。

ビクトリー応援団席でタクト片手に、髪を振り乱しながら指揮をとり、応援団の女の子にちょっかいをかけながら、よくわからん独り言を勝手気ままにしゃべりながらグランドへジャンプ!!!

突如グランドに現れた大道芸人風の妙な男をボーゼンと見つめる球一がステキでした


バロン森を演じるのは、元ヒカル源氏の(表記はこれでよかったっけ?)の大沢樹生さん。

最初バロンを見たとき、この人のこの眼、どっかでみたことあるんだけどなあと思っていたのですが・・・バロンの扮装は強烈なんで・・・・でも聞いて納得。

確かにこの鋭い目は、あのお兄ちゃんだあ

いやあ、マンガのバロンにそっくりじゃないか 大沢さん

鋭い大きな目も濃くて太い眉も。

オカマッぽくしゃべりながらベンチにコロンを撒き散らす妙な男に、流石のビクトリーナインも呆れかえるが、バロンは委細かまわずベンチの中で全裸になって体中にコロンを振りまきお着替えするのであった~。


女性がほとんどまともに登場しないアストロ球団!!!

おかげで脱ぐのは男ばかり

バロンだけでなく、なんとね、この回は球三郎のシャワーシーンがまたもやあったりします


まあ、それはまだ後の話。


「おたくの大将、思ったより球威がないわね」

初めてのバッターボックスで大振りな三振をしながらも、球一の球の球質がだんだんと軽くなってくるのを見破るバロン。

その言葉につぶらな瞳を見開いて驚く球二!!

原作ではちびと設定されている2代目球二クン
黒目がちなお目々と童顔に、イメージ的には小さそうに思えるのですが・・・ぜんぜん小さくありません。

公式には178cmって書いてあるし・・・球一クンと同じくらいか?



まあ、それは置いといて・・・


ビクトリーの面々は大門のヌンチャクバット(?)を始め、力道岩の大小2本バットや妙な変形バットなどを使用しているのですが(なんでも、これらは反則ではなく、いやらしいくらいルールの盲点を突いた代物だそうです)、バロンは気合とともに総てをへし折る。


「おのれらいいかげんに目を覚まさんかい。こんなちんけな道具にたよるなんか敗走(?請う聞こえたが・・・)したものの思考じゃあ~!!!!!」

と、意味不明の啖呵を切って平手をぶちかましていくのですが・・・

勢いで総てをぶっちぎるバロン森


苦々しげに見やる大門を他所に、なぜかこれで「目を覚まし」ちゃったビクトリーナインは、球一を打ち砕き次々と出塁するのでありました


そして迎える打者はヌンチャクバットの大門

ヌンチャクをもって静かにたたずむ大門に対して、最大の魔球『ファントム魔球』で挑む球一。

「ファントム魔球は打たれますよ」

しかし、心眼で大門の気配が消えるのを感じた球三郎は球一にそう告げて、敬遠策を指示する。

心の葛藤と戦いながら敬遠しようとする球一に、恥を知れと憤り挑発する大門。

たまちゃんのおにいちゃんによると、球一クンは他人事には冷静だが自分のことになると、すぐ熱血する! のだそうですが、挑発にカッとなって球二の諫めも聞かず勝負しようとする球一を、球三郎は大怪我をしていまだ意識不明の球五を引き合いに出して止めるのであった。


球三郎・・・原作からして優しげな設定なのですが、実はどうして、なかなかいいタマです


さらにどさくさに紛れて・・・・


「ファントム魔球の威力は投げた瞬間に消え、落差を持って現れたときの打者に与える脅威と錯覚と恐怖・・・・だがそれは目の見える相手であればこそ。もし大門が私のように闇の中でボールのかすかな音を聞き分けることが出来るとしたら・・・」

とか、サラリと言っちゃったりするのですが・・・・

つまり、何ですか


ふ、私なら、ファントム魔球なんてちょろいぜ

そう言いたいのですか? 球三郎クン???

