ナベッチーのエンジョイライフ

他人様からすれば他愛もないことでも、記憶にとどめておきたい事、感動したスポーツ、本、映画などを思いつくままです。

「サンシャイン クリーニング」 「動乱」  「エリン・ブロコビッチ」 

2012-08-08 11:43:07 | 映画(記憶に残したい映画、シーンなど)

「サンシャイン クリーニング」○ 2009年 初めてみる主演女優、エイミー・アダムスは、高校時代は、(サンシャイン) 輝けるチァーガールであったが、不倫相手の警察官から、事件処理掃除業を紹介される。ただのクリーニング業者ではなく、、死体処理やら、事件現場の後片付けのクリーニングである。それを取り巻く背景として、母親の死、ヘンな妹や、父親が登場して、最後は家族愛がテーマである。

「動乱」 ◎1980年上映 黒沢明 監督の助監督の経験もある、森谷司郎の監督作品。 高倉 健  吉永小百合の30年前の映画であるから、二人もまだ若い。2.26事件の経緯については、ただ、決起にはやる青年将校の暴動ぐらいのことしか知らなかった。それも、当時の権力に対しての反動であり、悪行だと思っていた。ところが、この映画を見る限りにおいて私の考え方も変わった。2.26事件のおこった4年前の5.15事件の影響もあり、軍と密着する政商との癒着、軍内部の腐敗を許せない、若手の青年将校が、暴動を起こしてしまった。また、当時の農村もひどい貧窮状況で、人身売買もあり、日本の行く末を思ってのことで、これが、正当化されていたら、日本は大きく変わっていたような気もする。歴史を知る上で参考になった映画であった。

「エリン・ブロコビッチ」 ◎ 2000年  ジュリア・ロバーツがバツイチで、日々の生活費に困り、子育てをしながら、弁護士の資格もないのに、公害を発生させる会社と、すさまじい、行動力と、勇気と、被害者への思いやりの心で立ち向かう。ジュリア・ロバーツの品の悪さを表にだしながら、大企業相手にぶつかっていく姿と、手助けする、弁護士との呼吸がよかった。 実際にアメリカでの公害裁判でもあったようで、題名のエリン・ブロコビッチが訴訟をおこしたようである。