大門と球三郎・・・血は繋がっていないらしいのですが、やはり似たもの兄弟のようです。


こいつらに比べて六さん(球六ね)は普通ぽくてステキ
いや、あららぎの趣味です。


一気に満塁となったところで、球七・球八の健闘空しく球二を吹っ飛ばして球四郎の満塁ランニングホームラン。
試合は7対4の3点差に・・・・

というか、こいつらちゃんと野球やってたのかい?

な感じですが、いろいろな出来事の合間にちゃんと試合は進んでいたようです


で、攻守は変わって、球七ホームインして球二は3塁。打順は3番ファースト伊集院球三郎

ここで球三郎クンのシャワーシーンわはは・・・

本人曰く「2度もシャワーシーンがあるとは思いませんでした」のとおり、見てるほうも思いませんでした

シャワーを浴びて斎戒沐浴し、真っ白なユニフォームに着替え、自分を倒すことで昔の優しい兄に変えれるのなら・・・と、覚悟を決め兄との戦いに挑む球三郎。


原作読んだときも思ったけど

白いユニフォーム・・・・

作って準備していたのかい? 球三郎


特注・・・だよね? もちろん ヘルメットまで白に赤でAマーク・・・

マンガじゃ、ちょっと可愛いんでだまされるけど(何をどうだまされるのやら・・○| ̄|_)やっぱ、こいつって変な奴

「てめえ、死神に取り付かれやがったな」

さすがは球七クンです。一目で死に装束と分かるんですね。
というより、流石は奥ゆかしき昭和の日本男児!!!
このくらいはみんな常識というものなのでしょうか?

今時のギャルやお子様にはわからない世界です


球三郎は「簡単には死にません」とか答えるんですが、もうとっくにその気のくせに嘘つきですね~


私情におぼれて死ぬのは俺たちのアストロ魂が許さねえ!!!

球一のセリフにうなづきながらバッターボックスに向う球三郎


ハラハラドキドキ

いったい球三郎様はどうなっちゃうの?

というところで次回

まだまだ半分もいってないのに疲れちゃいました。


ところで・・・・・

アストロ球場では血を血で洗う(?)死闘が繰り広げられているそのとき、峠会長のオフィスにそろった会長とシュウロは球四郎の昔話やら、球一との出会いやらを
まったり和やかに話しながら球九郎の到着を待っていたりします。


おやじたち・・・・孫やかわいい選手たちが傷ついているのに、のんきだよね~

やっぱ、こうじゃないと大物にはなれないのかな?


では、またね







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アストロ球団第7球~第9球・その3

2006-03-22 02:42:23 | アストロ球団
アストロ球団第7球~第9球のあらすじ~♪


あらすじって苦手なのですが・・・・・


でも、第7球~第9球のお話し紹介してなかったことに、今さらながら気がついたので、ざっとウロオボエあらすじおば、一発いってみたいと・・・


まず第7球!!!

昭和48年7月23日、満を持して始まったアストロVSビクトリーの試合。

この日はプロ野球オールスター戦の日であったが、アストロ人気に延期されてしまい、おかげで暇になったジャイアンツのON砲(王選手と長嶋選手ね)は、観客席で解説者と化していた。

何度も書いたようにピッチャーは特攻隊の生き残りで反則魔球の名手、氏家慎次郎。

球三郎の球一への特訓の成果もあって、始めはビーンボールやスクリューボール、1・3塁の超前進シフトにもめげずアストロ超人たちが点を稼いでいったが、ついに氏家が死ぬ気で放つ魔球の数々に、球八、球七、球二、球三郎が斃れ、球一も氏家と相打ち(?)となってバッターボックスに沈むのであったー(


氏家が一瞬にしてボケちゃったのは前回書いたとおり。


また、この間、バンアレン特訓場にこもり、心身を削って編み出した球五のバム打法によるヒットとか、球六のアンドロメダ大星雲打法とか、伊集院兄弟の3本間の攻防とか、更には、ビクトリー攻撃のときの大門が球三郎を狙って打った打球を処理した後、襲ってきた大門の投げたヌンチャクから球三郎を庇って球六がトレードマークになる頬のぎざぎざ傷を作るとか、数々の見せ場がこれでもかと続いていきます。




氏家は帰らぬ人となったが(?)、流石はアストロ超人

女医さんに治療してもらって、たいしたダメージもなく復活



ビクトリーのピッチャーは球四郎に交代し、打順は5番球五。

不穏な空気をかぎつけた球六は(いや、最初から不穏だが)球五に気をつけるようにと注意を喚起する。

球四郎の誘い球に意を決して打球を放つ球五!

しかしそれは、やはり罠(?)で

捕球したダイナマイト拳さん(3塁手)に球四郎は不気味に言い放つ。

「今投げれば大門さんが殺人罪になるがよ!!」

大門と球五のクロスプレーとなるようにタイミングを見計らってボールは1塁に投げられ、大門はわざとボールを落とすと、足の甲にボールを載せ、タッチするかのごとくそのまま球五を蹴りあげるのであった。

倒れ臥す球五。大門はその球五に更に膝を蹴り込み壁に激突させる。



これじゃ・・・・タイミング関係なく、傷害罪と思われます・・・・

日本の官憲は何をしているのだろう????


球五は肋骨が何本も折れ内臓に突き刺さるという命に関わる超重態。

「たのむ、球五を助けてくれ」

治療室のドアをグワングワン叩きつつ叫ぶ球一に、中から出てきた辺見えみりの女医さんが、もうこんな馬鹿げたことはやめろと叱責するのだが、球一は球五に一試合完全燃焼ボールを渡してもらうために、彼女に託けるのであった。


でも、女医さん、なぜか廊下の向こうに行っちゃうのよね・・・

まあ、後の場面で、昏睡状態の球五の手にはボールが握られているんだけど


試合は再開され怒りに燃えた球六は封印していた殺人X打法を解禁!

球四郎に向って殺人打球を放ったが、ビクトリー球団の3塁手ダイナマイト拳の右手に阻まれるのであった。

球四郎を救ったものの球六の打球に右手を潰され倒れ臥すダイナマイト拳に、済まないことをしたという球六に対し、球四郎は拳を冷たく突き放す。

その頃、峠会長から矢文(?)で球場から呼び出されたシュウロは、会長から9番目の超人発見の情報を聞かされる。


試合は続いて打席は球八。

球八は球四郎が投げるスカイラブを打ち砕き出塁するが、球四郎の命令ビクトリーナインの攻撃を受けてまたもや流血の惨事に!!!


とても野球とは呼べない戦いの連続に、流血しながらも心優しい巨人球八は

「俺たちの目指した野球道はこんなものじゃなかったはずだ」

と、仲間たちに悲痛に叫ぶのであった。


第7球 完


うわわ、ちょっと端折りすぎ???

アストロの記事って・・・そのうち手直しして並べ替えないと、とっても読みにくいだろうーなあ
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アストロ球団第7球~第9球・その2

2006-03-16 23:40:57 | アストロ球団
アストロ球団の第7球~第9球をまとめて勝手に解説!シリーズ第2弾

第2弾というあたりで既にまとめてないんだけど、そのあたりは、まあ、あんまり気にせずに・・・・

というか、本人が全然気にしてないだけですが


え~、ビクトリー球団といえば、昨日のその1でも書いた「氏家慎次郎」


特攻隊の生き残りで、己の死に場所を求め続けた氏家慎次郎君。
終戦後、アメリカの大リーグ(ドラマでは独立リーグ、原作ではナショナルリーグとなっている)に入り、得意のスクリューボールやビーンボールで対戦チームを恐怖に陥れたという、ステキな人です。


球四郎はいったいどこでこんな人とお知り合いになったのか謎。(考えてみると大門とお知り合いなのも不思議)

刑務所に入っていたのを、どういう手口を使ったのか、出所させてアストロ超人を倒すべき敵としてご紹介するわけですが・・・・


まずは普通に始まった試合。

球七、球二、球三郎が出塁し(たぶん・・・何度も観たのに、やっぱりウロオボエだ)4番球一の打席!!

氏家は関節をはずしたり戻したりの超人的技を使って、どうも一撃必殺らしい、ぐりんぐりんとループを描いて回転する(?)スクリューボールを投げちゃったりするんですが・・・・

驚愕に包まれるアストロ球場。


氏家の哄笑の中、球一は、な、なんと!!!

前回の第6球で鍛えた背中で凶悪な殺人ボール受け、へ、なんともないぜと一塁に出塁するのでありました


ここで、大門兄ちゃんは陣流拳法を応用して球一を特訓したことを見破り、球三郎に皮肉を言うのですが、私の大好きな伊集院兄弟の話はまた今度


アストロ優勢のまま試合が進み氏家はついに自分のもてる力総てを使って、アストロ超人たちを撃沈するために出撃する(?)

球八の足の甲をえぐり、球七の足をつぶし、球三郎をビーンボールで撃沈し、頭から血を噴出しながら球一の首を切り裂く魔球を投げたのは前回の書いたとおり。


・・・・あれ、2番バッターの球二は・・・   まあ、いいや



で、総ての力を出し切った氏家君は、そのまま精神的に帰らぬ人になってしまったわけです。
一瞬で白髪となり、ボケてしまいました


試合のとき45歳、昭和3年生まれで終戦の年には・・・・ええと・・・16~17歳の少年兵で、出撃の日が終戦の日(つまり昭和20年の8月15日)に重なって死なずにすんだ特攻隊の生き残り、という設定です。

特攻隊というからには、有名な鹿児島の知覧にいたと思われます。たぶん



あららぎの行きつけのお医者さんは、人間魚雷で有名な回天の生き残り。


回天は特攻隊の海軍版で、人間魚雷というように大きな魚雷型の潜水艇に片道分の燃料を積んで、敵艦に体当たりをするというおよそ成功率の低い作戦に使用されました。

そのおじいちゃん先生は、中野の陸軍兵学校と並び称される江田島の海軍兵学校出身のエリート。

ゼロ戦とかに乗っていたパイロットたちがエリートだった(終戦ごろはみんな死んでしまって、もうそれほどの熟練者はいなかったらしいですが)のと同じように、回天に志願したのは海軍の若手のエリートたちで、彼の先輩の優秀な人たちがみんな死んでしまったと、気が向くと話してくれます。


神風特攻隊の方が有名なので、あまり回天は知られてませんが・・・

特攻隊の成功率もかなり低かったようですし、回天はもっと低いし・・・・



生き残ってしまった(たぶん、本人は当時はそう思っていたのではと)おじいちゃん先生は、終戦後学校に入りなおして医者になったということで・・・・氏家君とほぼ同年輩と思われます。


高速回転し燃え上がる魔球が球八の足の甲をえぐったとき

「ひどい、スパイクが破れて、肉が焼け焦げて骨まで!!!」(球二談)・・セリフはみんなウロオボエです。

なんて、酷いことをするんだ! となじるアストロナインに対して

『兵隊さんはな、雑草を食い、泥水をすすって、銃弾の中を死んでいったんだ。それに比べりゃ、そんな傷などたいしたことはない』

と、おっそろしく、あさってなセリフをはく氏家。
更に会話を追うと・・・

『古臭いことをいううな』

『今のお前たちの青春も、わしら戦中派の青春の生きた青春の上にきずかれちょるんだ』

世代間ギャップというよりも、もともと会話が成立しないようです。


お互いにカケラも理解し合えることなく・・・・というより、読者だって全然理解できないくらいに唐突に出現して、その強烈な顔と個性で、どうしてこいつがここにいてここまで掘り下げて描かれるの?なギモンも踏み潰してしまったのですが・・・・試合が進むアストロ球場。


主役より詳しく過去だのなんだのを描かれながら、結局アストロナインには何の共感も感銘も与えられなかった氏家君。(球一が「死を覚悟した奴にはかなわねえ!」とか言ってるけど)


大門兄ちゃんとは対照的だなあ・・・


21世紀の若者同様、昭和29年生まれのナウいヤング(いつの時代の言葉だ)には、戦中派の悲哀は伝わらないということなのでしょう(そうか!!??)

まあ、アレで伝われってのもな・・・・_| ̄|○

死に場所も探すのはいいが・・・・関係ない奴を道連れって・・・歪みすぎっすよ、氏家の大将!!!!


昭和3年生まれということは・・・計算中・・・・2006年には78歳!


45歳で燃え尽きてボケてしまった氏家君は、あのあとどうしたんだろう?

ドラマ見てると、ベンチから消えてゆく白髪の氏家君の行く末が気になってたまりません。

せめて、金持ちの球四郎君が、いい老人ホームにでも入れてくれて、静かな余生を送っていてほしいなとか・・・・


球四郎! そのくらい面倒見ろよ!!!!!



じゃ、またねー


                    
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アストロ球団第7球~第9球・その1

2006-03-15 22:56:06 | アストロ球団
アストロ球団第7球から第9球観ちゃったあ~


て、もうずいぶん前で、しかも何度も何度も見たんですが・・・・

しかも、最後まで原作はウロオボエのままで書くぞ!!!と宣言しながら、ついに原作読んじゃいました~

いや~、思いっきり、限りなくいっぱい、中身を忘れておりました。


それでも球三郎と大門の馴れ初め・・・・じゃねえ、生い立ちとか、改心した球六クンの超いい人っぽいおやじっぷりとか、眼帯のバロン森とかちゃんと覚えていたんだから・・・・まあ、いいじゃん

話の中盤は飛ばし飛ばしでもけっこー覚えていたんだけどね、最初の方は、初っ端のブラック球団を完全に忘れているし・・・・


球六が登場した場面なので読んだのは間違いないんですが、相変わらずステキな記憶力です



さて、第7球


いよいよ、アストロ球団7人と、同じアストロ超人の一人である球四郎率いるビクトリー球団との死闘が始まります。


何か知らんが、日本の政財界のドンと思しき峠会長の孫で生まれつきの聡明さで将来の跡継ぎと目されていたのですが・・・

なんですが、父親である会長の息子が早死にして、しかも妾腹である上に奇妙なボール型の痣まで生まれつきあると言ううんで、一族中からいじめられ、そのために世をすね、同じあざを持つアストロ戦士まで忌み嫌っている・・・・とかいう・・・困ったチャン


ちょっとした思い違いから父を殺してしまい、さらに誤解から弟の球三郎を憎んだ陣流拳法の総帥、大門さんといいコンビです。


ビクトリー球団の最初のピッチャーは、第6球の最後に刑務所から出てきた氏家慎次郎さん、45歳!!!!! でした。

昔は若かったけど(だれでも昔は若い)、いまや中年太りのデビット伊藤さんが、額の日の丸鉢巻に自分の位牌を逆さに挿し、ビーンボールだのスクリューボールだのを好投!!!??


球八の足の甲はえぐれて焼けただれ、球七の脛は切られ、心眼で球筋の読めなかった盲目の球三郎は頭にデッドボールを喰らい、球一はボールの皮を縫った縫い目を爪で切り解くという細工を施した氏家の反則魔球によって、首の頚動脈すれすれを切られるという、もう野球なんだか、何なんだかという楽しい展開が続きます。


この物語は昭和48年が舞台。

ということは、アストロ球団オーナーにして監督のJ・シュウロだけでなく、45歳の氏家も戦中派。彼は実は神風特攻隊の生き残りで、終戦で死にはぐれたという辛い過去を持つ男であったのだ


特攻するに値する巨大な敵を求め、死に場所を求め続けてきた氏家は、アストロ球団を己の命を懸けるに相応しい相手と認め、己の持つありとあらゆる反則魔球を使って、アストロ戦士たちをグラウンドに沈めていく。


渾身の力を振り絞り、体中から血を吹きながら(なぜ?)球一を倒した氏家は、一瞬にして白髪の老人となり燃え尽きるのであったー!!!!


ふう 迷惑な奴・・・・_| ̄|○


恍惚のぢいちゃんになった氏家を、優しくマウンドからベンチに案内する大門さんがステキ


神経細いから窮地に追い込まれて心を病み、弟を憎むだけでなく非道な仕打ちを繰り返す大門さんも、燃え尽きた恍惚の人には優しいようです。

球三郎は優しそうに見えて、ワイヤーロープを束ねた神経線維を持っていそうなほど図太そうなのに・・・・大門さんは弟思いで、優しくて、すごく繊細そうです。

やっぱり実の兄弟ではなかったのよね!

うーむ、納得


大門さんの誤解というのは(前も書いたっけ?)

『自分の実の父は、陣流拳法先代総帥陣平助で、現総帥で父と思っていた伊集院千岩に闇討ちで殺され、千岩は平助の子である自分を実の子である球三郎と一緒にわが子として育てた』

というもの。
これは大きな間違いで・・・じつは

『陣流拳法先代総帥陣平助の子は球三郎の方で、現総帥、伊集院千岩は闇討ち平助を殺し、その良心の呵責から球三郎を実の子大門の弟して、溺愛して育てた』


つうのが真実だったのでした


何でそう思い込んだかと言うとね、原作では、父ちゃん同様球三郎を猫かわいがりしていた大門兄ちゃんは、力で勝ち取ったものが次の総帥になるという陣流のオキテを回避するため、球三郎に跡継ぎの座を譲って、若くして家を出て自立しようとするのですが・・・・

いかんせん、田舎の美味しい空気に慣れた身には、昭和40年代の高度成長時代の汚染された都会の空気があまりに強烈だったのか、病になり、ひとり力尽きて入院という事態に陥り、最後の小銭で父に助力を請うが・・・


生まれてこの方病気一つしたことのない健康親父の千岩(たまちゃんのおにいちゃんの説)は、病は精神力で治るとでも思っていたのか、はたまた大門をさらに鍛えようと思っていたのか、球三郎は甘やかしながら、大門の懇願を蹴ったのであった。

病気と貧困に追い込まれ、精神を蝕まれた大門は、陣流でささやかれていた噂を真実と信じ込み、千岩を親の敵と、また球三郎をその敵の子と思いこみ、異常な精神状態のまま、関東から鹿児島までを自分の足で踏破し、千岩に誤った復讐をはたした。

そして、知らせを聞き学校から戻った球三郎(このとき高校3年生と言っていたと思うけど・・・だとしたらビクトリー戦のせいぜい1年前だよなあ)をも葬り去ろうと牙を剥くが・・・・前にも書いたとおり、ついうっかり落雷で折れた木の下敷きになるところを助けて自分が怪我しちゃったりする、ちょっと根性なしだったりします。


実写版では、父ちゃんが良心の呵責なのか球三郎可愛さのあまりなのか、大門を差し置いて球三郎を跡継ぎに指名したことに端を発して、誤解したというような展開になっています。


球三郎クン、お兄ちゃんに実は愛されまくっていて、憎しみも愛情の裏返しみたいな・・・・ああ、連載されたのが昭和40~50年代で良かったな。今だったら、絶対イベントに大門×球三郎本が並んでいるよ!!!・・・・orz


・・・・・て、このドラマが放送されてから、既に並んでいたりして・・・・


考えてみたら、別の組み合わせでも・・・・・・鶴亀鶴亀・・・・



さて、気を取り直して、応援の女の子以外で初めて登場した女性キャラ、女医さんに傷の手当をしてもらい、戦線復帰するアストロ超人たち。

この女医さん、辺見えみりが演じてまして・・・・もお、ホントに『うわ~、女だ!女の人だ!アストロの画面に応援団と飯屋のおばちゃん以外に女がいるよ~

なセンセーショナルなできごとでした。


あれれ


前に1度書いたようなことを書いてたら、既にかなり長く・・・


今回はここまで


それでは、『アストロ球団第7球~第9球・その2』でお会いしましょう

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